鬼滅の刃に出てくる植物の中で重要な意味を持つものが、青い彼岸花と藤の花。
最終回まで謎が保たれ続け、様々な考察が世間をにぎわせました。
死の間際になったとき、人も鬼も見ることが多い走馬灯。
炭治郎も下弦の伍・累との死闘によって体験することとなります。
走馬灯はその人の記憶や経験から迫る死を回避する方法を探しているのですが、炭治郎の走馬灯に実は青い彼岸花が登場しているのです。
実在することは確認された青い彼岸花ですが、謎が残るその正体は何なのか。
また、もう1つの謎の植物 藤の花。
鬼が嫌う花として登場するのですが、その理由の一つには花言葉が関係するともいわれています。
藤の花に込められた意味を考察していきます。
漫画のネタバレを多分に含みますのでご注意ください。
Contents
走馬灯から実在は確認できるが正体がわからない、青い彼岸花
青い彼岸花は鬼の元締め 鬼舞辻無惨が平安時代に人であったころ、病気を治すために摂取した薬の原料です。
鬼舞辻無惨は病弱で、20歳になる前に死ぬと宣言されていたのですが、この薬で克服します。
しかし同時に人の血肉を食べるようになり、結果、鬼になっていることが判明しました。
鬼は日の光を浴びられません。
そこで鬼舞辻無惨は青い彼岸花を探し、薬を作ることで完全な生命体になろうとしていました。
けれども平安時代から約1000年、鬼はその存在の確認もできず、見つけられませんでした。
青い彼岸花について、最終回のネタバレ!
原作最終回を迎えてその正体が明らかになりました。
青い彼岸花とは1年のうちに2~3日、昼間にのみ咲く花ということでした。
日光の元で活動できるようになりたいのに、日光のした収穫しなければいけなかったとはなんとも皮肉なことです。
最終回は、炭治郎たちの子孫と思われる人々の生活がつづられています。
その中に、植物学者の嘴平青葉が、青い彼岸花の育成をしていたが、ミスですべて枯らし、謝罪会見をしているシーンが見られます。
その中、描かれている花の形状から、公式に言われているわけではありませんが、青い彼岸花は昇り藤の花だと考えられています。
鬼の天敵である日光に、藤の花。
両方そろっていたら鬼が手に入れることなどできませんね。
鬼滅の刃の重要植物 藤の花の意味には花言葉も関係?!
鬼滅の刃の世界では、鬼は一貫して藤の花を苦手としています。
しかし、藤の花が苦手である理由ははっきりと書かれませんでした。
作中の描写から、以下の理由が挙げられています。
藤は鬼の苦手な日光をたくさんあびているから。
藤の花は日光が好きな好日性植物であるため、直射日光の当たるような場所に多く存在します。
そのため、鬼の嫌いな位置に咲くこととなり、場所からして苦手な植物になるのかもしれません。
鬼は藤の花の匂いが嫌いなのではないか。
単純に、匂いが鬼の不快感をあおるという理由もあります。
作品の中に、藤の香り袋を持つだけで鬼除けになるというシーンがありました。
さらに、藤の花のお香を消した途端鬼が侵入してきた、というエピソードもあります。
このことから、藤の花の匂いは鬼にとって生理的に相当嫌なものであることが分かります。
藤は毒をもつため、鬼に効くのではないか。
藤の花は吐き気やめまい、胃痛などを引き起こす原因となります。
胡蝶しのぶはこの毒で鬼を倒していましたね。
具体的にどう毒が回ってくのかは明らかになりませんが、藤の毒が大いに鬼に有効であることが判明しました。
藤の花言葉「決して離れない」
たおやかで雅な印象を持つ藤の花。
実際、優しさ、歓迎、恋に酔うなど、忠実で美しい意味合いの花言葉となっています。
しかし藤の花はつるがあり、木に巻き付いて絶対に離れない様子から、決して離れないという花言葉も持ちます。
鬼を逃がさず、じわじわと追いつめていくスタンスを表しているとも考えられ、少し怖いですね。
【まとめ】青い彼岸花の正体と藤の花の意味の考察!
初期に登場してから、ずっと謎に包まれていた鬼の希望である青い彼岸花。
その正体は、1年に2~3日、昼間しか咲かない花で、具体的には、昇り藤が第一候補として考えられています。
また、鬼が苦手とする藤の花の理由の考察もしてきました。
匂いが苦手であること、毒が有効であること、日光に存在し鬼と対極の存在であるためである、ということが考えられました。
さらに、藤の花の花言葉からも、鬼に対する執念のようなものを感じ取ることが可能です。
作中明らかにならない設定もありましたが、青い彼岸花のようにその正体がわかってすっきりした設定もあります。
設定をわかったうえで、もう一度作品をチェックしてみると面白いかもしれません。
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