2chって色んなテーマのスレッドが立っていて見ていて面白いですよね。
そのなかで2chオカルト民の間で決めた、「行ってはいけない心霊スポット1位」というのが存在するのをご存じですか?
スレッドの中にはランクSSから順にランキングされた場所が紹介されています。ランクSS…それは生きている者が行ってはいけない場所。危険度MAXレベル。
それが慰霊の森(雫石)と呼ばれる場所なのです。
この記事では、
「慰霊の森(雫石)で何があったのか」
また「実際に慰霊の森(雫石)に行った人の心霊体験」
について詳細にまとめたものになります。
名前は聞いたことがあるけどどんな場所か知りたい!心霊体験が気になる!という方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Contents
岩手県岩手郡雫石町にある慰霊の森
慰霊の森は、岩手県岩手郡雫石町にあります。
施設内は緑に覆われ、まず階段を上ると慰霊碑が建てられています。これはこれから説明します、とある事故が起こった翌年に建立されました。
さらに奥に進むと慰霊堂、航空安全祈念の塔が建立されています。その後、元号が「平成」から「令和」に変わった2019年には、航空安全祈念の塔の解体・新設、慰霊堂改修等の大規模改修が行われています。
慰霊堂、航空安全祈念の塔…なにやらこのキーワードだけで不穏な空気が既に出ていますね。実はここは、とある事故が起きた場所。そこで亡くなった方の為に建てられたものなのです。次にその事故について説明していきますね。
慰霊の森ができた理由:悲惨な航空事故
1971年7月30日、雫石町上空で大きな爆発音が発生しました。
旅客機と航空自衛隊の戦闘機が空中衝突したのです。両機とも大破して墜落。
自衛隊機乗員は脱出することが出来ましたが、旅客機は空中分解してしまい乗客乗員162名全員が死亡するという悲惨な事故でした。乗客は5000メートルもの上空からたたきつけられるように地面に落下。その遺体の損傷はとても激しかったと聞きます。
落下するとき、岩手県岩手郡雫石町から距離のある盛岡市までその音が響いたんだとか。この機体主部が墜落した場所に碑が建立され、現在慰霊の森として管理されているのです。
現在は「森のしずく公園」と改名
慰霊の森(雫石)ですが、現在インターネットなどで検索すると「森のしずく公園」と検索結果に出てきます。これは令和2年(2020年)5月1日に園地名を「慰霊の森」から「森のしずく公園」に変更されています。
2chに投稿された心霊体験した人の話がヤバかった
「俺も夜にいったことがあるけれど、それが原因かはわからないが友達が骨肉腫で死んでいる」
これを冒頭に2chのスレッドで実際に慰霊の森(雫石)に行った人が体験した心霊体験の話しが始まりました。その内容を紹介しますね。
①友人と慰霊の森(雫石)に
投稿者の方は、友人2人と一緒に慰霊の森(雫石)に夜、探索することにしました。この時、行きはタクシーを使い、時刻は夜の9時頃。運転手に不自然に思われたらしく、最後の一人が下りるとき運転手から「どうなっても知らないよ」と不可解な一言を告げられます。
そして3人は電灯を照らしながら山の中へ。150段程ある階段を進んでいきます。この時から投稿者は誰かに見られているという感覚があったと話しています。でも誰もそれを口にすることはありませんでした。
その後山頂に到着。そこには大きな慰霊碑があり、3人は形だけでも拝むことに。そしてさらにその慰霊碑の後ろに道があったので進むことにします。
②白いおばあさんが見える
奥へ進むと何故かお地蔵様が並んでいたそうで、そこに飛行機の形をしたモニュメントを発見します。ここで道も終わり、3人は帰ることにします。
この時でした。帰る道中で今は亡くなっているその友人が
「さっき、白いおばあさんいなかった?」と。
モニュメントのあたりで見かけたと急に言い始めたんだとか。その言葉に投稿者を含め3人は怖くなり、急いで下山することに。
入口付近まで戻るとまたタクシーを呼ぼうかという話しになったものの、なぜかそのタクシーを呼んだ着信履歴が残っていないという不可解な出来事に遭遇します。このあたりから3人は徐々にパニック状態に陥り結局徒歩で宿泊する旅館まで帰ることにしました。
その宿までの道のりで亡くなった友人が「14人…」と意味深な言葉を小言で言っていたんだとか。それでもその時は投稿者はそれについて追及することはありませんでした。
③半年後、友人に骨肉腫がみつかる
慰霊の森(雫石)に行ってから半年後、亡くなった友人に骨肉腫がみつかるという事態が起きました。投稿者も心配になり、その病気について調べますが、まず骨肉腫で亡くなる人は今はあまりいないという記事を見つけ、その時仕事も忙しかったことから見舞いに行くこともなく日々を過ごします。そして…約1年半年後その友人は亡くなってしまいます。
その友人の葬儀の際にもう一人、一緒に行った友人から、亡くなった友人からきたというメールを見せられます。
そこには「つかれてる」の一言。
慰霊の森(雫石)に行った一ヶ月くらい後に届いたそうですが、この時から亡くなった友人は何か異変を感じていたようでした。また亡くなった友人は死ぬ直前まで本当に元気だったらしく、治るといわれていたとのこと。
そしてこの慰霊の森(雫石)に行こうと初めに言い出したのは、亡くなったこの友人だったのです。
④投稿者の現在
ここで投稿者が体験した話しは終わりますが、最後に投稿者は意味深なコメントを残しています。
「ヒントこれが今の俺の体に必要なものです」
と書かれたコメントと共に、とある写真が添付されていました。
それは常人が飲むには多すぎると思われるほどの大量の薬の写真。これは「次は俺の番」と示唆しているかのようなコメントでした。
(写真は実際に投稿された写真とは異なります)
まとめ・遊び半分の気持ちでは訪れてはいけない
以上が
「慰霊の森(雫石)は悲惨な航空事故の死者を弔う為に作られた場所」
「慰霊の森(雫石)に現れた心霊」
さらには「2chに投稿された心霊体験」
にも触れまとめたものになります。
毎年、慰霊の森(雫石)では、事故が起こった7月30日に「献花・拝礼」が行われ今もなお亡くなった方への追悼の儀は行われています。
2chに投稿された体験談は書いていてもとても怖かったです。呪いというか、遊び半分の気持ちでこういう場所にはいってはいけないと改めて思いました。
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