「バカとブスこそ東大に行け」
と言う挑戦的なセリフで有名なドラゴン桜。
東大合格を目指す水野と矢島を中心とした高校生達の受験ドラマです。
2005年に阿部寛や、人気絶頂期の山下智久や長澤まさみがキャスティングされ、ドラマ化されました。
「バカとブスこそ東大に行け」
という割には
どこがブスなんだろう…
と思わせるようなキャストばかりです。
このドラゴン桜、原作漫画とドラマには設定に違いがあり、登場人物の東大受験の合否結果までも違いました。
こちらの記事では、水野や矢島は東大合格したのか?ドラマと漫画版との違いさらに、東大合格合否の違い詳しく解説しています。
Contents
ドラゴン桜、ドラマと漫画の東大合否結果の違い
ドラマでは
山下智久演じる矢島は
東京大学理科一類に合格
長澤まさみ演じる水野は
家庭の事情で途中受験を断念。
第2シーズンではその後1年浪人しその後合格となっています。
漫画では
矢島は不合格となり、その後浪人
水野は合格。
と、原作とドラマではかなりの違いがあります。
受かったのに東大に行かなかった山下智久
ドラマでは、矢島(山下智久)は東大に受かりました。
しかし、桜木(阿部寛)の影響か、東大に行かず弁護士資格を取るべく勉強を始めます。
なぜせっかく受かった東大に進学しないのかというと、先にも書きましたが、矢島は理系を受けていたのです。
弁護士になりたいなら文系じゃないでしょうか?
このドラゴン桜、東大に入ることのみを目標にしているため、序盤で
「1番簡単なのは合格定員も多く、暗記が少なくて済む、理系だ!」
と、桜木が言っていたので理科一類を受験しただけのことだったんです。
受かった先のことは考えていなかったのもすごい話ですよね。
しかし、これはドラマサイドの都合で、続編を作るために、第二の桜木を作ろうとしたのかもしれません。
桜木も東大に受かったあと、進学せず、独学で弁護士資格を取っています。
結局浪人して東大合格した長澤まさみ
セカンドシーズンで水野(長澤まさみ)は、浪人して東大に合格し、その後桜木弁護士事務所に入ります。
なぜドラゴン桜のドラマと漫画で違いがあるのか?
原作漫画では、受験や合格のテクニックがふんだんに散りばめられた受験漫画となってます。
しかし、ドラマのドラゴン桜は、受験や合格テクニックよりも、人間ドラマの方に焦点が当てられ物語が進んでいきます。
登場人物の成長や、受験生をとりまく人間模様など、テレビ向けの内容になっています。
ただひたすらに勉強しているだけの山下智久や長澤まさみじゃもったいないですよね。
矢島と水野の東大合否がドラマとは漫画で違う理由
テレビドラマのドラゴン桜が始まったとき、原作はまだ最終回を迎えていませんでした。
そのため、原作とは全く違ったものになったようです。
ですが、コンセプトや、受験テクニックなどはどちらも同じことを言っているので、全く違うわけではなく、それぞれ違う楽しみ方ができます。
ドラマ、ドラゴン桜の漫画原作にはない設定
原作にない設定は他にもあります。
矢島と水野は幼馴染というのも原作にはないものでした。
幼馴染という設定が加わることによって、山下智久と長澤まさみが仲良しという、ドキドキな設定でした。
さらに、矢島には普通に彼女がいます。
山下智久と新垣結衣が付き合っている設定です。
原作ファンからすると馴染みがないかもしれませんね。
原作漫画の絵を見ていただくとわかると思いますが、説得力や迫力がある絵ですが、ラブコメには向かない絵ですね。
偏差値30の学生である水野と矢島がなぜ東大合格を目指すようになったか
そもそもなぜ急に落ちこぼれの学生水野と矢島が東大を目指すようになったのか?
それは元暴走族の桜木の真っ直ぐで説得力のある話し方で、生徒にやる気を起こさせたからです。
桜木の名言はいくつもあります。
その中からいくつか紹介します。
どれも極論ですが、正論なので引きつけられます。
漫画ドラゴン桜
漫画のドラゴン桜は、ドラマとは違い、水野と矢島がひたすら勉強を教わっている印象です
ですが、2人の成長や心情の変化を細かに書かれています。
挫折も早く、初期の合宿で2人ともつらくて逃亡していますが、帰ってきます。
高校生活の青春ドラマにありがちな30人が出てきて1話ごとに誰かがなにか問題を起こして、解決していくものとは少し違います。
効率的に勉強していく2人を見て、本当に東大くらいなら目指せそうな気がしてくる!
という漫画です。
そして、桜木の説得力のある話も必見です。
「東大は簡単だ!」
と、主張します。
テンポも良く、サクサクと読めますし、時間がある方は読んでみてください。
なぜか東大を簡単だと思うようになり、東大を目指したくなるので注意です。
漫画ドラゴン桜2
2018年から漫画ドラゴン桜2が連載開始しました。
大学受験センター試験の廃止が決定したり、受験の方法自体が見直され始めた時ですね。
しかし、
「東大なんて相変わらず簡単だ!」
と、相変わらず挑戦的です。
新しい受験へ対応すべく、アップグレードされた内容になっています。
スマホアプリもガンガン活用します。
ドラマ、ドラゴン桜のキャスト
生徒キャストは
中尾明慶
小池徹平
新垣結衣
紗栄子
と、ブスはいません。
ドラゴン桜に出演した新垣結衣
新垣結衣はなんとギャル設定です。
逃げ恥で可愛い新妻を演じた新垣結衣のギャル姿は見応えがあります。
しかし、当時のギャルからは
「髪の巻きが甘い」
「メイクが薄い、まだやれる」
と、厳しい目で見られていました。
ギャル全盛期の時代でしたね。
ドラゴン桜に出演した紗栄子
まだ結婚前の紗栄子です。
可愛かったですがこのあと
ダルビッシュと結婚して
慰謝料をめちゃめちゃもらって離婚する
なんて、誰も想像してなかったことでしょう。
ドラマ、ドラゴン桜セカンドシーズン
2021年4月からドラゴン桜セカンドシーズン放送です。
大学入試センター試験が廃止され、2021年1月から大学入学共通テストに変わりました。
こちらにともない、ドラゴン桜セカンドシーズンでは新しい受験対策を取り扱います。
学生や、受験生の子をもつ親は必見の内容ですね。
そして、セカンドシーズンでは長澤まさみ、阿部寛が続投です。
前回の生徒役キャストは全員その後人気役者になりましたから、セカンドシーズンの生徒役もブレイク間違いないでしょう。
期待できます。
まとめ
ドラマ、ドラゴン桜では矢島と水野どちらも東大に合格しています。
漫画、ドラゴン桜では矢島は不合格、水野は合格となっています。
「偏差値30の学生が1年で東大に合格するなんて、所詮フィクションだなあ」と思いましたか?
そうかもしれません。
ですが心理学の研究では、死ぬ直前に後悔が少ない人は、何かに打ち込んだ経験が多い人だそうです。
結果はどうであれ、一生懸命取り組んだ受験は素敵な経験になるでしょう。
ドラゴン桜は、挑戦するということの大切さを思い出させてくれますね。
最後に・・・
頑張れ受験生!
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