週刊少年ジャンプで絶大な人気を誇っていたスポーツ漫画「スラムダンク」。
ストーリーの面白さに加え、印象に残るようなセリフが多く、スラムダンクのファンだけでなくいろんな方が使っているのを目にします。
そんなスラムダンクですが、アニメ版の打ち切り理由がやばいといわれています。
また、漫画では全267話ですが、アニメでは全101話と漫画に比べ少なく、放送期間も発表期間に比べ早く終わっています。
なぜ、人気であったスラムダンクのアニメは打ち切りになってしまったのでしょうか。
そして、漫画の何話までがアニメになって放送されたのでしょうか。
そこで今回は、アニメ「スラムダンク」の打ち切り理由や最終回などについてご紹介します。
Contents
アニメ「スラムダンク」の打ち切り理由とは?
アニメ「スラムダンク」の打ち切り理由には「作者と編集部間でのトラブル」があげられます。
というのも、アニメのエンディングには山王戦まで放送されるかのような映像になっており、アニメでは登場していない全国編のキャラクターなども描かれています。
そのため、エンディングを見る限りは、作者である井上さんの中で山王戦まではアニメでも放送すると考えていた、又はすでに制作が始まっていたのではないでは思います。
作者と編集部間でのトラブル1:確執
これは有名な話で、作者と編集部の間では確執がありました。
井上さんはインターハイの組み合わせを作った時点で山王戦が最後と決めていたと言っており、編集部はそれに反対していたといいます。
それもそのはずです。
こんなに人気絶頂な漫画を途中でやめてしまってはもったいないと思いますし、ファンからしてももっと続いてほしいと思いますよね。
しかし、漫画はインターハイ2回戦の山王戦で話が終了しています。
そして、アニメでも漫画の影響や番組改編の時期も近づいていたため、オリジナルストーリーで間を持たせた後に打ち切りとなりました。
もし、漫画が山王戦以降の話が続いていればアニメの打ち切りもなかったはずです。
ですが、井上さんの中では山王戦以上に面白い試合を描くことができないと思い、作品にとって最高潮の状態で終わらせたいという思いがあったと言っています。
これは、井上さんが作品を思ってのことなのでしょう。
作者と編集部でのトラブル2:版権
他にも「ゲームなどの版権を巡って」のトラブルもあったそうです。
本来はもっと勝ち進む予定で連載していました。
ですが、連載中に井上さんの関係者と編集部の間でゲームなどの版権を巡ったトラブルが起こりました。
その結果、集英社幹部である鳥嶋さんが
「だったら、もう連載をやめてしまえ」
という一声があり、終了が決定したといういきさつがあります。
この一言がなければもしかしたらアニメでも全国編が放送されていたかもしれませんね。
【アニメ】スラムダンクの最終回
アニメ「スラムダンク」の最終回は、全国大会に向けて行われた練習試合「湘北VS翔陽・綾南戦」。
練習試合にてようやく決まった「桜木花道」の合宿シュート。
練習試合相手でもある混成チームはもちろん、見方からも偶然起こったシュートだと思われていました。
ですが、次々と合宿シュートを決め、桜木花道は持ち前の身体能力とリバウンドを制し、スコア差を詰めていきます。
最後にはサブタイトルにもある「栄光のスラムダンク」を豪快にかまして逆転勝利をします。
そして、「さぁ~これから全国大会だぞ!」という部分で終了しています。
アニメでは、惜しくも練習試合が最後となっています。
ですが、漫画ではまだ話が続いており、最終回は全国大会であるインターハイの2回戦目にあたる「山王戦」が最終回となっています。
アニメ「スラムダンク」の最終回は漫画の何話?
漫画では「山王戦」がラストを飾っています。
ですが、アニメでは「練習試合『湘北VS翔陽・綾南戦』」がラストとして描かれていました。
実は、アニメのラストは漫画とは全く異なり、オリジナルストーリーとなっています。
そのため、アニメの最終回は漫画には一切描かれていません。
ただ、全く異なるのかというとそうではありません。
アニメの最終回のラストで駅のホームで集合しているシーンがあります。
そのシーンは、ちょうどインターハイへと向かうシーンになっています。
このシーンは、漫画の22巻の終わりと一致します。
もし、アニメの続きを見たいという方は漫画の23巻から見ると続きを見ることができます。
【まとめ】アニメ「スラムダンク」の打ち切り理由には作者と編集部のトラブル
今回は、アニメ「スラムダンク」の打ち切り理由や最終回、ラストについてご紹介しました。
アニメ「スラムダンク」は、全101話の全国大会前で終了しています。
ですが、漫画では描かれていないオリジナルストーリーもあるため、その分アニメでも楽しむことができます。
ただ、こんな面白いアニメを漫画で描かれていた全国大会まで描かれていないのは残念です。
また、その理由が作者と編集部間のトラブルとなればなおさらですよね。
トラブルはどこででも起きうることではありますが、人気の漫画である分こんな終わり方はファンからすると少々いただけませんよね。