「ロードサイドのハイエナ」という言葉を覚えていますでしょうか。
ステーキのけんと言えばなんとなくわかる方もいるかと思います。
そう、エムグラントフードサービスの社長である井戸実さんのことです。
最近メディアで目にする機会がてきましたが、以前は自信満々のイキリとも取れる発言が話題になりました。
会社が破産寸前まで追い込まれ、現在はどんなことをしているのか。
そもそも、彼の経歴はどんなものだったのか。
詳しく見ていきましょう。
Contents
現在はニート?焼肉屋?
井戸実さんのTwitterを見てみると”ニートみたいな生活をしてます”の文字が。
Instagramを覗いてみると、”飲食店を経営しています”の文字。
ん?これは一体どういうことなんでしょうか。
真相を探ってみました。
現在は焼肉店を経営!
なんと現在、井戸実さんは株式会社TWENTY NINEという会社で「肉流通センター」という焼肉店を経営されています。
またしてもお肉関連のビジネスで立ち上がりを狙っていくみたいですね。
そして、このコロナ禍で小学校や幼稚園の運動会が中止になったことを受けて肉流通センターの6店舗(鎌田・府中・稲田堤・分倍河原・明大前・向ヶ丘遊園)にて小学生以下のお子様カルビ食べ放題企画を開催しているようです。
そのほかに鹿島にできたフランチャイズで行っているパン屋さんの協力もしています。
井戸実さんの経験と知識が活きそうですね。
破産ってしたんだっけ
2006年に創業した株式会社MGF(旧社名株式会社エムグラントフードサービス)ですが、2020年2月に破産手続きを開始されました。
テレビやインターネットのニュースで目にした方なんかもいらっしゃるのではないでしょうか。
ちょうど新型コロナウィルスの時期と重なってしまい大きく取り上げられることがありませんでした。
彼のブログでもコロナ禍で債権者集会が延期されたり、少ない人数での集会となったりと言ったことをとりあげていました。
そしてようやく2021年1月27日付けで免責決定がおりました。
簡単にいうと破産者から一般人に戻ったという意味となります。
井戸実さんのこれまで
さて、これまでの井戸実さんはどう言ったキャリアを積んできたのでしょうか。
また、ここまで積み上げてきたものがどうして0になってしまったのか。
詳しく見ていきましょう。
経歴
1978年1月19日生まれ。
神奈川県川崎市出身。
1998年「築地すし好」に入社
↓
2001年「レインズインターナショナル」に入社
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2003年「小林事務所」に入社
↓
2004年「店舗流通ネット」
↓
2004年「居酒屋 感菜」を開業
↓
2006年「ステーキハンバーグ&サラダバーけん」を開業
↓
2006年 エムグランドフードサービスを設立
中学生の頃の夢は寿司職人。
中学卒業と同時に寿司職人になるつもりだったそうですが両親に反対され、仕方な地元の工業高校へ進学されました。
高校卒業後はアルバイト先の店長の紹介で1998年に「築地すし好し」へ入社。
この頃から、30歳までに自分の店を開くとと計画し飲食店経営のノウハウを独学で学び始めました。
しかし寿司職人を行いながらでは勉強がおぼつかないため三年で退職。
その後2001年にレインズインターナショナルに入社し店舗開発の仕事をすることになります。
ここで飲食店の立ち上げから運営までの流れを学びます。
しかし2年で退社。
2003年に小林敬の飲食店経営者事務所「小林事務所」に入社します。
小林敬直々に事業開発の全てを叩き込まれました。
一年間学んだ後、2004年に「店舗流通ネット」に入社します。
業務委託店舗の営業開発をしながら26歳で居酒屋「感菜」をオープン。
そして、2年後、2006年に「ステーキハンバーグ&サラダバーけん」を開業。
同年に株式会社エムグラントフードサービスを設立。
なぜ転落したのか
2006年に株式会社エムグラントフードサービスを設立し、2010年に100店舗、2011年に200店舗まで増やし成功していたのにいったい何故ここまで転落してしまったのでしょうか。
その答えは2012年にあります。
当時の財務担当が詐欺に引っかかってしまい、6億円を失うまでになったそうです。
穴埋めとして高利で借金をし10億まで膨れ上がってしまい会社の経営が回らなくなり、結果2020年に破産という形になりました。
彼のブログでもキングボンビーがついたようだと桃鉄で例えていましたが、このコロナ禍で違うプレイヤーにキングボンビーがついてラッキーだったと語っています。
数々の失態や発言
まずは、彼がどんなことを言っていてのか一気に見てみきましょう。
「何故、低所得の人に現金を配るのだろう」
「お金に困るなら家なんか買わなきゃいいのに」
「倒れるのはそいつが悪いだけ。自己管理の問題だ。そもそも労働基準法がおかしい」
「同世代の外食の経営者で見れば僕がぶっちぎりだ。ライバルも出てこない」
そしてTwitterでの物議を醸す発言の数々。
あげればキリがない。
ですが、一度立ち止まって考えてみてください。
間違ったこと言っていません。
すこし表現が過激なだけだったり、偏ってしまったりしていることはあっても。
日本人にはないパーソナリティなので一部受け入れ難いということもあると思います。
もちろん、どんなことでも言っていいわけではありません。
有名税もあるでしょう。
発言の一部は、彼の自責思考の考え方が反映されていると思います。
彼は生まれつきのビジネスマンなんだと。
また発言と言ってもその人の全てではないですからね。
何を考えてその発言をしているのかはその人にしかわかりません。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
今回はステーキのけんで有名な井戸実さんの経歴や現在をまとめました。
イキリ発言で話題になりましたが、財務担当のミスにより会社は破産に追い込まれました。
ですが、現在は新たなビジネスでチャンスを掴もうとしていたり、フランチャイズのお店作りを手伝っていたりと、やはり、そこは優秀なビジネスマンなのでしょうね。
ただでは転びません。
またメディアの露出もふえていくでしょうから、 これからに期待ですね。
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