最近では大人でも趣味を楽しむため、健康を考えてなど習い事をする方が増えてきました。
大人になってこそ楽しむことができる習い事もあり、日々の生活の中にもワクワクとした気持ちを持つことができますよね。
ですが、そんなワクワクとした気持ちを持つ一方で「習い事がつらい」「仕事が忙しくて集中できない」という方もいます。
そのため、辞めたいと思う方もいらっしゃるわけですが、なかなか一言の「辞めたい」が言えずにズルズルしてしまいます。
習い事を辞める時の理由やマナーなどはあるのか、メールや手紙、電話ではダメなのかなど様々な悩みはあります。
そこで、この記事では、辞める際の理由や言い方に加え挨拶時に菓子折りは必要なのか、また子供が辞める場合などをご紹介します。
Contents
習い事を辞める時のマナーや言い方について
習い事を辞める際には、直前に伝えるのではなく1ヵ月前から伝えなくてはいけません。
これは、直前であった場合相手への迷惑になってしまう可能性や金銭面でのトラブルにならないようにするためです。
また、マナーとして個人経営をしている教室であれば口頭で伝えるのが基本となります。
ですが、大手の教室である場合は口頭ではなく電話での受付をしている所もあるのでホームページや冊子などの規約を確認する必要があります。
直接では引き止めに合うのではという方もいらっしゃるかと思いますが、「諸事情で…」と伝えてておくことで相手に聞かれにくい状況を作ることができます。
メール(手紙)or挨拶は必要?
手紙やメールなどで済ませてしまう方もいらっしゃるとはいますが、大人のマナーとしては直接伝えることが大切です。
どうしても直接言うのは気が引ける場合や1度辞めようとして引き止めに合って直接伝えるのは嫌だという方もいます。
そんな時は手紙が良いです。
電話やメールはあまりおススメではありませんし、メールを送って迷惑メールに送られており辞めることが伝わっていなかったというケースもあります。
また、直接の場合ですと相手の顔を見ながら話すこともでき、質問などもしっかりと伝えることができるので不都合がなければ直接の方が良いですよ。
習い事を辞める時の使える理由9選
習い事を辞めるとなると理由が必要になってきますよね。
しっかりとした理由があるのであれば特に問題はありませんが、理由もなく「習い事が嫌になったから」「先生と性格的に合わなかった」などの理由であれば正直には言いずらいです。
そこで、辞める理由として使いやすい例をご紹介します。
①「仕事が忙しくなった」
仕事をしている場合、仕事を理由に辞めるという手があります。
習い事の先生も職場まで押しかけてくるということもないですし、諦めもつきやすい理由になります。
②「育児との両立ができなくなった」
こちらも、趣味や健康を考えてしていた習い事で会っても子供を放っておいてまでする必要はありません。
ましてや、近くに親がいない場合では、子供の世話は自身がすることになるので引き止めたりもできません。
③「金銭的に辛くなった」
こちらは、引き止められそうな時にも使える理由になります。
習い事もタダで教室に通っているわけではないので、金銭的にといわれれば先生も諦めます。
④「引っ越しをすることになり、通えなくなった」
近所であまり習い事で関わっている方と会わない場合であれば実際に引っ越しをしていなくても使える理由です。
引っ越すということは少なからず遠くに行ってしまうという事なので、遠くからわざわざ教室に習いに来いという先生はいませんよね。
⑤「親族の世話をしなくてはいけなくなった」
親族や身内が倒れてしまって他にお世話をしてくれる人がいなかった場合、自身がお世話をしなくてはいけません。
お世話をする程となれば付きっ切りも考えられますよね。
そんな中、習いに行けるはずもなく引き止めづらいです。
⑥「働くことになり時間の確保が難しくなった」
急遽、家庭の事情により働きに行かなければいけなくなるという状況も良くあります。
働きに行くことになればいつも習い事をしていた時間を取ることができなくなります。
また、時間だけでなく労働的にも疲れてしまいますよね。
⑦「違う習い事を始める(始めたい)から」
違う習い事を始めるため辞めざる負えなくなったと伝えれば「なぜ?」とは言えませんよね。
違うことに取り組もうとしている方や時間がないのに無理やり続けさせるということについて引き止められる可能性はぐんと下がります。
⑧「体調不良で通いずらくなった」
体調が悪いと移動するだけでも大変ですよね。
また、習い事中でも影響してしまう場合、休まざる負えなくなります。
習い事では毎月支払いをしているため行かなかった・行けなかった時に勿体ない思いをします。
先生も体調が悪いのに無理をしてほしくないと心配になります。
そんな中引き止めたりもしませんし、理由としてはもってこいです。
⑨「教室の方針が合わなかった」
先生でなく、方針が合わない場合自身が我慢をしていなくてはいけなくなってしまいます。
無理をしてまで習い事を続ける理由もないので正直に「方針が合わなかった」と伝えるのも良いです。
後でバレて申し訳ない気持ちになるのであれば、何事も正直に伝えた方が後ろめたさなどが軽減します。
菓子折りは必要なの?
一般的には渡している方が多く、菓子折りはあって損はありません。
特に絶対でもないので自由です。
ですが、場所によっては禁止しているケースもあるので確認が必要な場合もあります。
そして、基本的には自由なのでお礼をしたいという気持ちがあればお渡しする形になります。
そのため、あまりお世話になっていない先生であれば「ありがとうございました。」という挨拶を伝えて終わりでも良いです。
子供が辞めるケースについて
子供が辞めるケースでも同様で、なるべく直接「辞める」節を伝えた方が良いです。
そして、子供にも言い聞かせなければいけないのが「すぐにやめることができない」ということです。
子供だからといっても、規約などがある場合があり1ヵ月前に伝えた方が良いです。
ですが、なるべく早く伝えておけばそれだけ教室側の迷惑にもなりにくいので早めに伝えることをおススメします。
理由についてはなるべく正直に伝えた方が良いですが、先生や教室への不満がある場合は別の理由を考えて伝えましょう。
不満をぶつけて辞めてしまうとお互いが気持ちよくはなりませんし、バッタリとどこかであったときには気まずさしかありません。
また、辞めると伝えた後には「子供が楽しんでいたこと」を伝えて下さい。
楽しんでいたことを伝えるか伝えないかだけでも相手の気持ちは変わりますよ。
【まとめ】習い事を辞める時の理由
この記事では、大人の習い事を辞める際の理由や伝え方、子供が辞めるケースについてご紹介しました。
基本的には口頭で「辞める」と伝えた方が金銭トラブルや期間トラブルがなくスムーズに辞めることができます。
また、メールや電話を使用して伝えてしまうと迷惑メールに送信されてしまったり、近くにメモをするものがない場合では忘れてしまう場合もあります。
そのため、なるべくは口頭で伝えるようにして下さい。
辞める際の理由は正直に伝えた方が良いですが「諸事情で」「金銭的に厳しい」「仕事が忙しくて」と伝えることで引き止めにも合いにくいのでおススメです。