テニス界で活躍している大坂なおみ選手が、会見拒否した理由に賛否の声が寄せられています。
会見しないのは精神衛生上の理由であると言っているのですが、この声には日本、海外の反応共に複雑な内容になっています。
時に強い非難を浴びせて眉をひそめられてしまうような発言をするメディア、たしかに気持ちはわからんでもありません。
しかし一方では、質問する側の品性はともかくとしても、そういった声にも回答していく精神力もプロスポーツ選手には求められていますよね。
様々な意見が集められている大坂なおみ先週の会見拒否、どんな意見があるのかをご紹介しましょう!
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大坂なおみ会見拒否!海外の反応では賛否が寄せられる
大坂なおみ選手の会見拒否は海外ではどの様に評価されているのでしょうか、実際に見てみると賛否の声があがっていました。
海外の反応はどんな感じ?
海外の反応として、まずは一般的なファンの声を見てみると、結構記者会見拒否への姿勢に対して賛成意見を出している人が意外にも多くいました。
「大坂なおみ選手には自分が正しいと思うことをして欲しい」「試合後の記者会見に対して疑問を持っている」という意見が多いのが特徴です。
賛成するファンは大坂なおみ選手そのものの性格や、あり方を受け入れて意見を言っている様な雰囲気なのが印象的でした。
一方でもちろん反対するファンも多く「プロスポーツ選手としてメンタルコントロールができるのは当然」や「決まりどおり無難に過ごす方が良い」など。
彼女のことは好きだけど、今後のことを考えるとやっぱり会見拒否はやめたほうが…という意見ですね。
冷静に大坂なおみ選手の将来を心配しているファンが多いのがわかります。
海外アスリートからは批判的な意見が多かった!
さて、ではさらに、海外のプロの選手達からはどんな反応が返ってきてるのでしょうか?
殆どのテニスプレイヤーや関係者が、確かに記者たちの質問などには不快な部分がある、と同意見を持ちつつも批判的な意見を寄せています。
まず同じテニスプレイヤーで、一度記者会見を開かず罰金を支払っているジョコビッチは「会見に応じることもスポーツの一部」としていました。
ラファエル・ナダルは「メディアがいなければ今の様なアスリートではいられない」アシュリー・バーディも「会見は仕事の一部」と話しています。
どちらかと言うと海外アスリート側は、あくまでビジネスとして記者会見を開き、プロとして仕事をするだけだ、という姿勢ですね。
批判というよりは若い選手を諭すような言い方でした。
罰金払ってでも会見しません!最大2万ドル!?
実はこの会見なのですが、きちんと4大大会ルールとして、選手は試合後30分以内に記者会見をすること!と決まっています。
怪我などでどうしても会見ができない場合を除き、記者会見をしないと最大2万ドル、日本円で220万ほど罰金として支払うことになっているんです!
具体的な前例としては、先程のジョコビッチ選手が2019年の大会で失格になった後、記者会見をせずに7500ドルの罰金を支払っていました。
そこまでの大金を支払ってでもしたくない!というのは相当の覚悟でもありますが、金で解決してしまうのもなんだかいい気分はしませんよね。
大坂なおみが会見拒否する理由って何?テニス連盟は非難
会見拒否について詳しく解説すると、5月27日に大坂なおみ選手自身のSNSで「大会の間は全部の記者会見をしません」と言い切ったということです。
先程も解説したように大会中は必ず記者会見をすると大会の規則として定められていて、スポンサーなどもここで背景やユニホームの宣伝ができるポイントです。
つまり大坂なおみ選手が会見を拒否し、お金を払ってもやらない、ということは、大会の規則に大きく背きスポンサーを裏切る行為でもあるということ。
でもそこまでして会見したくないのってなぜなんでしょうか?
会見拒否の理由は「メンタルヘルスを守るため」
大坂なおみ選手本人が語っている会見拒否の理由として、メンタルヘルスによくないから、が挙げられています。
確かに試合終了後30分以内となると、試合時の感情が良くも悪くも記者会見に響きますし、嫌なことを聞かれることも多くあります。
また質問する記者たちの質問も洗練されたものではなく、同じことを何度も答えたり、それこそ聞かれたくないことも聞いてくるとしていました。
確かに気持ちはわかるんですが、それはそれであり、ビジネスとして記者会見は必要、というプロたちの言葉がかなり大きいことが分かります。
テニス連盟モレトン会長大激怒!
この発言で最も怒っているのは主催側でしょうね。
フランステニス連盟のモレトン会長は当然大激怒で、個人的には絶対的な誤りであり受け入れられないとしています。
もちろん規則に則って罰金や罰則を例外なく科すと姿勢を見せていました。
まあ当然です、規則で記者会見をするようにとしているのに、一切記者会見はしませんと宣言されたら顔に泥を塗られているようなものでしょう。
大坂なおみの会見拒否って日本ではどんな感じなの?
まずは日本のプロテニスプレイヤー代表の錦織圭選手は「彼女が病んでいるなら…」としつつも「大会プロモーションとして選手がすべきこと」としています。
「お金をもらっていて、様々な人達が関わってくれてるのだから、やはり記者会見はしないといけないんじゃないかなと思う」という発言は、やはりプロです。
やはり日本のネット掲示板などでは厳しい批判意見が多く「アマならともかくプロとして失格」「プロに会見拒否賛同する人はいない、そういうこと」など。
元々大坂なおみ選手について日本では好き嫌いが激しいのもあり、今回の一件で「やっぱりな」といったニュアンスの意見も見ることができました。
あまり、というよりかなり悪い印象が強いことがわかりますね。
まとめ
プロか観客かでも見方が変わってくる、大坂なおみ選手の会見拒否の理由ですが、内容としては会見拒否したくなる理由はわかります。
ただ他のプロ選手も言っている通り、そういった部分にも対応をきちんとできるかが、プロとして重要な部分ともいうのもわかります。
一番早いのがメディア側の記者の質の向上なのですが、こういった面はなかなか成長しないもので、それも難しいものです。
丁度大変な時期に入ってしまったスポーツ界のメディア事情、これからしっかりとチェックしていきたいですよね。
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