イップスとは元はゴルフで見られる、精神的な不安や原因から動作に問題が出てきてしまう致命的な状態を言います。
しかし最近では様々なスポーツや文化活動に、このイップスがあることが分かったんです。
阪神タイガーズのイケメン投手である藤浪晋太郎投手も、イップスを患ってしまいました。
実はその理由には黒田博樹の存在や畠山への死球が原因だと言われています。
一体どういうことなのか解説していきましょう!
Contents
藤浪晋太郎のイップスの原因は黒田博樹と畠山?
藤浪晋太郎投手がイップスではないかと言われたのは2016年以降。
今までは阪神入団から勝利は2桁のエース候補として、阪神タイガーズを引っ張る若手として頑張っていました。
しかし2016年辺りからは成績はガタガタになる程に玉のコントロールがおかしくなり、デッドボールが増えてしまいました。
特に右打者にめっぽう弱く、乱闘騒ぎに巻き込まれそうになってしまったこともあるんです!
イップス原因の第一候補・黒田博樹選手
ワンアウト1塁とのことで、送りバントを決める気満々だった当時の黒田博樹(カープ)選手は、低めに構えていました。
しかし最悪なことに、投げた球2球が連続で黒田博樹選手の、よりによって頭部をかする大暴投になってしまいます。
バントの構えを見たら投手がインコースを攻めることはほぼ無いということなので、これはありえない投球かつ危険!
当然激怒してしまった黒田博樹選手が藤浪晋太郎選手に掴みかかりそうになるほどの勢いで、乱闘寸前になっていました。
イップス原因の第二候補・畠山和洋
もうひとりは畠山和洋選手(スワローズ)、藤浪晋太郎選手にするとノーアウト1塁2ボールでかなりのピンチの状況。
その時藤浪晋太郎選手が投げたボールが畠山和洋選手の頭部近く肩に当たって、こちらも大激怒していました。
こちらは大乱闘になってしまい、チーム内の矢野コーチとバレンティン選手が退場に…。
イップスの原因かイップスの症状か?
以上の2選はイップスが既に進行しているか、それとも決定的な理由になったのかどちらかと言われています。
確かに画像や動画を見てみると分かる通り、わざとではありません(証拠として右側にボールが抜けることが増えている)。
だからこそ不安があったところに、大乱闘にまで発展されてしまっては、一種のトラウマになってしまうことは確定です。
自分の投球に怒って近づいてこられたら逃れるすべもありませんもんね…。
そのため以上の2点は、少なくともイップスに関係していることは間違いなさそうですよね。
他にも藤浪晋太郎のイップスの原因となりそうなものが…
実は以上の2つの他にも、藤浪晋太郎がイップスになってしまった原因と言われるものが2つあります。
こちらに関してはあくまで原因と言うより、きっかけに近い部分があります。
その2点についてみていきましょう。
フォームなどの技術面の改革をしすぎた
そもそもの不調の原因として、フォームなどをやはり変えすぎてしまったことで、自分のスタイルがついていかない状態と言われています。
メンタルが弱いのではなくて、フォームを変えすぎることで安定感が無くなってしまった、といったところでしょうか。
当時桑田真澄さんに指導を受けて、熱心に聞いていたとのことなので、本人にも自覚があったと思われます。
新しい投法で投げきれずに試合を重ね、また十分に練習できないとなると、イップスの大きな原因はこれである可能性が高いですよね。
当時の金本知憲監督のミス?
先ほどとは別のカープ戦で、藤浪晋太郎選手は初回3失点、3点差での打席にそのまま続投という事態が起きました。
当時「懲罰投球」として話題になったので、知っている人も多いのでは?
何球投げようと打たれようと投げさせるつもりだった、しかしストライクも入らず一体何度目なのか、責任を感じて欲しい。
といったコメントが監督本人の口から出ており、かなりメンタルに傷を負っていた可能性が高くなってきています。
イップスの解決方法は無いわけではないが長期療養必須
イップスは肉体に影響は出てきますが、実は精神的な病気、症状と言われる状態にあります。
そのため本人は大丈夫だと思っていても、脳の中の何らかの理由が体に影響を与えてしまうものです。
ゴルフなどのイップスでは、スイング方法などを変えて練習を重ねることで、ある程度克服できます。
しかし野球の投手となると、こればかりは時間がかかってしまうのです。
解決方法はありますが、10年以上かけてじっくり行わなければならない人もいます。
ですが諦めるのはまだ早い!ケアのプロと一緒に歩むことで早いうちに克服できる人もいます。
まとめ
イップスはスポーツ選手が抱える心の病であり、心の闇の部分と言ってもいいでしょう。
本人には意識はないのにも関わらず、自身のミスを覚えている本能の部分が失敗を避けようとしている状態なのです。
イップスの治療には時間がかかります。
しかしながら本人も同じ様に苦しんでおり、なんとかこの悪循環から抜け出せると良いのですが…。
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