ジブリはいいですよね!
音楽も、絵ももちろん、内容も観た人の心に響きます。
トトロやナウシカや紅の豚…ハウルの動く城や借りぐらしのアリエッティ、そして魔女の宅急便。
これらはみんな原作があるんですよね。
映画は、抜粋なので続きは原作を見れば知ることができます。
原作を見てみると、映画も深く知ることができますね。
今回こちらの記事では、トンボの祖母は魔女ではないか?という疑惑が出ていることや、魔女の宅急便のその後について考察していきます。
Contents
トンボの祖母が魔女?!
まず、トンボの祖母は、魔女ではありません。
なぜこんな「魔女ではないか」と言う疑惑が出たのか?
それは、トンボとキキが出会った時の会話に原因があります。
交通事故を起こしそうになったキキが警察から叱られている時、トンボは機転をきかせ
「ドロボーだぁ!!」
と叫び、警察を追い払ったのです。
そこでトンボはキキに話しかけますが、キキはトンボに辛く当たるのです。
キキは周りの人から冷たくされている為、素直になれず優しくできなかったのでしょう。
「助けてくれて、ありがとう!
でも、あなたに助けてって言った覚えはないわ!
それに、きちんと紹介もされてないのに、
女性に声をかけるなんて失礼よ。フン」
引用:魔女の宅急便
可愛くないことを言うのです。
そこでトンボが一言
「さすがは魔女だな!
ぼくのおばあちゃんそっくりだ」
引用:魔女の宅急便
この一言を勘違いした方が、トンボの祖母は魔女だと言ったのでしょう。
しかし、ちがいます。
そののち、トンボは映画の中で
「僕も魔女の家に生まれればよかった」
と言うのです。
このことから、トンボの家系は魔女ではないことがわかります。
トンボのセリフの真意
トンボは、キキの言葉を聞いて、
「とても気が強くてその性格が自分のおばあちゃんみたいだ」
と思ったみたいですね。
トンボは飛びたがっていたので祖母が魔女というのはないでしょう。
魔女の家系なら飛べるでしょうから。
「魔女の宅急便」映画のその後
こちらの映画には原作があるという話をしましたが、続きは角野栄子が書いた
「魔女の宅急便」
で読めます。
その後がどうなったのか、簡単に紹介しましょう。
以下ネタバレを含みます。
トンボとキキは結婚します。
キキは22歳の時に結婚し、双子の母親となります。
トンボはキキの一歳年上なので23での結婚ですね。
そこにたどり着くまで大変でした。
トンボが昆虫にハマって山に籠ったり、かませ犬が出現しキキに迫ったりと、遠回りがすごいですが、最終的に結婚します。
しかし、これはもう想像できていたかもしれませんね。
最初に意識した異性と結婚する、王道のストーリーです。
とても可愛らしい恋愛ですね。
映画「魔女の宅急便」は宮崎駿の描く思春期
「まだ思春期やったことないでしょ?」
と言われて作成することが決まったという宮崎駿の映画「魔女の宅急便」。
魔女の宅急便は1989年に公開されました。
それまでの宮崎駿作品はというと、
1984年風の谷のナウシカ
キャッチコピー
「少女の愛が奇跡を呼んだ」
1986年天空の城ラピュタ
キャッチコピー
「ある日少女が空から降ってきた」
1988年となりのトトロ
キャッチコピー
「忘れ物を届けにきました」
同年 火垂るの墓
キャッチコピー
「4歳と14歳で、生きようと思った」
こうきて、
1989年 魔女の宅急便
キャッチコピー
「落ち込んだりもしたけれど、私は元気です」
この作品なんですね。
火垂るの墓の後に魔女の宅急便とは、扱うテーマが幅広いですね。
ジブリ作品のキャッチコピーは、作品を知っていても知らなくても、引き込まれるものがあり魅力的ですね。
誰もが胸に刺さる、そんな言葉ばかりです。
火垂るの墓なんて、キャッチコピーをみただけで泣けます。
そして、トトロのキャッチコピー!
ほんわかしたある意味不思議な感覚は、トトロを完璧に表していますね。
そして魔女の宅急便は、お手紙風のキャッチコピーですね。
実際キキは落ち込むことばかりでしたが、なんとか前向きに進んでいます。
まとめ
トンボの祖母は魔女ではありませんでした。
キキとトンボはその後結婚します。
原作では、とても遠回りする2人の様子が描かれています。
気になる方は読んでみてはいかがでしょうか?
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