「レペゼン地球」から「candyfoxx」に改名したYouTubeでも強い人気を誇る音楽グループがあります。
このcandyfoxxの楽曲「カレーポリス」がなんとインドで大炎上したんです!
日本のアーティストが、日本ではなく海外で炎上してしまうのはなかなか恥ずかしいものがありますが、そもそもどうしてこんなことに?
candyfoxxって一体どんなグループだっけ?
なんて疑問を解決しながら、この話題をご紹介していきましょう!
Contents
candyfoxxカレーポリス大炎上!
CandyFoxxはDJ社長率いる、You Tubeの音楽グループです。
前グループであった「レペゼン地球」時代には250万人以上のチャンネル登録者数を誇っていましたが、改めて活動を始めることになり、今の形になりました。
そんな彼らの5番目の楽曲が「カレーポリス」なんです!
candyfoxx「カレーポリス」って何?
正式楽曲名は「Namaste!! CURRY POLICE」で、楽曲の大まかな世界観としては、あるインド人が世界中にカレーを広げる「カレーポリス」となるという物語です。
様々な国に行ってカレーポリスとして、カレーを広めていくドタバタコメディのようなイメージで作成された楽曲でした。
しかし蓋を開けてみると、インド人への偏見と侮辱に満ちた歌詞の内容であったことから炎上、低評価が高評価の2倍というとんでもない数値を叩き出したんです!
一部の人間にとっては小さい偏見かもしれませんが、ほとんどの人にとってはかなり過激な内容でした。
詳しくはもう少し先でご紹介します!
ファンもアンチも大炎上
さて、アンチはもちろん、流石にファンもこの曲には批判的でした。
日本国内のことならともかく、海外のことであればきちんとその国について調べてから歌詞を書いたほうが良い。
インド人を差別するような(偏見が強い)歌詞を書くのはいかがなものか。
など、様々な場所や国から、国内外ファンアンチ問わず厳しい意見がコメント欄に並んだのでした。
これだけの大炎上は近年そうそう多くなく、下手すれば外交問題にまで発展しかねないとんでもない内容であったことが分かります。
candyfoxx・DJ社長謝罪へ
2021年5月5日に曲の投稿、7日午後に公開を停止した後、8日にはDJ社長自ら英文の静止画による謝罪動画を投稿しました。
「動画について謝罪したい、インドのコメディなどがとても好きなので、皆さんを楽しませたかった」
「無知なばかりに逆の結果になってしまった」
「もっとインドの文化や価値観を学んで、本当に笑ってもらえるものを作りたい」
との内容の動画となっており、今回の件は自らの無知が原因であり、心から謝罪したいという思いが込められていました。
candyfoxxのDJ社長や楽曲の何がまずかったの?
カレーポリスの炎上を受けて、公開2日で非公開、そして翌日に英語での謝罪コメントを静止画像で表示した「謝罪動画」を投稿しています。
インドが大好きで、コメディ映画のような作りにしたかった、というcandyfoxx・DJ社長のコメントから見ると、好きであることは少なからず本当であることが分かります。
しかしその愛情はちょっと間違えていたようで…一体何が間違っていたのでしょうか?
PVの内容やネットのコメントなどから、大きく分けて2つの内容が取り上げられています。
偏見に満ちた内容が酷かった
まずは何よりも、インド人に対する偏見とも言える歌詞が数多く取り上げられていたことです。
インド人は偽のチケットで船などの公共の乗り物に乗る、カレーばかり食べている、など偏見、いわゆるステレオタイプが非常に多く描かれていました。
実際これに関してはインド本国の人からも、いくらなんでもステレオタイプがすぎる、とコメントされています。
ステレオタイプも度が過ぎれば大きな差別に繋がってしまいますし、しかもマイナスの偏見が歌詞にされているという部分が最悪とも言える選択でしたよね。
宗教や宗教観を理解していなかった
もう一つは宗教観についてです。
日本人的にはガネーシャ(像の姿をした神様・詳しくは後述)がアラジンのランプから出てくるのはちょっとビジュアル的に面白いと思うかもしれません。
しかしながらインドではガネーシャ神は学問と商業の神様で、非常に馴染み深いとともに、信仰を非常に集めている神様です。
日本とインドでは当然宗教観が全く異なっており、日本の宗教感で海外に行くと驚くことばかりの文化が根づいています。
そのためインド人にとって、ガネーシャ神を気軽に歌詞にランプから出てこさせるなんて、とんでもない不敬なのです。
他にも宗教への偏見もあり、インド人に対する偏見と共に、タブーとも言える部分に触れてしまっているんですね。
「炎上も1つの宣伝」とはいかないみたい…
元々レペゼンやDJといった言葉からわかるように、ラップなどを軸にした音楽グループであるcandyfoxx。
こういった音楽の歌詞は周囲に攻撃的であったり、挑戦的であることも少なくないことから、candyfoxxはちょっと開き直った発言が多かったと言います。
確かに彼らが持っている音楽の姿勢として間違っておらず、意見が良い意味でぶつかり合う炎上であれば、本人たちの目的達成でもありますよね。
しかし今回ばかりは、先にも挙げたように内容があまりにも過激であり、批判的な部分を中心としていたため、そうも言ってられなくなってしまいました。
「炎上も1つの宣伝」ではありますが、これでは炎上商法以上の部分で叩かれるのも仕方ないことですよね。
まとめ
カレーポリスこと「Namaste!! CURRY POLICE」がその中身の偏見や、敬意のない描写の仕方から大炎上し、削除されました。
大雑把なストーリーは明るいものでしたが、しっかりとその歌詞を見ていくと、こればかりはなんとも言えない空気になってしまいます。
社長からは謝罪と動画削除があったものの、今後のcandyfoxxの活動は非常に危険とも言えるでしょう。
やはり知らないものを作品の題材にする時は、できる限り相手のことを知識として入れておくことがいかに大事なのかが今回よく分かる事件でした。
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