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約束のネバーランドのエマは偽善者なのか?うざい嫌いと言われるワケ

 

無事に鬼たちと約束を結び直すことに成功したエマ、食用人間たちは開放され、少なくとも人間達にとっては幸福な終わりを迎えることができました。

が、そんな約束のネバーランドの読者達からは「エマは偽善者」「うざい」「嫌い」という声が上がっています。

好きか嫌いかを投票できるサイトでエマの結果を見ると、なんと主人公としては珍しい好き嫌い五分五分という結果が出ていたんです!

結構漫画の主人公は好きか嫌いかに偏りがちなのですが、あまりに均等に好き嫌いが分かれるのが妙にリアルで…よほど好き嫌いが分かれるキャラだと言うことがわかりますね。

そんなわけで約束のネバーランドから、エマは本当に偽善者なのか、うざい嫌いと言われるワケについてご紹介していきましょう!

 

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Contents

約束のネバーランドのエマはうざい嫌い!酷評されるのはどうして?

エマがうざい、嫌いと言われのは言うまでもなくその性格なのでしょう。

脱出計画の時は体力的にもどう考えても連れていけない年少者も連れて行くことを選ぼうとしたり、敵である鬼を殺すという選択をしないという選択を使用としたり…。

普通のジャンプ主人公としてはアリの性格なのですが、エマの環境はかなり特殊なケースでした。

 

敵は少ないがサバイバルの危険に晒すか?敵がいるけど安全な場所に置いていくか?

エマに対する好き嫌いが別れ始めたのはこういう部分が出てきてからでした。

これはハウスから脱出する時、エマは全員を連れてここを出たい、と言っていましたよね。

確かにそうするのが一番良いのですが、年少者には年長者についていける体力や精神力はないから…と理由で反論したのがレイです。

考えてみれば少年誌的な正解はエマなのですが、現実に置き換えればレイの反応のほうが冷静で正しいこととも言えます。

 

鬼にも人間と同じ様に生活を持っていて人間と変わらない!鬼を殺したくない!

また更にエマの好き嫌いがキレイに分かれ始めたのが、鬼を殺したくない!と宣言したときです。

どう考えても相手は敵であるのに、それでも彼らにも家族や生活があるのだから鬼だって人間と同じであり、殺したくないと言い張るエマ。

このセリフでエマが嫌いになってしまった人も数多く、相手が明らかな敵で、殺すことができるなら殺したほうが良いだろう、という意見が多く寄せられました。

相手が自分を殺そうとしてきている以上は、殺すことも選択肢に入れるし、絶滅できるなら絶滅させるべき、という読者はかなり多くいたようです。

 

少年誌的にはアリ!現実的には無し

これらの行動は主人公たちの行動をかなり制限しており、非常に遠回りの道を何度も回ることになってしまいました。

少年誌の主人公としてはこの考え方や、徹底的な部分はどちらかといえばアリの方ですし「自分が戦うことができるのであれば」傷ついて学ぶのはアリなのです。

しかしエマは女の子である以上に、危険をできるだけ避けてきたため、致命的な学びを持たないまま最終回まで進んでしまったんですね。

 

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約束のネバーランドのエマは偽善者なのか?

ではエマは偽善者なのか?について考えてみると「偽善者」とともに「成長できない少女」という言葉でも表現できるのではないかと考えられます。

鬼を殺したくない!とはいいますが、約束を果たした後にも問題は山積みであることにエマは気がついていないんです。

 

エマは偽善者みたいなところがある?

確かに鬼は人間たちと同じように生活し、ものを食べて生きています。

しかし食用の人間としてハウスの人間達が提供されていたことで、ある程度のギブアンドテイクの様な部分がありました。

食用の人間たちの存在がなくなれば、この均衡は一気に崩れてしまいますよね。

だからこそ襲ってくる鬼がいれば殺し合うこともやむを得ませんし、殺されてしまう人間もたくさん出てくるのでは?

 

人は鬼と仲良く共存できる?そういうところ

ただエマは本当に仲良くなれる鬼と出会っていますし、共存は不可能ではないのでは?と思っています。

確かに、もし仲良くなれる鬼がいるならば、彼らと共存していきたいですし、戦いが繰り返されるのは誰だって疲弊してしまいます。

エマのすごいところはそれを心から信じていることなんです。

ここまで来ると偽善者とはちょっと異なる、別の言葉が当てはまるような気がしますね。

 

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エマにイライラしてしまうのは…「心の成長の在り方」なのかも

エマが鬼を殺したくない、といいますが、共存できるかもしれない鬼は一部です。

その現実を見ているはずなのに、彼女は頑なに鬼を殺したくないし、遠回りをし続けます。

成長はしているはずですが、エマの頑なな、言ってしまえば「こだわり」が強くなっていくばかりで、物語はそれを繰り返すばかり。

だからこそエマに対してイライラしてしまい、時にはサイコパスとまで言ってしまうほど、行動と約束のネバーランドにおける現実が釣り合っていないと感じるのかもしれませんね。

 

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まとめ

約束のネバーランドのエマは偽善者というより、約束のネバーランドという世界における現実が見えてない、と考えられる可能性を持っていました。

エマの中には頑ななこだわりがあり、ハウスの全ての子供達を助けたいし、鬼は共存できる可能性をもっているんだ!と考えています。

だからこそ偽善者と言われるような行動に出たり、遠回りで理にかなっていない行動が多く感じられてしまうんです。

けれど結果的にはそれがいい結果を導き出したともいえるわけで…読者的には複雑になってしまうのもまたなんとも言えない要素になっているのでした。

 

 
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