宮崎吾朗さんはスタジオジブリの宮崎駿さんの息子さんです。
しかしながら監督脚本を努めたゲド戦記の評価は最悪、おまけに風評被害で才能がないと言われる始末で複雑な気持ちになりますよね。
そんな宮崎吾朗さんはゲド戦記以外の映画の監督作品は担当しているのでしょうか?
また現在は一体何をしているのかも気になりますよね!まとめてご紹介いたします!
Contents
宮崎吾朗は才能ない!?現在何してる?
宮崎吾朗は才能がない!というには実はちょっと早く、コレにはまずとんでもない理由がありました。
確かに映画がひどかったということは簡単なのですが、その事情を知るといくらなんでも…という気持ちも生まれてきます。
一体宮崎駿監督は息子に何をさせたんでしょうか?
ド素人なのにアニメ映画をやることに…
こき下ろされていたゲド戦記で、噂によれば原作者が大激怒したという噂も飛び交う始末。
しかし酷さはごもっともで、なんとアニメ関係経験未経験のド素人の時に、宮崎吾朗さんはいきなり監督を任せられてしまっていたのです。
もちろん周囲からも大反対だった上、宮崎駿の方はノータッチを決め込みました。
そして制作されたのがゲド戦記であり、名前だけで売れた映画として非常にひどいスタートになったのです。
才能がない以前の状態からの成長
建築業をやっていた経験からコンテは少しだけ描ける程度だった宮崎吾朗さんですが、2作目コクリコ坂までの4年で一気に成長しました。
映画監督としての基礎を身に着け、ゲド戦記より成長し全体的に良くなっていて、期待の新人監督としてようやくスタートに立てたんです。
そして父親の影響から逃れるため、別のアニメ制作会社に務め、山賊の娘ローニャが作られたのでした。
現在は何をしているの?
中国の映画の制作監修や吹き替えなどのお仕事でしばらく監督活動はしていませんでした。
しかし2021年4月29日、映画として「アーヤと魔女」が上映されます!
なんと企画が宮崎駿さん、監督が宮崎吾朗さんと親子作品となっていて、ある意味では親子共演とも言える作品なんです!
この試みは初めてのことなので、一体どうなるのか2021年4月8日現在ではわかりませんが、期待の一作となりそうです。
宮崎吾朗監督作品と評価は?
昔はアニメーターになりたかったものの、お母さんに「それだけはやめて」と泣かれたという話もある宮崎吾朗さん。
では実際上映した映画や、監督を務めたTVアニメの評価はどんな感じだったのでしょうか?
詳しい評価を見ていきましょう。
ゲド戦記
第1作の映画であり、全くの素人だったころの作品となるのがゲド戦記です。
実際に見た人の評価はひどいもので、とにかく主人公が沈み込んでいて愛着が湧きにくいこと、そして淡々とした会話が取り上げられていました。
原作を知っている人からの評価は特に最悪で、原作への冒涜であるという厳しい声もあったほどです。
同時にジブリへの裏切りでもあると述べている声もありますが、建築の良さはガチという声も。
やはり元々建築関連の仕事をしていたことから、得意な分野は光っていたという見方もできます。
コクリコ坂から
反省点を活かして経験を積み、ゲド戦記での酷評が色濃いにもかかわらず、監督として完成させた作品が「コクリコ坂からです。
印象が最悪な状態で映画が封切られることとなったのですが、見てみると前回より良くなった!という声が多くありました。
もちろん賛否両論ではあったものの、前回がひどすぎたこともあり、今回の成長は非常に大きなものとなりました。
同時に将来が楽しみと言われるレベルの「新米監督」として世の中に受け入れられるようになったのです。
山賊の娘ローニャ(テレビアニメ)
宮崎駿の影響を受けないように新たなプロデューサーのもとで作成された作品が「山賊の娘ローニャ」となります。
アニメCGをフル活用し、子どもたちに見て欲しいという願いがこもっていました。
最初の頃はマンネリでつまらないという声が多かったのですが、後半になってくると面白くなってくるとの評価が多くありました。
監督とともに成長をし続けた作品ともいえそうですね。
宮崎吾朗は本当に才能がないの?お父さんが立派すぎる
実際の所、映画監督よりも建築家や作詞など、脚本以外の部分は評価が高い印象の宮崎吾朗さん。
しかしながら世間としてはやはり「宮崎駿の息子」という言葉が印象強く、どうしても宮崎駿さんと比べられてしまいがちです。
そのためどうしてもゲド戦記の評価は低くなっており、その印象があまりに後に引いてしまっているのも事実です。
才能が無いのではなく、才能を活かせるパートが脚本ではない、そしてお父さんが立派すぎるというのが正直な所。
お父さんの呪縛と言うと聞こえは非常に悪いですが、ぜひ才能が活かせるパートでその能力を発揮して欲しいと言えますね。
まとめ
宮崎駿の息子である宮崎吾朗さんは、才能がない…のではなく、才能が活かせるパートが父親と違うということがわかります。
評価できる場所はたくさんありますし、監督としての能力も持ち合わせていることは確かなのです。
そのため今後の宮崎吾朗さんの特性を活かした場所で、その能力を是非発揮して欲しい人物ですよね!
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