ワンピース界偉大なる航路(グランドライン)の三大勢力と言われているのが、四皇(よんこう)、海軍、そして王下七武海(おうかしちぶかい)と言われる7人ですよね。
政府に認められた海賊であり、海上のパワーバランスを取るために作られた制度で、現実の歴史にも彼らのような海賊は、海の上で大活躍していました。
さて、そんな王下七武海ですが世界会議で撤廃が確定、全員新旧合わせて元メンバーとなってしまいます。
一体何がどうなっちゃったの…と整理が付かないあなたのために、一覧と強さランキングをご紹介しましょう!
なにせ登場人物が多いワンピース、物語の復習としてもお役に立つこと間違いなしです。
Contents
最強は誰?新旧・王下七武海強さランキング!
まずは早速、ワンピース新旧王下七武海の強さランキングを1位から発表していきます!
この人なら順当だ、この人はもっと上じゃないかという要素は大きいですが、今後の展開によって更に大きく上下する可能性は否めません。
あなたの推し王下七武海は第何位?
マーシャル・D・ティーチ
別名黒ひげ、懸賞金22億4760万ベリー、圧倒的軍力と実力、現四皇の1人ということでなんら問題無くナンバーワンがティーチとなります。
中でも凄いのが、他のかなりの実力者を部下として迎え入れていること、そして自身も悪魔の実を複数手に入れたことでその強さを発揮していることです。
四皇の赤髪のシャックスに傷をつけ、白ひげ海賊団の2番を撃破、毒には流石に勝てませんでしたが、落とし前戦争では大勝利を上げます。
ジャンプ主人公であるルフィと同じく成長を繰り返しているため、その強さは、最終的には未知の世界とも言えるでしょう。
ジュラキュール・ミホーク
なんと言っても世界最強の剣士なのですが、悪魔の実を所持しておらず、能力者であるティーチとは一歩遅れが出てしまいました。
しかしその実力は下手な悪魔の実能力者よりもよほど上、何ら問題なく2位に選出されたといってもいいでしょう。
実際のとろこはティーチと戦闘していないためどちらが強いか、まだ上下する可能性が強い2人ですよね。
最低でも四皇くらいの強さは持ち合わせているため、四皇であるティーチを打ち破る実力を秘めている人物です。
ドンキホーテ・ドフラミンゴ
武器や人工悪魔の実の密売などの世界崩壊、誰もを操ることができるイトイトの実を覚醒されていることからも、社会的な強みがあるドフラミンゴ。
情報戦を妨害することができることから、どちらかといえば多人数との戦い、国同士の戦争などに向いている能力者といえます。
その場合ドレスローザ国王である彼の国力が動き、まさにこの世界を潰すだけの実力と思考を持っている彼は非常に強い力を発揮します。
個人戦ももちろんこなしますが、集団行動では敵無しといっても過言ではありません。
ボア・ハンコック
懸賞金は低いのですが、これは将来性で王下七武海に早い時期に参戦したためであり、期待株として雇われた事がわかります。
覇気を使いこなし、相手を状態異常に陥れる能力、そしてその美貌から男性陣が多い海賊界では圧倒的有利であるのがハンコックです。
非情に徹することができればもう少し上に登ることも可能ではありますが、対1に強いタイプであるため、複数を相手にしたときに実力がわかるでしょう。
少なくとも海軍中将では立ち向かうことができませんので、相手単体には(愛のパワーも含め)強いことは間違いありませんね。
エドワード・ウィーブル
あまりに未知であり、現時点では強くもなく弱くもない人物として、ランキング真ん中にランクイン。
今後の働き次第で上にも下にもなる可能性を秘めています。
しかし「白ひげ」としてのカリスマ性があると考えれば、本人よりも周囲が強く、その能力に助けられるタイプとも考えられます。
またお母さんが強いようなので、もしかしたらお母さんのほうが話題になってしまう日がくるかも…?
トラファルガー・ロー
頭が回る戦略化であり、ドフラミンゴの野望を止めるため長い下積みをしながら、その日まで息を潜めていました。
頭脳戦ではかなりの能力を持っており、能力の希少さからもその頭脳の高さや資質を見ることが出来ます。
しかしドフラミンゴに負けていることと、攻撃面に置いて守備的な部分を見ることができるため、攻撃特化能力者には弱い欠点がありますね。
頭脳戦のみであれば上位に食い込むだけのポテンシャルの持ち主。
バーソロミュー・くま
人間でありながら肉球を持ち、全てを弾き飛ばす能力があるため、防御面で言えばナンバーワンと言っても良い能力です。
体躯に似合わず高速移動をすることができる強みを持っていることから、先手必勝タイプといってもいいですね。
実際攻撃に特化した麦わら一味は勝つことが出来ないまま、戦いが終わっています。
現在の扱いは非常に残念ではありますが、かなり実力は高目で有ることは間違いない相手です。
ジンベエ
仁義に厚く、ルフィらの味方として登場する可能性が高いのがジンベエ、そのへんのちょっと偉い能力者くらいであれば簡単に撃破できる能力を持っています。
ただ強い相手に圧倒的に強いわけでは無いため、ランキングも下の方になってしまいました。
それでも仲間になってくれれば精神的にも心強いメンバーであることは間違いなく、ランキングのこの位置よりも高い価値のある精神性の持ち主。
王下七武海メンバーから外れているだけに、ちょっとした心強さを与えてくれる仲間候補となっています。
クロコダイル
誰も信用しない男、それがクロコダイルです。
昔七武海に入ってから白ひげに惨敗、おとなしくなった時期もあったとのことなのですが、七武海の中でも海賊を狩る側として英雄扱いされていました。
見方を変えれば海軍側からもいつ裏切られるかわからず、海賊側からすれば裏切り者、非常に危うい場所に位置しています。
残念ながら白ひげ、ルフィに敗北している以外の情報がないため、ランキングでこの位置に甘んじていますが基礎能力は結構高めといえそう。
ゲッコー・モリア
先程登場したジンベエに撃破されてしまい、バギーとともに最弱クラスの彼ですが、能力が非常に強い!
というのは影を取り込んだ影の力を手に入れることが出来ること、影を入れ替え自由なこと、ゾンビを作成できることなど強い能力を持っています。
もしゲッコーが他力本願なタイプでなければ、もう少し上位に…いや1位に食い込むことも夢ではなかった可能性が高いです。
仲間なんて生きているから失う、ゾンビなら何も失うものはない、この思考がいい感じの敵の発言だけに下位にとどまったのがちょっと残念ですね。
バギー
キャラ性ならばナンバーワン、経歴だけなら眼を見張る、それがバギーです。
ゲッコーと同じく能力を活かせていないタイプであり、戦い方とキャラ性がもう少しバランスが取れていればそれなりの地位を望めた男と言えます。
ただ小細工が相当必要そうな能力なので、性格がオープンすぎるバギーには合わなかったと言えそうです。
懸賞金はそれでも1500万ベリーですし、一応王下七武海メンバーなので、弱いものに強いタイプです。
ワンピース界の三大勢力!王下七武海の新旧メンバー一覧!
ワンピース界での王下七武海とは、国王たちに認められ、常に7人で構成された海賊たち!しかしながら海賊達の戦いは熾烈であり、欠員が出てしまうことも珍しくありません。
そのため欠員が出たらそのまま…ではなく、政府が欠員のメンバーをもみ消し、新メンバーを加えることが暗黙の了解となっていました。
では一体どんな風に王下七武海のメンバーは変遷していったのでしょう?登場時の7人から制度撤廃までの王下七武海の新旧メンバーの変遷をまとめました。
超新星編当初
ミホーク、クロコダイル、ドフラミンゴ、くま、モリア、ハンコック、ジンベエ
アラバスタ編にてクロコダイルが称号剥奪、ティーチが代理で加入で欠員無し。
クロコダイルの称号剥奪理由は、アラバスタ王国内乱の扇動転覆未遂など。
スリラーバーク編〜頂上戦争編
ミホーク、ドフラミンゴ、くま、モリア、ハンコック、ジンベエ、ティーチ
ジンベイとティーチが自主脱退、モリアが除名で7名中3人欠員。
モリアはマリンフォード頂上戦争で戦死扱いで除名。
新世界編当初
ミホーク、ドフラミンゴ、くま、ハンコック、ロー、バギー、ウィーブル
頂上戦争戦の2年後、この間にローとバギーとウィーブルがあてがわれている。
ドレスローザ編にてドフラミンゴ、ローが称号を剥奪されて7名中2名欠員。
ドフラミンゴは人工悪魔の実や武器の密売や、ドン・キホーテ王朝の崩壊などで称号剥奪。
ローは麦わらのルフィと海賊同盟を結んだことでで除名。
制度撤廃時
ミホーク、くま、ハンコック、バギー、ウィーブル
世界会議でアラバスタの王とドレスローザの王が王下七武海制度の撤廃が可決され、権限と称号を全員が剥奪される。
制度が撤廃された時点での王下七武海最終メンバーが以上の5名となる。
最初から最後までいたのはミホーク、くま、ハンコックの3名でした。
あれ!?なんでこうなった?王下七武海についておさらい
いくらなんでもメンバーの入れ替わりや強さの比率がおかしいだろう、なんて思ってしまった人もいるのではないでしょうか?
というかそもそも王下七武海って一体どんな組織だったのかわからないまま大人になってしまった少年少女も少なくありませんよね。
王下七武海=特権持ちの海賊
王下七武海とは、海軍側が特別に一部の海賊だけ賞金首で有ることを一時的に取り消して、特権を与えられた海賊たちを言います。
そうでなくともワンピース界には海軍対四皇(海賊)という大きな構図ができていて、圧倒的に海賊側が有利でした。
そのため、いくらかの海賊たちを味方につけ、少なくとも敵に回らない海賊を引き入れようとした結果に出来た制度なんです。
海軍が呼んでも、四皇が呼んでも絶対にやってくるのが王下七武海なので、どちらかの味方でもあり、敵でもあったわけですね。
王下七武海撤廃で七武海対海軍へ
しかしながらそれも形だけになってしまい、当初の目的であった「力を分散して平和を実現する」ことは全く意味をなさなくなりました。
特権を悪用し、ドフラミンゴやクロコダイルなどの様に犯罪組織の隠れ蓑とする王下七武海も登場したのです。
そんなわけで王下七武海制度そのものを撤廃することで、全ての海賊に特権が与えられなくなったんですね。
当然掌返しで海軍達は元王下七武海を追いかける側になり、現在は賞金首になった七武海と対立することとなっています。
立場が変わったことで手を貸す海賊側も増えることが予想されるため、実力ある七武海が体制を立て直すのは時間の問題と言えるでしょう。
まとめ
個性も実力も優れている元王下七武海、ある意味では国家に利用され、海賊に疎まれ、孤立している軍のようにも思えます。
しかしそんなことはまるで無意味なまでの実力と軍備の持ち主たちですから、全世界にとって強烈な敵となりうることも考えられますよね。
一体どの様に決着をつけるのか、物語の展開が楽しみです!
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