みなさんはこの人物を知っていますか?
小栗旬や綾野剛を名俳優にまで育て上げた所属事務所社長、山本又一朗氏です。
そんな彼の気になる経歴をまとめました!
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山本又一朗とはどんな人物?
映画プロデューサーであり、脚本家としても知られる山本又一朗氏(以下、またさん)。
芸能事務所トライストーン・エンタテインメントを設立した敏腕社長でもあります。
所属俳優は多岐にわたり、小栗旬や綾野剛、田中圭など誰もが知る名俳優ばかりです。
無名の綾野剛を主演俳優にまで育て上げたのは有名な話。
そんなまたさんの経歴を見ていきましょう。
その波乱万丈の経歴とは?
生まれは1947年、鹿児島県出身の現在74歳。
23歳の時にハリウッドのプロデューサーと出会い、映画製作の道に進むことを決めます。
代表作には「ベルサイユのばら」「ルパン三世」「クローズZERO」「新宿スワン」などがあり、誰もが知る作品ばかりです。
しかし、映画プロデューサーとしての人生は決して順風満帆ではありませんでした。
一番の問題は資金面。映画製作となると、1億、2億は当たり前の世界です。
当時はまだ無名なまたさんは、新たな企画の映画を担保に別の映画会社に乗り込み、資金調達をしようと目論みます。
しかしその作戦は失敗に終わり、制作資金の回収ができず窮地に立たされるのです。
その年、起死回生で挑んだアニメ映画が興行収入14億円という大ヒット作となり、一気にその名を有名にします。
その映画こそ、後にシリーズ化もされることになる「がんばれ!!タブチくん!!」なのです。
この成功を機に大ヒット作を次々と世に送り出していきました。
そして綾野剛らの所属する事務所社長に就任
その後93年に、映画製作・マネジメント会社であるトライストーン・エンタテインメントを設立し、代表取締役に就任します。
当時、映画製作とマネジメントを両立させた芸能プロダクションは珍しいものでした。
”地道ではあるが、本物志向のマネジメント”を意識し、質の高い俳優やミュージシャンの育成に尽力します。
そんなまたさんの現在の夢とは?
日本映画界のトップランナーとして走り続けたまたさん。
現在の夢をあるインタビューで語っていました。
それは”日本映画の国際化”。
たとえ日本人が傑作を作ったとしても、今の現状では世界中の人に見てもらえる機会が少ないといいます。
人口も少なければ、制作費やスケールも世界には劣ってしまうからだそう。
またさんの頭の中には常に世界を見据えていたのでしょう。
日本映画の世界配給こそが、いま日本に求められていることなのかもしれませんね。
またさんは馬主だった!?
そんなまたさん、なんと馬主の一面も持ち合わせているのです。
「ダイナストーン」という牝馬の馬主であり、17戦4勝、獲得賞金1147万円という実績を残している競走馬です。
馬主になるには収入や資産額等の縛りが明確に決められており、またさんが相当な資産家であることが伺えます。
また、ダイナストーン以外にも計5〜7頭の馬を所有しており、規模の大きさが一般人とは比べものになりませんね。
さらに馬主にはレースの1着〜5着まで賞金が交付されるため、馬主としても想像がつかないほどの収入があるのだとか。
馬主は投資の側面もあることから、近年では投資家や資産家たちの間で話題になっています。
ダイナストーンが勝利する?
そして今年5月の東京競馬場の第7レースでは、ダイナストーンが勝利を納め話題になりました。
なんと騎乗は武豊氏、調教は蛯名正義氏という名コンビでの初勝利ということもあり、ファンは待望だったに違いありません。
またさんは努力家だった!
今回は映画プロデューサーや芸能事務所、馬主にいたるまで、様々な顔を持つまたさんについて紹介しました。
やはり成功を収めた人は幾多の試練を乗り越え、チャンスや実力を掴んでいったのですね。
またさんのように日本の映画界を引っ張っていく新たな風にも期待しつつ、またさんの今までの作品やこれからの活躍に注目していきましょう!