少年たちが主人公の【映画】スタンド・バイ・ミーですが公開されたのは1986年、もう35年前になるんですね。
懐かしいと感じる方もいるのではないでしょうか。
そこで今日はその登場人物、クリス・ゴーディ・テディ・バーン役を演じていた子役キャストたちの今現在をご紹介したいと思います!
Contents
【映画】スタンド・バイ・ミー登場人物、クリス・ゴーディ・テディ・バーン
■内容のあらすじ
この作品は短編集の小説の中のひとつから映画化されたもので、1950年代を背景にオレゴン州に住む少年4人の冒険とそれぞれの葛藤や成長を描いたストーリー。
登場人物の少年の1人、コーディが大人に成長し作家となり昔を思い返す。
ある時4人は森の中に死体があるらしいという情報を聞き、それを見つけたら勇気を称えられヒーローになれると言って探しに出かけます。
果たして4人の冒険の行方は…
■登場人物 主役の4人
◇ クリス / クリストファー・チェンバーズ
頭の回転が速い賢い少年。
しかし家族がアルコール中毒や素行の悪い不良のため、そのせいで周りから信用してもらえず将来に希望がなく悲観する。
でも正義感は強く、友達に危害を加える者がいると助けてあげる優しい面も。
ゴーディとは正直に自分の気持ちを話せる唯一無二の親友。
悲観していたクリスでしたが大学へ進学し弁護士の道へ。
だがある日レストランで客のケンカが勃発。
仲裁に入りケンカを収めようとするもナイフで喉を刺され命を落としてしまいます。
町を出ていたクリスはコーディとこの間、会っていませんでした。
◇ ゴーディ / ゴードン・ラチャンス
真面目でおとなしい性格。
兄のデニーが交通事故でこの世を去ってから両親からの扱いが変わり、劣等感・孤独を感じていました。
クリスとはお互い悩みを話せる唯一無二の親友。
物語を書く才能があり、そのことをクリスは誰よりもわかっていてコーディが悩んでいた時に書くことを勧めました。
そのことがきっかけで将来作家へ。
そして大人のコーディがこの物語の解説役となっていて、結婚し子どもを1人授かっています。
◇ テディ / セオドア・ドチャンプ
フレームの太いメガネがトレードマーク。
軍隊にいた父親はノルマンディーで勇敢に戦い、その時のことがトラウマで病んでしまっていてテディはストーブで耳を焼かれたり虐待を受けていました。
それでも軍隊に憧れていて父親を尊敬する気持ちはあり、父親のことを侮辱されると許せない。
目と耳が悪かったため、念願の軍隊には入隊断念。
一時期刑務所に世話になったものの、出所してからは何とか働いて生活をしています。
◇ バーン / バーン・テシオ
のんびりでぽっちゃり系の臆病な少年。
そしてウッカリなところもあり自分の家の床下に、おこづかいを入れた瓶を埋めていましたがその場所がわからなくなり時間があると探し続けているとか。
冒険に出るきっかけになった、兄のビリーの不良グループが死体がある場所を話しているところを聞いた本人。
将来は若いうちに結婚し子どもは4人授かり、材木場に勤務しています。
主人公の少年たちを演じた子役キャストたち
クリス(クリストファー・チェンバーズ)を演じた
◆ リヴァー・ジュード・フェニックス
1970年8月23日生まれ
出身地 アメリカ カリフォルニア州ロサンゼルス
身長 178㎝
職業 俳優
【経歴】
⑴ 1985年/エクスプロラーズで映画デビュー。
⑵ 1986年/スタンド・バイ・ミー
この作品で脚光を浴び、世に名前が知られる。
⑶ 1986年/モスキート・コースト
⑷ 1987年/ジミーさよならのキスもしてくれない
⑸ 1988年/リトル・ニキータ
⑹ 1988年/旅立ちの時
アカデミー助演男優賞にノミネート。
⑺ 1989年/インディー・ジョーンズ 最後の聖戦
⑻ 1990年/殺したいほどアイ・ラブ・ユー
⑼ 1991年/恋のドッグファイト
⑽ 1991年/マイ・プライベート・アイダホ
ヴェネツィア国際映画祭 男優賞受賞。
この作品での演技はとても好評だったそう。
⑾ 1992年/スニーカーズ
⑿ 1992年/愛と呼ばれるもの
⒀ 1993年/アメリカン・レガシー
⒁ 1993年/ダーク・ブラッド(公開は2013年)
他、テレビや雑誌など多数出演しています。
ゴーディ(ゴードン・ラチャンス)を演じた
◆ ウィル・ウィトン
1972年7月29日生まれ
出生地 アメリカ カリフォルニア州バーバンク
身長 180㎝
職業 俳優・声優・作家
【経歴】
⑴ 1981年/ロングウェイ・ホーム
テレビ映画でこれが初出演
⑵ 1986年/スタンド・バイ・ミー(ゴーディ:ゴードン・ラチャンス役)
⑶ 1987年/スター・トレック ネクスト・ジェネレーション(ウエスリー・クラッシャー役)
テレビシリーズの、この役は1994年まで演じています。
⑷ 1997年/フラバー
⑸ 2002年/ネメシス/S.T.X
⑹ 2008年/クリミナルマインド/地獄の楽園(サイコ・キラー フロイド・ハンセン役)
血まみれ姿でこの役を演じ、今までと違う役柄で話題に。
他、多数テレビに出演しています。
テディ(セオドア・ドチャンプ)を演じた
1971年7月16日生まれ
出生地 アメリカ カリフォルニア州ロサンゼルスリシーダ
身長 165㎝
職業 俳優
【経歴】
⑴ 1979年/激走!コンボイウーマン・ワイラ(T・C役)
テレビのこの作品が初出演。
⑵ 1979年/タイム・アフター・タイム(ミュージアムの少年役)
⑶ 1984年/13日の金曜日・完結編(トミー・ジャーヴィス役)
⑷ 1984年/グレムリン(ビート・ファウンテン役)
⑸ 1985年/新・13日の金曜日(トミー役)
⑹ 1985年/グーニーズ(マウス役)
⑺ 1986年/スタンド・バイ・ミー(テディ:セオドア・ドチャンプ役)
⑻ 1987年/ロストボーイ(エドガー・フロッグ役)
⑼ 映画のミュータントタートルズ・テレビのミュータント・ニンジャ・タートルズにも出演し、テレビにも多数出演しています。
バーン(バーン・テシオ)を演じた
1974年2月17日生まれ
出生地 アメリカ ニューヨーク州マンハッタン
身長 188㎝
職業 俳優
【経歴】
⑴ 1985年/スカウトされ、CMでデビュー
⑵ 1986年/スタンド・バイ・ミー(バーン:バーン・テシオ役)
⑶ 1988年/ポリスアカデミー5(ビーチの少年役)
⑷ 1988年/ラルフの痛快旅行夏休み(若い頃のラルフ役)
⑸ 1993年/カレンダーガール(スコット役)
⑹ 1996年/ジョーズ・アパートメント(ジョー役)
⑺ 1996年/ザ・エージェント(フランク役)
⑻ 1997年/スクリーム2(テレク役)
⑼ 他、映画・テレビ多数出演しています。
スタンド・バイ・ミー:映画と原作の違い
語りのゴーディ以外の少年3人は結末の内容がちょっと違います。
【クリス】
結末の部分➡ある日レストランで客のケンカが勃発。
仲裁に入りケンカを収めようとするもナイフで喉を刺され命を落とすという部分が、原作だと大学の法学部在籍中に刺殺されているので弁護士の夢叶わず障害を終えたことになります。
【テディ】
結末の部分➡目と耳が悪かったため、念願の軍隊には入隊断念。
一時期刑務所に世話になったものの、出所してからは何とか働いて生活をしているという部分が、原作だと公共事業団に就職しその後に飲酒運転で交通事故を起こして死亡となっています。
【バーン】
結末の部分➡将来は若いうちに結婚し子どもは4人授かり、材木場に勤務しています。となっていますが、原作だと学生の時にアパートの家事で死亡ということになっています。
なのでゴーディ以外みんな亡くなってしまうという悲しすぎる結末なんです。
そして今現在
◆ リヴァー・ジュード・フェニックス
第2のジェームスディーンと言われ、演技派で色気のある俳優として人気を博していましたが
1993年10月31日、麻薬の過剰摂取によって倒れ、救急搬送されましたが心不全で還らぬ人に。
その日訪れていたジョニー・デップ経営のナイトクラブの入口付近で倒れたことで最期にいた場所としてファンは弔問に訪れるという。
彼の遺灰は散骨されているため遺骨を納めている墓はないそうです。
映画ダーク・ブラッドは未完成のままでしたが完成させ監督の地元オランダにてプレミアム上映され、これが彼の遺作となってしまいました。
14の作品に出演し、これからもっと活躍が期待されていた俳優でしたが残念でなりません。
しかし亡くなって28年経った今でも色褪せず愛され続けています。
◆ ウィル・ウィトン
声優でも活躍している彼は日本の人気アニメ「劇場版NARUTOーナルトー疾風伝」の英語吹き替え版にも足穂・シズク役で出演。
私生活では結婚し子どもを2人授かっています。
◆ コリー・フェルドマン
現在も俳優として活躍し、テレビ・映画にと活躍しています。
私生活では結婚はしましたが2度ほど離婚を経験。
子どもはいないようです。
◆ ジェリー・オコンネル
1991年~1994年は大学進学で学業専念するため一旦休業していました。
大学卒業後俳優業を再開し、今も活躍しています。
私生活では結婚し、子どもを2人授かっています。
スタンド・バイ・ミー画像
スタンド・バイ・ミーの中のショットを集めてみました!
どうぞご覧ください。
いかがでしたか?誰しもこういう時期があって学んで大人になっていきますが、子どもの頃の切なかったり色々悩んだ時のことを思い出しますよね。
まとめ
スタンド・バイ・ミーは何度か観ていますが、この年代や家庭の問題など誰しもが何かしらあって悩みを抱えていたりします。
その中で言葉には出来ない気持ちや哀愁漂う空気感など、これからも残したい映画のひとつではないかと思います。
子役キャストだった少年が成長しそれぞれの人生を歩みながら俳優として活躍しているのは嬉しいですよね!
しかし、リヴァー・ジュード・フェニックスの活躍もとても楽しみにしていただけに、やはり亡くなったことは悲しくて衝撃でした。
でも今もファンは多く、これからもずっと愛され続ける俳優なのではないでしょうか。
映画っていいな♪と改めて思います。
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