混浴で、タオルNGなところはあります。
昔ながらの温泉は名泉が多く、自然と混浴も多くなります。
こちらの記事では、歴史ある名泉の中でも、関東の混浴でタオルNGな温泉をまとめました。さらに、なぜ名泉に混浴が多いのかも詳しく解説しています。
Contents
法師温泉 長寿館
法師乃湯
脱衣所は男女別
朝8時〜10時 女性専用
バスタオルNG
泉質 無色透明のカルシウム、ナトリウム硫酸塩泉(石膏泉)43℃で胃腸、火傷、動脈硬化等の諸病に適応します。
暖簾をくぐれば別世界とのことです。
群馬県利根郡みなかみ町永井650
http://www.hoshi-onsen.com/index.html
川俣温泉 仙心亭
露天風呂が混浴
8時~10時・20時~22時 女性専用
泉質 無色透明の源泉 単純泉 ナトリウム 塩化物泉
間欠泉や渓谷美を眺めながら入れる露天風呂です。
四季の移ろいを感じ吹き抜ける川風を浴びながらのお風呂は格別です。
栃木県日光市川俣サビ沢881-8
https://sensintei.net/#modal_1
露天風呂のお湯は少しぬるいので、寒い時期は違うお風呂がいいかもしれません。
大出館
墨の湯が混浴
14:00 ~ 15:00、19:00 ~ 20:30 女性専用
泉質 含硫黄 -ナトリウム- 塩化物
炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(中性低張性高温泉)
温泉を愛する人は一度は行きたい名泉です。
飲泉ができる、源泉掛け流しの宿なのです。
中でも日本で唯一の名湯「墨の湯」は、鉄分豊富な真っ黒なお湯です。
「真っ黒に染まったタオルを旅の思い出にお持ち帰り下さい」とホームページには書いてあり、珍しさ満点のお風呂です。
栃木県那須塩原市湯本塩原102
https://www.ooidekan.com/spa.html
秘湯の宿 元泉館
邯鄲の湯が混浴
15:00~20:30 女性専用
21:00~翌9:00 混浴
岩肌から源泉が湧出しております。
中国の故事、邯鄲の夢にちなんでつけらた名前に負けない温泉です。
昔から胃腸名湯として知られ、医者いらずの湯としても有名です。
効能には傷口をふさぐ効果があり、胃潰瘍が治ったという方もいると言います。
朝食には胃にやさしい温泉おかゆが出るのも嬉しいですね。
泉質 ナトリウム塩化物泉、炭酸水素塩泉など
栃木県那須塩原市湯本塩原101
https://gensenkan.com/sp/
奥塩原温泉 湯荘 白樺
露天風呂「七福の湯」が混浴
18時~21時 女性専用時間
標高970m、四季折々豊かな深山の自然の息吹を味わいながら、ゆっくりとくつろぎ時間を堪能できる温泉です。
栃木県那須塩原市湯本塩原14
http://www.mmjp.or.jp/sirakaba/
女性更衣室は丸見えです。
女性の方は気をつけてください。
老神温泉 伍楼閣
赤城の湯 混浴
全国露天風呂百景に選ばれたお風呂です。
午後8時〜10時 女性専用
岩鏡の湯 混浴
片品渓谷の眺めをお楽しめる、ぬる湯のついた混浴露天風呂です。
夜8時〜10時 男性専用
朝6時30分〜9時 女性専用
群馬県沼田市利根町老神602
http://www.gorokaku.com/
奥鬼怒温泉 加仁湯
第二露天風呂、第三露天風呂 混浴
熱くて豊かな温泉があふれています。
肌がツルツルになる美人の湯です。
温泉の濁りかたは、気温や気圧で変わります。
冬の奥鬼怒は雪に閉ざされますが、加仁湯は年中無休です!
雪等の天候状況により、一部露天風呂が休みの場合があるため行く前に要確認です。
栃木県日光市川俣871
http://www.naf.co.jp/Kaniyu/onsen.stm
塩原温泉郷 寺の湯
利用時間 7時~18時
寺の湯は、噴煙がもうもうと上がる「硫黄山」のすぐ下にある共同浴場です。
昔はこの地に「円谷寺」というお寺があり、その境内には温泉の浴場があったそうです。
現在は廃寺となっていますが、その昔を偲び「寺の湯」の名がついています。
非常に濃い温泉で、入ると少しピリピリします。
新湯共同浴場では唯一の混浴、当時の湯治場風情を色濃く残す姿がここにはあります。
栃木県那須塩原市塩原675-9
http://www.siobara.or.jp/viewhigaeri.htm
川治温泉 ・薬師の湯
混浴です。
温泉好きの男性は、河原の露天風呂に入っていますが、ここは、対岸や橋の上からほぼ、丸見えです。
引用:じゃらん口コミ
混浴露天は周囲から丸見えでした。
引用:じゃらん口コミ
女性だけでなく、男性も難易度高めな周りから丸見えの混浴です。
午前10時~午後9時(混浴露天風呂は午後6時まで)
栃木県日光市川治温泉川治278番地2
https://www.city.nikko.lg.jp/hujiharakankou/kankou/kinugawa/onsen/yakushinoyu.html
なぜ混浴温泉がいまだに存在しているのか?
元々、温泉というのは、温泉の元、源泉からお湯が出ていて、そこに湯だまりができたのが始まりです。
そこにだんだん人が集まり、男女関係なく入っていたため、江戸時代までは混浴が当たり前でした。
そして、その入浴の様子をあのペリーが見て、衝撃を受けたそうです。
ペリーが衝撃を受けたのを見て、日本人は
「人前で裸になるのは…
もしかして恥ずかしいことなのか?」
と、思ったのでしょうね。
そして、お風呂は男女別という概念が広まったのでしょう。
さらに、なぜ今ある混浴がそのままなのかというと、湧き出る温泉は、鮮度が命です。
女性専用風呂を併設するなどすると、ひき湯になりますし、費用もかかってしまいます。
さらに、温泉の真ん中についたてをしたりするのも、景観を変えてしまう恐れもあります。
景観を壊さず、費用をかけないように、女性専用時間を設けたり、水着や湯あみでの入浴を許可したりなど、工夫して対処しているところもあります。
しかし、タオルや水着の繊維がお風呂に残って汚れるので、衛生管理上良くないのは確かです。
やはりそのまま入るのが1番名泉を堪能できるのです。
名泉に混浴が多いのはこういった理由です。
そして、今現在は新しく混浴を作るというのは保健所の許可が降りないため禁止されています
今ある混浴がなくなれば、日本から混浴は無くなるということです。
今ある名泉を残すためには、入る人のマナーが大切ですね。
混浴温泉のワニ
ワニとは、混浴温泉に生息する女性の体を見つめ続ける男性のことです。
その女性を見る様子がワニに似ているところからそう呼ばれるようになりました。
混浴温泉界で使われる用語です。
ずっとお湯に浸かり女性を待つため、飲料水を持ち込むワニもいます。
女性が来るとどこからともなくお湯に浸かりに来て、女性が出ると出ていき、また女性が来ると入る、というのを繰り返す挙動不審なワニもいます。
ワニにならないように気をつけないといけませんし、マナー違反はよくありません。
急性ワニ
しかし、急性ワニという、自分はワニのつもりは一切なかったが、いざ混浴に入り女性を目の前にしたら女性から目が離せなくなってしまい、ワニになってしまう人がいます。
さらに若さゆえにお湯から出ようにも出られなくなり、のぼせてしまう悲しいワニもいるのです。
みなさん気をつけましょう。
まとめ
混浴温泉は減ってきています。
名泉を今のまま残すのならば、マナーを守ることが大切です。
異性の体を見つめない、自分の体を見せつけないなどの配慮は最低限必要になりますね。
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