2021年2月10日にGACKTが自身のYouTubeで、フェンディという名前の愛犬を里親に出した動画を上げ、話題となっています。
動画は低評価の嵐で、YouTubeのコメント欄やTwitterには「美談ではない」と批判の声が相次いでいます。
つの丸やうすた京介といった有名な漫画家もこの動画を見て怒っている事態です。
GACKTの犬好きは有名で、今まで様々な犬種を飼ってきています。
同時期に何匹か飼育しており、今回はその内の一匹を譲ることにしたのです。
愛犬家であるはずのGACKTは、なぜ愛犬を里親に出すことにしたのでしょうか。
この記事では、今回のGACKTの行動を批判する意見について、また、なぜGACKTは自身の犬を里親に出したのかについて詳しくまとめたものになります。
Contents
GACKTは犬を何匹飼っている?犬種は?名前がおしゃれ!
GACKTは現在4匹の犬を飼っています。
・名前:デイジー、犬種:チワプー
・名前:アンジー、犬種:チワプー
・名前:キャンディ、犬種:チワワ
・名前:ハニー、 犬種:チワワ
ちなみに「チワプー」というのは、チワワとトイプードルがMIXされた犬種です。
今回里親に出されたフェンディ含め、どの犬もGACKTらしいおしゃれな名前がつけられていますね。
愛犬フェンディの里親はGACKTの師匠!
今回批判を浴びている愛犬の里親への譲り渡しですが、きっかけは、GACKTのポーカーの師匠である土川プロ夫妻が愛犬を亡くし、ペットロスになっていたためでした。
土川プロはGACKTとの会話の中で、20年の5月に愛犬を亡くし、妻がペットロスから立ち直れていないという悩みを打ち明けていたのです。
それを聞いたGACKTは、「無理やりGACKTから犬をもらった」という設定で新しい犬を迎え入れるのはどうか、という提案をします。
これを土川プロが喜んで受け入れ、GACKTは愛犬を一匹譲り渡すことに決めたのです。
GACKTに対する批判の声!
GACKTが5ヶ月間飼っていた愛犬を里親に出すことについて、ネット上では、「美談ではない」と批判の声が相次いでいます。
漫画家のつの丸さんは、Twitterで、GACKTの行動に対する怒りのツイートをリツイートしており、さらに自身でも以下のツイートをしています。
これを美談のように考えてるってもう恐怖だよ https://t.co/LezUmU4n0X
— つの丸 10年後に死ぬ漫画家(3年目) (@ge_ha_mob) February 12, 2021
このつの丸さんのツイートに対し、同じく漫画家のうすた京介さんがいいねを押しています。
さらにネット上では、
・軽い気持ちで飼い始めたけどいらなくなったから捨てたのか
・知り合いの子どもが亡くなったから自分の子どもをあげるようなもの
・ファッションで飼うな
・ペットショップや保護犬ではダメだったの?
・美談にしたから炎上した
・犬は物じゃない
・自分でお世話してないからこういうことができる
・最初から飼うな
・飼い主であるGACKTが責任持って最後まで面倒みるべき
・突然他人の家に連れて行かれた犬の気持ちにもなって
といったGACKTに対する怒りの声が多く寄せられています。
「美談」であると全面に出してしまったために、拒否反応を示している人が多くなってしまったようです。
GACKTが自身の犬を里親に出した真相は…
実は、GACKTが2020年10月に17Live(イチナナライブ)をした際、フェンディは里親に出されることが決まっていることを話しています。
これは、GACKTがハニーとフェンディという二匹の子犬を新しく飼い始めたことを報告した回でした。
GACKTは「飼ったばかりだけどフェンディは里子に出すことが決まっている」と語ったのです。
自分が飼っていた愛犬を里親に出したというよりは、師匠に譲るためにGACKTが一旦預かっていたという表現のほうが正しそうです。
しつけをして引き渡す予定だった
GACKTは「GACKT式ドッグトレーニング」という動画を3回にわたってYouTubeに上げるほど犬のしつけに慣れているのです。
実際、過去にもしつけをした犬を人に譲り渡していたことがあるとのこと。
子犬は、長くて生後12週間までは「社会化期」と呼ばれ、犬社会での生き方を学ぶ時期となっています。
この時期は、人間がしつけをするより、他の犬と一緒に生活しながら基本的な生き方を身につけることが大切とされています。
GACKTは現在4匹の犬を飼っているので、そんな子犬が生活する環境としてうってつけですね。
この「社会化期」が終わった後、人間によるしつけを始めます。
子犬の内は柔軟なので、子犬の間に正しいしつけをすれば、犬にとっても人間にとっても、その後安心安全な暮らしが送れることにつながりますね。
GACKTはフェンディと5ヶ月間一緒に過ごしたと語っています。
この間にフェンディを他の犬と生活させ、さらに、GACKTが確立したしつけ方法で人間との生活に慣れさせる訓練をしていたのです。
ネットの炎上に対してGACKTは
現在もGACKTの愛犬を里親に出した行為に対する批判の声は収まっていません。
この炎上を受けて、GACKTは2月14日に17Liveで、里親に出した経緯を説明した上で、「僕のエゴで夫婦を救いたいという気持ちだった」と語りました。
保健所の犬を紹介すれば良かったという意見に対しては、「その人のエゴと僕のエゴは違う。みんなそれぞれのエゴでやっている。」と反応しています。
犬を里親に出す行為は違法?
動物愛護管理法の第7条4項では、「動物の所有者は、できる限り終生飼養に努めなければならない」と定められています。
今回のGACKTの行動に対し、環境省の動物愛護管理室は上記の法律があるとしながらも、「愛情を持ってきちんと面倒を見る人に譲るのなら問題ない」と説明しています。
まとめ
以上この記事では、GACKTの行動を批判する意見について、さらに、GACKTが愛犬を里親に出した理由についてまとめたものになります。
GACKTは今までいろいろな犬種を何匹も飼ってきた愛犬家としても有名です。
そのため、犬を大切に思っているなら、今回GACKTの犬をあげる必要はなかったのではという声が相次ぎ、炎上騒ぎとなっていますよね。
しかしGACKTは大切な師匠夫婦を元気づけたい一心で、自分がしつけをした後、フェンディという名前の犬をあげることにしました。
そのほうが、フェンディにとっても師匠の土川プロ夫妻にとっても最善だというGACKTのエゴがあったのです。
今回のGACKTの行動に対する議論は続きそうですが、新しい家に行ったフェンディが元気に暮らしていることを願います。
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