柴咲コウ 農家の敵 種苗法

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【柴咲コウ】なぜ農家の敵と炎上?種苗法と中国系実業家の問題とは?

今や実業家としての顔も持つ女優の柴咲コウ。
表舞台からめっきりと姿を消した彼女ですが、2020年4月に自身のツイッターにツイートした発言が元で炎上したことをご存じですか?

これをきっかけに「農家の敵」とまでいわれるまでに…。さらにはニュースで取り上げられるなど大きな注目をあびました。

この記事では

 
「なぜ柴咲コウが農家の敵と言われているのか?」
「炎上のきっかけとなった種苗法とは?」
「柴咲コウの現在、中国系実業家との問題」

 
について詳細にまとめたものになります。最近テレビやメディアに映る日も少なくなり「どうしているのだろう」と思っている人も多いのでは?

これを読めば現在の柴咲コウを知ることができますのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。
 

Contents

柴咲コウが「農家の敵」と炎上!発端となった「種苗法」改正案

 
柴咲コウが「農家の敵」などとバッシングを受けることになった発端は、「種苗法改正案」にあります。これについての柴咲コウの発言が、農家の皆さんの怒りの火を灯す原因となってしまったのです。そもそも「種苗法改正案」とはどんな法律なのでしょうか?まずはそこから説明していきますね。
 

「種苗法」の改正案が水面下で進んでいた

 
「種苗法」とはものすごく簡単にいうと植物の特許制度、または、農業版の著作権を守る法律のことを意味します。

もともと1998年に一度全面改正されたのですが、2020年新型コロナに揺れる情勢の中で水面下にこの「種苗法」の改正案の審議が始まりました。

少し難しい話になりますが、審査を得て登録された品種は、育成者以外で一部加工品を利用する場合、その登録品種を使う為には許可が必要です。この時、販売される登録品種の種苗には通常、ロイヤルティーを育成者に支払います。

今回の改正案で焦点になったのは、

・農家による登録品種の自家増殖に育成者の許諾が必要になる
・育成者は登録品種を許諾なく輸出できる国や栽培地域を指定できる

 
これまでは、農家による自家増殖に許可は必要ありませんでした。しかし改正案では、自家増殖の場合でも育成者の許可が必要になるとのこと。

この背景には、植物の品種が海外へ流出したこと、県内で栽培を限定したはずの品種が箱を開けると県外に広がったりしたことが改正案につながったとされています。実際に日本で開発された品種が中国と韓国で発見されている事例もあるんだとか。

これについて農家の間では賛否両論があがり、ネット上では非常に反対の意見が多かったのです。一番の理由としては、自家増殖の一律許諾料の発生で農家の経営に大きく影響するのではという懸念の声でした。そしてそんななか、そこへ火をつけてしまったのが柴咲コウの発言へとつながります。
 

柴咲コウのツイートが発端で農家の敵と大炎上!

 
柴咲コウは2020年4月30日、自身のツイッターでこうつぶやいています。
(現在はこの投稿は削除されています)

「新型コロナの水面下で「種苗法」改正が行われようとしています。自家採取禁止。
このままでは日本の農家さんが窮地に立たされてしまいます。これは他人事では
ありません。自分たちの食卓に直結することです」

 
一見するとこのツイートは、農家の人を心配しているようにも読み取れるのですが、「種苗法改正案」を反対しているようにも読み取れることから、農家となんにも関係のない人間のこの一言に農家の人たちを刺激してしまったようです。
そしてその後あまりの炎上ぶりに柴咲コウは以下のツイートをしています。
 


 
過度な誹謗中傷などには法的措置をと明記されていて、この強気な態度にさらに怒りはヒートアップ

あと、なぜここまで炎上したかといいますと、柴咲コウの「種苗法」の知識不足もあります。国は、あくまでも自家増殖が禁じられている登録品種は農作物の10パーセント。それ以外の一般品種については引き続き自家増殖が可能と主張しています。

しかし柴咲コウのツイートでは、そこには焦点をあてず、自家採取規制のところだけに焦点をあて、ただ一方的に法を反対したツイートにも問題があった様子。

この炎上騒ぎでネット上では

「全国の農家の皆さんを敵に回した」
さらには「お隣の国の工作員なのか」

と厳しい意見も飛び交いました。
 

柴咲コウが北海道で牧場を開いていた!共同パートナーは中国系実業家

 
柴咲コウは、2020年3月、長年所属していたタレント事務所を退職し翌年には、「レトロワグラース株式会社」という名前で自身が社長をつとめる会社を設立しています。

そして現在はというと、なんと北海道で牧場を経営しているんだとか。場所は新千歳空港近く。広さは東京ドーム6個分とも。

牧場では、農畜産物の生産、加工および販売。さらには馬に乗って行う団体球技「ポロ」の競技馬の生産や調教までてがけているんだそう。

そこで問題になっているのがこの牧場で共同経営者として共に働いている中国系実業家のフウ・フェイフェイ氏という存在。この方は、どんな人物なのか、また何が問題なのか次に説明していきますね。
 

柴咲コウが心酔しきっている中国系実業家

柴咲コウ	農家の敵 種苗法
 
フウ・フェイフェイ氏と柴咲コウの出会いは、2015年10月9日に放送されたテレビ番組「アナザースカイ」。上の写真の左側の方になります。この出会いをきっかけに意気投合したのでしょう。翌年の2016年には先ほど説明しました、柴咲コウは自身の会社を立ち上げています。

そしてすぐに北海道に土地を買い、今では北海道にも家があるようで、東京と北海道とをいったりきたりの生活を送っているんだとか。

そこまですぐに実行に移したフウ・フェイフェイ氏とは一体どんな人物なのか。

フウ・フェイフェイ氏は、日本、南アフリカ育ち。早稲田大学とオックスフォード大学で哲学を専攻し06年には英国王室のあのチャールズ皇太子の秘書官にまで就任するほどの驚きの経歴をもつ人物。

もしかして恋人関係なのでは?と思った方もいるかもしれませんが、フウ・フェイフェイ氏は既婚者で、牧場経営の他にもお店のブランディングなど、柴咲コウの友人曰くセレブな実業家とも称されています。

そこで問題になっているのが柴咲コウがフウ・フェイフェイ氏の影響をとても大きくうけていることです。最近ではフウ・フェイフェイ氏の影響で「ユートピアを作りたい」や「コミューン」といった言葉を発するようになったのは彼の影響ともされています。
 

柴咲コウが食にこだわるルーツ。今は亡き母親の影響とも

 
さて、話は「種苗法」に戻りますが、なぜ彼女はそこまで食にこだわりをもっているのでしょうか。今回の「種苗法」についても一般の方ではそうそう言葉に出てこないワードですよね。そして北海道での牧場経営。

そのルーツは、今は亡き母親が影響しているのでは?と言われています。
柴咲コウが19歳の時に母親が他界。病名はがんだったとか。この時、柴咲コウは何がいけなかったのか追及し、その結果が食への見直しでした。

その証として独立してから立ち上げたファッションブランドも、土に還る生態系に負担をかけない素材を選んだりと自然について非常に意識しています。普段から意識しているからこそ「種苗法改正案」にいきついたと考えるのは自然のことです。
 

まとめ・有名人の発言は細心の注意が必要

 
以上が

 
「柴咲コウがツイッターで炎上」
「なぜ農家の敵と言われたのか、それは種苗法改正案を反対したから」
「柴咲コウは共同パートナー、中国系実業家に大きく影響されている」

 
さらには「柴咲コウが食にこだわるルーツは母親」
にまで触れまとめたものになります。

農家の敵とまで言われた柴咲コウですが、彼女が食にこだわるからこそ出たツイートであり悪意はなかったと思います。強気な態度も示していますが、炎上直後は「知らない人が多いことに危惧しているから触れた。きちんと議論がされて様々な視点からの審議する必要のある課題かと感じた」とも言っています。

最後になりますが物議を醸しだした「種苗法改正案」ですが、2021年11月17日には衆議院にて可決され「種苗法改正案」は成立しました。

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