鬼滅の刃の映画が絶好調で、リピーターも多い理由、それが300億の男こと「煉獄杏寿郎」(れんごく きょうじゅろう)です!
コマーシャルで主人公炭治郎が名前を叫ぶシーンが耳に馴染んでしまったファンも多いのではないでしょうか。
母親から受け継いだ名言を胸に、自らも心に残っていく名言を残していった存在感の強い男。
そんな彼の「よもやよもや」からの「穴があったら」はもちろん、「時間の流れは止まってくれない」など。
まさに名言の嵐、煉獄杏寿郎の心に刺さるセリフたちをまとめてみました!!
Contents
おなじみ「よもやよもや」「穴があったら入りたい」について
炭治郎にドン引きされるレベルでひたすら弁当を食べまくる男として存在感が非常に大きい煉獄さん。
丁度映画版に当たる無限列車編での微笑ましい一コマですが、ここからが死闘の始まりでした。
なお公式ファンブックによれば弁当は牛鍋弁当とのこと、確かに一点を見ながら無心で食べている理由も頷けますね。
下弦の鬼・魘夢の策略にハマっていた!
無残のパワハラ会議の生き残り、魘夢(えんむ)によっていつの間にか術中に落ちてしまった炭治郎たち。
懐かしい人達の風景を見せつけ、心の傷を抉っていきます。
しかしかろうじて目を覚ました炭治郎は戦いに赴きますが、殺されかけてしまう大ピンチに。
「よもやよもや」になりながらも駆けつける
そこで目を覚ました煉獄さんが炭治郎たちの援軍に駆けつけます。
下弦の鬼であり、無残の血を得ている相手の能力とはいえ、眠らされてしまっていた彼が言い放ったのがこのセリフです。
「よもや」とは「まさか」という意味、つまり「こんななっていて「まさかそんな」だ」といった意味合いですね。
柱として不甲斐ない!!穴があったら入りたい!!
そしてそのセリフから耳に馴染んでいるこのセリフに切り替わります。
一応「穴があったら…」とは、「恥ずかしくてしかたない」といった意味合いであり、柱として恥ずかしい!と言っています。
しかしここが男の見せ所、表情は堂々としており、状況を楽しんでこれからの戦闘に向けて気分が高まっているのがわかりますよね。
実際CMなどで聞いても、堂々とした声にはっきりとした意思を感じ取ることができます。
どれだけ心が挫けても立ち上がれ「心を燃やせ」
無事に魘夢を撃破した一行、しかしそのあとに上弦の鬼・猗窩座(あかざ)が炭治郎&煉獄一行に立ちふさがりました。
致命傷を受けながらもなんとか猗窩座の戦いを凌ぎ、乗客乗務員誰も犠牲者を出さずに戦闘を終えます。
もう最初の段階から既に自分自身が犠牲になるかを察していたかのように。
止血してくださいと懇願する炭治郎に自分ははもうすぐ死ぬと告げ以下のように言葉を続けます。
どんな事があっても前を向け
ショックを受ける炭治郎に、後輩を守ることは当然だとし、どんな事があってもひたすらに前を向けと叱咤激励を送ります。
それが自分の無力さに打ちひしがれようとも、どんなに辛いことがあろうとも、それにめげず生きていけ。
自分は柱であり、誰かを守っていくために戦っていることを誇りとして、戦っていた。
そして鬼をいつか殲滅するために戦っていくだけでなく、自分の生き方に正面を向いて生きていくことが大事だと言いました。
燃やすべきは憎しみではなく、心と意思
それは心が強いだけではとても為せるものではありません。
自分のしてきた道を信じ、そして与えられてきた責務を全うするという強い意思の力も必要なのです。
だからこそ、その情熱のために心を燃やし、自分自身に与えられた使命に命を燃やす。
それが鬼殺隊だけでなく、人間として生きていくために必要な「力」でもあるといえます。
足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない
更に煉獄さんは炭治郎達に続けて語りかけます。
いくら足を止めて、何もできないのだと諦めてじっとしていても、時間は無情にも流れていくのだと。
大きなショックや嫌なことが起きた時、私達も感じてしまうのが「もう全て終わらせて思考停止してしまいたい…」ということです。
それを見透かしたように煉獄さんは淡々と続けるのでした。
時間は寄り添ってはくれない
時薬という言葉があります、それは愛する人の死などを和らげてくれる、時間の流れのことを言います。
このように時間は確かに人間に寄り添うように見えますが、実際はそうではありません。
あくまで時間の流れが少しずつ、生きている人を前進させる様にお手伝いしてくれるだけに過ぎないのです。
共に寄り添って、時間が止まってくれるわけではありません。
炭治郎たちが「柱」となる日のために
先輩であるからこそ、若い後輩を守り、後の守り手として生かしていく。
上司としては最高の上司とも言える一言であり、炭治郎たちの将来を本当に考えてくれることがよくわかりますよね。
今回は自分、そして次は炭治郎、戦いが終わらないならば炭治郎の後輩、と命を繋いでいるんです。
信じるということ与えるということ
だからこそ煉獄さんは言葉を残してきました。
炭治郎たちであれば、この柱の遺志を引き継ぎ、目的と使命をやり遂げてくれる。
そう信じて炭治郎たちに未来を託したのでした。
映画や原作の煉獄杏寿郎の名言は母の名言から生まれた「至言」
さて、自らの全てを捧げ、主人公たちに未来を託した彼の名言、一体この意思はどこから来ていたのでしょうか。
それは煉獄さんのお母さんが託した言葉、名言から生まれてきた「輝き」でした。
強く生まれたものは弱きものを助けるために在る
どうして自分が他の人より強く生まれたのかわかるか?と回想シーンでお母さんが幼い少年に問いかけます。
それは弱い人を助けるためであり、多く才能を持った人は、その力を世の中のために使う定めがある。
その力で人を傷つけたり、自己満足だけにすがったりするような生き方をしてはいけない。
なぜお母さんがこういったのか、それは既に余命幾ばくもなく、煉獄さんを信じての大事な言葉なのでした。
父親に送った一言は強く優しい一言
奥さんを早くに亡くし、力が無いと嘆いて酒を飲み、そして息子に辛く当たっていたお父さんが、煉獄さんにはいます。
そんな彼に、恨みつらみを残したくもなるのが人の心が抱える性でもあります。
しかし父親に対して遺した一言は、体を労るものだけ。
この一言から、家族が大好きだったこともよくわかります。
同僚に愛された男
もう一つ注目しておきたいのが、他の柱の反応です。
特に普段淡々としている伊黒のたった一言が、更に彼がどれだけ他のメンバーに信じ、慕われていたかもよくわかります。
名言を作る男だから、ではなく、他の仲間にも愛されていたからこそ、名言を発する説得力を持っていたと言えるでしょう。
自分に与えられた力を弱き者を守るために
そのためか、煉獄杏寿郎という男は、柱といわれる強い存在であるために、無限列車でその力を発揮します。
まだ育っていない後輩、戦う方法を持たない乗客や乗務員、彼らを全員被害者を出さずに守り抜く!と断言したわけです。
母親から母親になれてよかった、と言われた彼は、自分の持つ定めに従い、自らの意思で戦ったんですね。
俺はちゃんとやれただろうか、やるべきこと果たすべきことを全うできましたか?
最期に心の中で母に問う煉獄杏寿郎。
その答えは、この一言でした。
【名言集】煉獄杏寿郎や母の心に刺さるセリフまとめ!「よもやよもや…」「穴が…」まとめ
果敢に戦う煉獄杏寿郎。
名言を通して、何よりその存在感と、魅力がよくわかります。
それにはお母さんの言葉、自分の意思、そして熱い想いが託されていましたよね。
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