ミュージシャン

中村中の性別はトランスジェンダー!現在は手術も受けた?紅白演出についても!

 
歌手や役者として活動している中村中さんをご存知でしょうか。

背が高く、きれいな顔立ちをしている彼女、実は性別は男性のトランスジェンダーなのです。

声やお顔からは男性っぽさを感じにくいため、芸能活動をしている現在は性転換の手術を受けたのではという噂もあります。

そんな中村中さんの知名度が上がったのは紅白歌合戦への出場でしたが、彼女は後に、このときの演出が嫌だったと告白しています。

紅白でどんな演出がされていたのか気になりますね。

この記事では、中村中さんについて深堀していきます!
 

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Contents

中村中の性別はトランスジェンダー


中村中さんは、見た目や内面は女性ですが、戸籍上の性別は男性であるトランスジェンダーです。

歌手としてメジャーデビューした年である2006年の9月に、公式ホームページでこのことを発表しました。

幼い頃から自身の性別に違和感を覚えていたようですが、それを忘れるくらい音楽にのめり込む少年時代を送っていたとも語っています。

 

恋愛対象は男性

中村中さん、心は女性で、恋愛対象も男性です。

過去にお付き合いした男性もいましたが、恋愛は楽ではないと語っています。

男友達のことを好きになったが、友情を壊したくないと悩む日々もあったようです。

 

本当は公表したくなかった


ここ数年は、トランスジェンダーだと自ら公表する人も多いですが、中村中さんが公表した2006年は今よりさらに理解がない時代でしたよね。

そんな時代の中発表した中村さんに希望を持ったトランスジェンダーの人がいるのは事実です。

しかし彼女自身は、トランスジェンダーだと公表したくないと主張していたのです。

ではなぜ公表に至ったのでしょうか。

実は、中村中さんの周囲に

「カミングアウトしないと売らない」

脅しのような言葉を言ってくる人がいたからでした。

中村さんは、自分の身近な人でさえ、トランスジェンダーに対して「理解がない、誤解している」とわかっていたので、世間一般には絶対に公表したくないと考えていました。

しかし、上記のような言葉を投げつけられ、屈してしまったと語っています。

たしかに、人と違う部分があれば、それだけヒットしやすいという面もあります。

ただ、トランスジェンダーはとてもデリケートな問題で、他人が簡単に口出しして良いことではありませんよね。

中村さんは後に、このときの脅しに負けてしまった自分自身も許せないと発言しています。
 

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現在は手術をしている?


中村中さんの容姿や、歌声からは男性らしさを感じませんが、彼女は現在も性転換の手術を受けていません。

そして今後も受ける予定はないとのこと。

中村さんは、
 

 
・女性になりたいと手術しても理想の姿にはなれない

・自分は何もしなくても自分である

・だから手術にはこだわらない

 

と持論を展開しています。

この考え方は、性に違和感を覚えている人だけでなく、容姿に自身がなく悩んでいる人などにも響きますよね。

 

声変わりの時期は悩んでいた

 

 

中村中さんは、声帯の手術もしていません。

そのため、声変わりの時期にはとても苦労したようです。

幼い頃から歌うことが好きでしたが、変声期には自分の声に違和感を覚え、歌うことが嫌になったと語ります。

しかし、そこで音楽から離れるのはなく、作詞作曲や楽器のほうに情熱を注いだのです。

音楽は中村さんにとってかけがえのない存在だったのですね。

その後、バンドに所属したり路上ライブをしたりで経験を積み、最終的にメジャーデビューを果たしました。

中村中さんはデビュー後のインタビューで、
 

 
・声帯を変える手術の存在を今まで知らなかった

・知っていたとしても、自分の声を愛しているので変えるつもりはない

 

と言っていました。

中村中さんは、ありのままの自分と向き合って生きていることがわかりますね!
 

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紅白の演出に不信感


2006年にシンガーとしてデビューした中村中さんは、翌年の2007年、「第58回NHK紅白歌合戦」への出場を果たしています。

このとき史上初、「戸籍上男性の歌手が紅組出場」となりました。

これが画期的なこととして、番組側も様々な演出をしていました。

その内容が、
 

 
・中村中さんの衣装を、赤のドレスに少し白色をつけたデザインにする

・歌う前にトランスジェンダーについてのVTRを流す

・中村さんに宛てた母親からの手紙を司会が読み上げる

 

というものです。

番組サイドは、感動的に仕上げたかったようですが、中村中さん本人はこれらの演出を気持ち悪いと思っていました。

母親からの「トランスジェンダーに産んで申し訳ない」といった内容の手紙にも、「バカだなと思った。あなたのせいじゃない」と舞台上でコメントし、全く涙を流しませんでした。

ちなみにこの手紙へのコメントは、母親を罵倒というよりは、こんな演出をしたスタッフへの憤りから出たものとのこと。

これらの演出の後、中村中さんの代表曲である『友達の詩』を披露し、紅白出演を終えました。

中村さんは、元々、理解がない人たちにセンセーショナルに取り上げられるのを嫌がって公表をためらっていましたよね。

その嫌だったことを紅白という大舞台でされたことで、当時は心が疲れ切ってしまっていたと語っています。

中村中さんの姿をテレビで見て、勇気をもらえる人がいたのは確かです。

 

 

ただ、本人が望んだ演出ではなかったので、NHKはちょっとやり過ぎましたね。
 

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まとめ

以上この記事では、トランスジェンダーの中村中さんについて、手術の有無や紅白での演出についてまとめたものになります。

トランスジェンダーであろうがなかろうが、他人を理解することは難しいですよね。

完全にわかり合うのは難しいので、どれだけ多様性を認め合えるかが重要な時代になってきたと感じます。

 

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