結局、ジョジョに出てくる最強のスタンドって何なの??
「ジョジョの奇妙な冒険」、その作中でスタンドを使った燃えるバトルが繰り広げられる中、一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか。
スタンドとは、持ち主のそばに出現して特殊能力を発揮する守護霊のような存在であり、各キャラクターによって所持するスタンドは異なります。
「ジョジョの奇妙な冒険」第3部にてスタンドは初めて登場しました。
スタンドを使う人間をスタンド使いや本体と呼び、スタンドを使うことで主人公たちは難敵を倒すことができる一方、敵はより手ごわく、熱いバトルを繰り広げることとなりました。
しかし、スタンドはキャラクターごとに固有の能力であり、多数に存在するため、どのスタンドが最強なのかはいまだ決まっていません。
そこで今回は、スタンドの最強ランキングをスタンドの画像と一緒に発表します!
ネタバレが含まれる場合がありますのでご注意ください。
Contents
【画像あり】ジョジョ、スタンドの能力最強ランキング!
第1位 ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム
やっぱりこれが圧倒的最強!!
第5部「黄金の風」主人公のジョルノ・ジョバァーナが所持するスタンドがゴールド・E・レクイエム。
ジョルノ・ジョバァーナといえば、ジョースターの血を引く存在ながら、ジョースター家の宿敵DIOの息子であるというなんでもありの存在。
スタンドもやはり最強と言わざるを得ません。
気になる能力の中身は、「生命を与える」能力と「攻撃してくる敵の意思や動作を巻き戻す」能力。
これによって、ジョルノに仕掛けられた攻撃や、未来予知により起こるとされたことがすべてなかったものになってしまいます。
つまり、敵からすると、ゴールド・E・レクイエムに殴られれば、死んだことすらもなくなるため、永遠の生死を繰り返すこととなります。
これにより、敵はありとあらゆる死の過程を味わう結果となりました。
実は、巻き戻しの能力はスタンドを開花させる矢に貫かれたことで得たものであり、進化前の「生命を与える」能力もあるので、どんな生物の特徴を活用することができ、身体の一部として物質に生命を与えれば回復もできるという、何でもありな状態となったのです。
その能力のすごさから本体であるジョルノすらもすべてを把握することはないほどで、さらに原作内での描写が少なかったことから謎も残る、本体に付随するとは言えないんじゃないかとささやかれることもあるスタンドです。
第2位 タスクACT4
最強ランキング 第2位のスタンドはタスクACT4。
第7部「スティール・ボール・ラン」の主人公、ジョニィ・ジョースターが所持するスタンドの最終形態です。
馬を走らせることで生まれるエネルギーを騎手が受け取り、回転エネルギーに変えて爪弾で撃ち抜くことで、ジョニィの意思を必ず実現させる能力になります。
無限の回転を起こせるため、どんな手を使ってもジョニィの意思から逃れることはできず、仮に時間を停止させても回転を止めることはできません。
タスクACT4の攻撃に一度当たったら最後、タスクACT4による無限の”逆”回転を打ち込まなければ、ジョニィ自身ですら止められない攻撃になっています。
この絶対止まらないという特徴から、タスクACT4は「絶対殺すマン」とも呼ばれています。
始めのスタンド「タスク」は爪を回転させて切り裂いたり、爪弾を飛ばしたりするというあまりぱっとしないスタンドだったのですが、本体の成長に呼応して不死ともいえる敵を倒すほどの能力にまで成長しました。
ある程度初めから強かったゴールド・Eとは対照的かもしれない最強2位のスタンドです。
第3位 キング・クリムゾン
最強ランキング第3位は、第5部ラスボス ディアブロのスタンド キング・クリムゾンです。
キング・クリムゾンには、2つの能力が存在します。
「時間を消し去る」能力と「未来予知」の能力です。
未来予知の方法として、額にもう1つの顔「エピタフ」があり、エピタフから未来が映し出されることで高い精度の未来を知られます。
数十秒間の時間を消し去りますが、相手は消し去った時間のことを覚えていられず、かつ未来予知は多少誤差のあるもののほぼ絶対であるため、2つ能力を組み合わせることで、本体は自身の都合の良い状態を作ることに有利になれます。
第4位 メイド・イン・ヘブン
続いて4位もラスボスのスタンドからのランクイン。
第6部「ストーン・オーシャン」に出てくるラスボス プッチ神父のスタンドの最終形態です。
スタンドは簡潔に、「時間を無制限に加速する」能力。
メイド・イン・ヘブンによって世界が加速されると、無機物は加速された時間に沿って時間が経過するのですが、生き物だけは時間経過についていけません。
本体であるプッチ神父のみが加速した時間についていくことができるため、視認不可なほど速く動くことができ、さらに加速した状態からの攻撃力は壊滅級。
スタンドのパワーはあまり高くないものの、まず相手はついていけないためとても凶悪なスタンドです。
しかし、生物以外の自然現象はプッチ神父に影響を与え続けるため、時間経過とともに効いてくる攻撃は無視できないという弱点も存在します。
弱点が存在するといっても、主人公のパーティを一掃してしまった力であるため、凶悪なことは確かです。
第5位 ウェザー・リポート
第5位の最強スタンド ウェザー・リポートは第6部に登場する記憶喪失の男 ウェザー・リポートの所持スタンド。
記憶喪失になったことから本体の本名が分からず、スタンド名と同じ「ウェザー・リポート」と呼ばれることとなりました。
主人公の空条徐倫の兄貴的立場に位置します。
スタンド能力は、名前の通り天気を自在に操作できること。
地球で起こりうるすべての事象を引き起こすことができ、その規模も操れるため非常に汎用性に富んだ能力です。
応用的に、過去にカエルが空から降ってきた事例を利用して、毒ガエルを空から降らせたこともあるのです!
また、能力の応用例として、最強レベルに暴力的なのはサブリミナル効果による暗示。
太陽光の屈折率を変化させて映像を見せることで、相手の無意識下に働きかけ、暗示をかけます。
映像を見ると暗示をかけられてしまい、実際に肉体までもが変化してしまいます。
しかし、敵味方問わず暗示をかけてしまうためコントロールとしては今一つな部分が残念。
第6位 DC4(Dirty Deeds Done Cheap)
第7部のラスボスとして登場するヴァレンタイン大統領のスタンドが第6位にランクイン。
DC4と略されますが、正式名称は『Dirty Deeds Done Cheap:安くなされた汚い仕事』、原作中では「いともたやすく行われるえげつない行為」と表現されています。
第7部の世界には、聖なる遺体のある基本世界と、ちょっと違う別次元の世界が複数存在します。
DC4は何かの間に挟まることで、次元の間を自由に移動することができます。
また、基本世界に別世界から人間や物体を移動させてくることが可能です。
そしてルールとして、同じ世界に同時に存在できるのはヴァレンタイン大統領のみで、それ以外の存在が同時に存在し触れてしまうと身体が崩壊してしまいます。
このことから、ヴァレンタイン大統領は何人ものヴァレンタイン大統領を別世界から連れてきて、人格だけが移り変わっていくため、身体を複数持つことと同義になり、事実上の不死となることができます。
人格だけが残り、大統領の身体は使い捨てにされていくため、スタンドのほうが本体なのではないかと思ってしまうような状態になりますが、大統領を殺すためには基本世界に存在するすべての大統領を倒す必要があり、耐久力としてはピカイチの性能を誇ります。
第7位 クリーム
1960年代のイギリスのロックバンドの名前から付けられたスタンド名「クリーム」。
第3部「スターダスト・クルセイダーズ」に出てくるボス:DIOの手下 ヴァニラ・アイスの持つスタンドです。
スタンドの口の中が暗黒空間に接続しており、本体やスタンド自身以外の飲み込んだ全てを粉々にする能力を持っています。
さらに、本体と自身を口の中に入れることで、完全に姿を消すこともできます。
残念ながら、口の中では、外から完全に遮断されるため状況を確認できないという弱点と、空間を飲み込まないと移動できないという欠点から、場所の特定をされてしまうことがあります。
しかし、姿を消している間は攻撃が無効になりながら、自分からは攻撃ができます。
そして、暗黒空間に飲み込むことは防御不可であり、暗黒空間に飲み込めば確実に殺せることからかなり殺傷性の高い能力を持っているといえるでしょう。
第8位 スター・プラチナ・ザ・ワールド
スター・プラチナ・ザ・ワールドは成長することによって、時間停止の能力を持つに至った物理派スタンドです。
第3部の主人公 空条承太郎のスタンドであり、自我意識を持つというスタンドであります。
完全近距離パワー型で、ずば抜けたパワーとスピードを持つ一方、スタンドが動ける範囲は本体の周辺2mと、とても短い行動範囲です。
途中、DIOとの戦いの最中に、DIOと同じく時間を停止させる力を覚醒させ、最大5秒まで停止できるようになりました。
ただ、時間を停止させるといっても、ザ・ワールドは概念的に止めていたことに対して、スター・プラチナ・ザ・ワールドでは、スター・プラチナが光速で動くことで時間を停止させているので、物理を極めただけかもしれません。
また、時間停止後数分は時を停止できないため、注意が必要になります。
第9位 ザ・ワールド
第9位のスタンドはザ・ワールド。
作中では「世界」等と呼ばれることもあります。
「ジョジョの奇妙な冒険」の因縁の始まりとなる敵キャラ:DIO(ディオ)・ブランドーのスタンドであり、10秒時間を停止できます。
けた外れのパワー・スピードを持っており、さらに時間停止している間は物理法則すらも操ることができ、確実に相手を倒すことができる衝撃的なスタンドです。
特に、白兵戦では十二分にその威力を発揮します。
DIO曰く、ザ・ワールドは世界を支配する能力。
作者からは、時間の束縛から解き放たれたいという願望が身をなしたものであると説明がありました。
圧倒的な能力ではありますが、一度時間停止させるとクールタイムが必要なので使いどころが難しいという難点が存在します。
第10位 キラークイーン
第10位のスタンドは第4部「ダイヤモンドは砕けない」のラスボス 吉良吉影のスタンド キラークイーンです。
能力は、第一の爆弾、第二の爆弾、第三の爆弾が存在し、第一の爆弾はキラークイーンが触れたありとあらゆるものを爆弾に変えること。
オプションとして、爆弾自身が爆発することと爆弾に触れたものが爆発することを設定できます。
起爆方法も、キラークイーンがスイッチを押すことで爆発させることとほかの物体に触れたとき爆発することの2方法から選択できます。
それぞれ、物体を爆弾に変えるときに設定することができます。
一度爆弾に変えると性質の変更ができず、爆発し終えるまで新たな爆弾を作れないという制約はありますが、なんでも爆弾化できるため、杜王町に潜む殺人鬼である吉良には汎用性の高い能力です。
第二の爆弾は、名付けてシアーハートアタック。
熱に向かって突撃して熱に触れることで爆発する、キラークイーンの左手から一発のみ発射する自動追尾型爆弾戦車で、吉良はこれに弱点はないと自負していました。
しかし、熱を追いかけるという特性から地殻に炎があるとそちらへ向かうほか、視覚を持たないため本体からは状況の把握ができないため本体による視認が必要であるといった複数の欠点が見つかってしまいました。
欠点が明らかになってからはあまり使われていません。
第三の爆弾はバイツァ・ダストといい、吉良の正体を知ったスタンド使いではない人間にキラークイーンが憑依して爆発します。
爆発後は時間を爆破し、なかったものにして対象の人間が爆破するという「運命」のみ残るため、時間が戻った後にその人間は勝手に爆発します。
しかし、キラークイーンが憑依している間、吉良は全くの無防備になってしまう弱点が存在したり、あまり使われた描写がないため、いまいち謎の残る能力です。
【まとめ】スタンドの最強ランキング発表
スタンドの能力で強いと考えられるもの、ベスト10を発表してきました。
どのスタンドも固有の強さがあり、ランキングを決定するのが難しい部分もありましたが、いかがでしたでしょうか。
時間を止める能力や、空間に作用する能力、ひたすら物理的に強い能力等、多種多様の凶悪な能力がそろい踏みでした。
ジョジョの奇妙な冒険においては、能力自体の強さ以外の要素として、その場面や、スタンド使いの気持ちの変化によって圧倒的な能力が発揮される場面もあります。
場面ごとの最強ランキングを考えてみても面白いかもしれませんね。
関連記事
>>> 人気作品の突っ込んだ記事まとめ
この記事が楽しい!参考になった!と思いましたら、下のボタンからシェアしていただけると幸いです!