呪術廻戦を語るときに欠かせないのが「領域展開」ですよね!これが解らないと内容がイマイチ頭に入ってこないこともあります。
でも最近見始めたばかりで領域展開とはなんだかわからない…あの指とか手の形に意味はあるの…?など混乱している人も少なくないみたい。
あの手とか指の形ってどっかで見たことがある気がする、という人は大正解!「NARUTO」や「孔雀王」などを読んでいる人は馴染みが深いはずです。
ここでは領域展開についてわかりやすく解説&あの指や手の形に意味はあるのか?について詳しくご紹介していきます!
Contents
領域展開とは?をわかりやすく解説!呪術戦の頂点となる必殺奥義!
五条先生の課外授業で解説された「領域展開」について「術式を付与した生得領域を呪力で周囲に構築する」と解説をしました。
しかしながらこの解説は非常に簡潔であり、呪術師見習いの虎杖及び読者達には何が何やらさっぱり…となってしまいます。
もう少し簡単な解説方は無いのか?と思った人も多いのではないでしょうか?
領域展開とは!もうちょっとわかりやすく解説!
領域展開とは、わかりやすく言うとバフ(ステータス強化や能力を強化すること)をつけた「生得領域」を、呪力で実際の空間として作り出すことです。
領域展開で作った自分の空間内で得られるバフ効果は「攻撃必中」「能力を大幅にアップ」してくれるこの2つがメインとなっており、戦いに決着をつけるときに主に使われます。
つまりは呪術戦で一気に片をつけるときに使う必殺奥義というわけです。
別の言い方をすると領域展開には「呪力を非常に使う」「連続使用や他の呪術を使うことが困難になる」など、長期戦では不利になる欠点もあるんですね。
領域展開されたらどうしたらいい?対処法も呪術センスで
もし領域展開をされてしまったら、領域展開を使えない人は圧倒的に不利となります。
領域展開を使えるのであれば「展延」といわれる、自分の領域展開を使った膜を貼ることで物理攻撃のみにはなりますが、必中効果が薄くなります。
より強い領域展開ができれば間違いなく逆転有利になることができますので、強い人は新しく領域展開をしてしまう人も少なくありません。
が、領域展開ができない人にとっては絶体絶命の危機ですよね。
でも大丈夫です、そのために作られたのが「簡易領域」であり、その場から動けなくはなるものの、必中効果からは逃れることができるようになります。
また外側から領域展開された空間を破ってもらうことで、そこから逃げることもできるという戦術もあります。
領域展開が使えるのは一部だけ!作中で使えるのは8名のみ
領域展開は特定以上の能力を持っていなければ習得できない奥義です。
そんな奥義を使うことができる人は、呪術廻戦作中(2021年4月まで)には8名しか存在しません。
両面宿儺(伏魔御厨子・ふくまみづし)、五条悟(無量空処・むりょうくうしょ)、伏黒恵(嵌合暗翳庭・かんごうあんえいてい)
漏瑚(蓋棺鉄囲山・がいかんてっちせん)、真人(自閉円頓裹・じへいえんどんか)、陀艮(蕩蘊平線・たううんへいせん)
疱瘡神(疱瘡婆)・花御(朶頤光海・だいこうかい)
そういえば生得領域って何?生まれつき持っている心の力
生得領域は人間が生まれながらに持ち合わせている領域のことを言います。
心の中にある領域であり、エヴァでいうところの「ATフィールド」に近いものであり、自分が自分である存在理由やそういった部分を指しています。
そのため当然ながらキャラクター全て、誰一人生得領域の性質や形、能力がダブることは無く、全く違うものなんですね。
これを具現化するのが領域展開なので、イメージとしては完全に相手を飲み込む状態と言えそうです。
領域展開の時の指や手の形にはどんな意味があるの?
領域展開の時には必ず変わった指や手の形をすることで、呪力を開放しますよね。
この変わった指や手の形にはきちんと意味があって、詳しいことは後ほど解説しますが、呪力を更に強化するための「印」であると考えられます。
五条悟の無量空処は帝釈天印!?
ひょっとして〜と持ってる本を調べてみたら…宿さまと5️⃣先生の印、これでは?
無量空処の印→帝釈天印。最高神、最強の軍神ともされる。
伏魔御厨子の印→閻魔天印。死の国の支配者で死者の賞罰を司る。中国的な衣をまとう尊像も。…イメージもあってるのでは…? pic.twitter.com/tXIRefPZ0a
— リノ (@lino_jyujyu) October 26, 2020
指の形というと私達の現実の世界では、ジェスチャーが当てはまります。
この形は「幸運を祈る」なのですが、もっともっと別の意味があることは言うまでもないでしょう。
五条悟の無量空処の時の指の形を調べてみると、実はこの指の形「帝釈天印」と呼ばれるものであることが分かっています。
帝釈天とは仏教で仏様を守る武人としての存在であり、戦いの神ですから当然ハチャメチャに強い人です。
他の手の印も仏様由来
呪術廻戦においての手の印は、仏様が結んでいる手の印と同じものであり、そこから呪術が生まれていることが分かります。
例えば両面宿儺の「伏魔御厨子」の印は「閻魔天印」ということが判明していました。
おなじみの地獄の王閻魔様が結んでいる印であり、閻魔天とは生き物の生死、運命を司っている存在です。
つまりハチャメチャに攻撃に特化した五条悟とは異なり、両面宿儺の場合は存在そのもので圧殺するだけの力を持ち合わせていると読むことができるんですね。
もちろん他の領域展開使用者の印も意味があります!
元ネタである印について-印相って何?
先程NARUTOや孔雀王でも使われていると解説した印ですが、仏教では指の形によって自分が仏や菩薩、天部といった存在であることを顕したものです。
仏像をよく見てみると手のサインは様々なものがあり、この印を結ぶことで、呪術廻戦含む多くの作品では能力を引き出したり、能力を増幅させるといった効果が見られます。
他にも密教や陰陽道など様々な手の印があり、手の形によって特定の文字や言葉の意味を顕しているものが多くあります。
やはりこういったものは漫画の題材やゲームの題材として使われることも多く、ちょっと注意してみてみるとこれらの指の印を結んでいるキャラクターは結構いるんですね。
確かに心の中の少年少女達が喜ぶ何かであることは間違いありません。
まとめ
領域展開は自分の中にある、自分だけの空間(呪力や能力といったものを含む)を具現化して、相手と自分の領域を作り出すことです。
領域展開をすることで攻撃必中、攻撃力などの大幅上昇が望めるため、呪術戦においては相手を確実に仕留めるための奥義として登場します。
ただし使える人も非常に限られており、それだけ高等な呪術の能力がなければ使えないことも作中ではわかっています。
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