子役時代から活躍しており、どんどん素敵な女性になっている芦田愛菜さん。
そんな芦田愛菜さんの「名言」をご存じでしょうか。
自身の主演映画「星の子」の完成報告イベントの際に芦田さんが人を「信じる」ことについて持論を展開しているのですが、それが震えるほど名言なのです。
全文公開しておりますので、ぜひお読みください。
この記事では、芦田愛菜の「信じる」が震えるほど名言だった!そこに隠された深い意味について調査しています。
Contents
芦田愛菜プロフィール
生年月日:2004年6月23日
出身地:兵庫県
血液型:A型
好きな食べ物:歌舞伎揚げ、きゅうり、都こんぶ、野菜炒め、アジのから揚げ、筑前煮
嫌いな食べ物:かぼちゃ、茄子
●3歳で芸能界入り、5歳の時、「ABC家族レッスン ショートムービー2″だいぼーけんまま”」で子役デビュー
●2010年(6歳)、テレビドラマ「Mother」に出演、母親からネグレクトを受ける少女を演じ、「第65回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞」等新人賞を多く受賞、天才子役として一躍有名になる
●2011年(7歳)、テレビドラマ「マルモのおきて」で連続ドラマ初主演、ゴールデン帯の連続ドラマ史上最年少での主演を果たす
●2013年(9歳)、映画「パシフィック・リム」でハリウッドデビュー
芦田愛菜が主演映画イベントで語った「信じる」とは?
2020年9月3日、芦田愛菜さんの主演映画「星の子」の完成報告イベントが都内で行われました。
このイベントで芦田さんが語った「信じる」ということについての持論が、多くの人を感動させています。
【全文公開】芦田愛菜が1分10秒に渡り「信じる」を語る
以下が、芦田愛菜さんがイベントで語った全文です。
「『その人のことを信じようと思います』っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、『それがどういう意味なんだろう』って考えた時に、その人自身を信じているのではなくて、『自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな』と感じて。
だからこそ人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれは、『その人が裏切った』とかいうわけではなくて、『その人の見えなかった部分が見えただけ』であって、その見えなかった部分が見えた時に、『それもその人なんだ』と受け止められる、『揺るがない自分がいる』というのが『信じられることなのかな』って思ったんですけど。
でも、その揺るがない自分の軸を持つのはすごく難しいじゃないですか。
だからこそ人は『信じる』って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかと思いました。」
芦田愛菜の「信じる」に日本だけでなく中国からも大反響
芦田愛菜さんのこのコメントは、日本だけでなく、中国の方々からも称賛されています。
中国版ツイッターのWeibo(微博 ウェイボー)の日本関連情報を紹介するアカウントが、このイベントの動画を投稿しました。
そうすると、「感銘を受けた」「どんな人生経験を積めばこんなコメントが出来るのか」「16歳が話すことか?」等、イベント当時16歳だった芦田さんのコメントを称える声が上がりました。
芦田愛菜さんの信じる話大好き
ブレそうになった時に聞いてしまう尊敬するなー、。
まなちゃんって呼んでたのになんかもう呼べないよね笑笑
#芦田愛菜— rie_st (@cDYAcQunSTdoulO) January 11, 2022
日本テレビ系「スッキリ」でこの話題が出た際も、МCやコメンテーターの方々、哲学や言語の専門家の方が皆さん口をそろえて「愛菜ちゃん」ではなく「芦田さん」と呼び、敬意を表していたのです。
並みいる大人たちにそこまで言わせる芦田さん。
確かに、どんな人生を送れば16歳でここまで成熟した精神を持てるのでしょう。
芦田愛菜が語った「信じる」に隠された深い意味
このコメントのまずすごいところは、「難しい言葉を一切使っていない」ところだと思います。
自分の知識に自信のある人は、他の人の使わない難しい単語を使って語るということがままあります。
しかし、この文章にはそれがありません。
芦田愛菜さんは読書好きで知られ、中学生の頃には年間で100冊以上の本を読んでいたそうです。
それだけの読書量を積み重ね、人に自分の考えを伝える時の文章を紡ぐ力が培われたのですね。
また、芦田さんのコメントを読むと、「裏切られた」ということに対して非常に客観的な視点を持っていると感じます。
多くの場合、誰かに「裏切られた」と感じると、相手を悪者にしたり、自分が傷ついたということしか考えられなかったりすると思います。
けれども芦田さんは、それを「その人の見えなかった部分が見えただけ」と、状況を俯瞰的に捉え、誰かを悪者にするということをしていません。
しかも、それを受け止められる「揺るがない自分の軸を持つのは凄く難しい」と、ここでも自分を過大評価はしていません。
「信じる」ことに対してこれだけのことを言えるということは、芦田さん自身も今までに自分の理想と違うと感じる経験をしてきたのかもしれませんよね。
それに対して、批判するでもなく、虚勢を張るでもなく、全ての人を許してくれるような深い優しさを持って語ってくれたのだと感じます。
どうやったら16歳の少女が、こんな聖母のような考え方が出来るようになるのでしょうか。
本当に、すごいとしか言いようがないですね。
芦田愛菜主演「星の子」とはどんな映画?
芦田愛菜さんが主演した「星の子」とは、2020年10月に公開された映画です。
主人公は、両親からたくさんの愛情を受けて大きくなった中学3年生のちひろという女の子。
ちひろの両親は、幼い頃病弱だったちひろを治してくれた怪しい宗教を深く信仰していました。
ちひろはある時から、新任教師・南のことを好きになってしまいます。
そんな時、夜の公園で不思議な儀式をする両親を南に見られてしまいました。
その上、ちひろの心を大きく揺さぶる更なる事件が起きて・・・。というストーリー。
芦田さんは主人公のちひろを演じています。
怪しげな宗教を信仰するちひろの両親を永瀬正敏さんと原田知世さんが演じ、宗教の幹部を高良健吾さんと黒木華さんが演じています。
ちひろが恋する新任教師の南は岡田将生さんと、非常に豪華なキャスティングとなっています。
監督は、「さよなら渓谷」「日日是好日」などで知られる大森立嗣監督。
原作は、「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した今村夏子さんの同名小説です。
新興宗教に傾倒した両親によりだんだんと家庭が崩壊していく姿が、娘の視点から描かれているという注目作です。
まとめ 【全文公開】芦田愛菜の「信じる」が震えるほど名言だった!そこに隠された深い意味とは?
この記事では、芦田愛菜の「信じる」が震えるほど名言だった!そこに隠された深い意味について紹介しました。
天才子役として小さくて可愛かった芦田愛菜ちゃんも、随分大人に成長されました。
バラエティなどでお見掛けすると、発する一言一言が本当に聡明で驚かされます。
これからどんどん素敵な女性になっていかれるのでしょうね。
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