ハンターハンターの初期から登場しており、人気のキャラクター・ヒソカ。
強く、ミステリアスな部分が人気である理由の一つですが、ヒソカの過去について描かれた漫画が存在するのです。
ヒソカはなぜ強い相手を殺戮することに快感を得るようになってしまったのでしょうか。
理由は描かれていたのか、ヒソカの過去について描いた石田スイ先生の漫画もあわせて紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
Contents
ハンターハンター ヒソカの過去
ハンターハンターで強敵キャラクターの1人であるヒソカ。
主人公であるゴンがハンターになるために受けたハンター試験でヒソカは登場します。
驚異的な強さを見せ、ゴンとルキアに恐怖心を抱かせるサイコパス的な面を持ったキャラクターであるヒソカですが。
過去については一切喋らず、過去に興味がなく忘れてしまうと漫画では表現されていました。
飄々としており、掴み所のないヒソカの正体はなんなのでしょうか。
天才的な戦闘能力を持つヒソカ
ヒソカの本名は漫画34巻で公表されており、ヒソカ・モロウと言います。
嘘ばかり言うヒソカですが、名前は本当だったようです。
強い相手と対峙し、殺すことに快楽を覚えるサイコパスの持ち主。
変化形念能力の所持者で、自称奇術師と言っているように相手に技のタネがバレてしまうリスクを楽しむ変態的な一面もあります。
またそれ以外に興味がなく、自身の欲望を満たすためだけに自身にしか属さず命がけのタイマンに拘る癖強めお兄さん。
ヒソカの過去は考えていない
石田スイ先生が描いたヒソカの過去編がジャンプ+で公開されていた時。
ハンターハンターの作者である冨樫義博先生と石田スイ先生の対談も公開されました。
内容についてはヒソカの過去について対談されたもの。
その中で冨樫義博先生自身もヒソカが好きで、ミステリアスだからこそ魅力的であり過去を明かすことで半減してしまうと語っています。
そのため冨樫義博先生はヒソカの過去については一切考えていないと断言。
ミステリアスで何を考えているのかわからないからこそ惹かれてしまうのは人間共通の感性なのでしょうか。
冨樫義博先生が語る過去はわからないままの方が魅力が増す点については、頷けてしまいますね。
石田スイ先生が描いた漫画・ヒソカの過去
「東京喰種」の作者である石田スイ先生は大のハンターハンターファン。
初めて漫画を模写したのはヒソカだったと言う程にヒソカのファンでもあります。
ジャンプを発行している集英社が過去が一切明かされていないヒソカの過去をヒソカファンである石田スイ先生が描いたら。。。
という好奇心から出来上がったヒソカの過去編「少年H」。
冨樫義博先生も公認した作品であり、ヒソカの公式な過去であると言っても過言ではありません。
路上に倒れていた謎の少年
グラムガスランドの路上で傷だらけの少年・ヒソカが倒れていました。
通りがかったサーカス団の団長・モリトニオは団員の制止を聞かず、素性の分からない少年・ヒソカを連れ帰ります。
団員は一座に置くことに反対しますが、見捨てられないモリトニオは一座に置くと宣言し、団員に仲良くするよう促します。
驚異の身体能力を持つヒソカ
トランプマジックが得意なヒソカですが、ある日ジャグリングを得意としている団員が怪我でショーに出場不可に。
プログラム内容の変更を余儀なくされますが、そこに怪我をした団員に変わって出場するとヒソカが名乗り出ます。
さらにヒソカは「ふざけるな!」と怒る団員たちに向かって「何度も練習を見たからできる」と言い完璧なジャグリングを披露しました。
念能力の習得
見たものをすぐに覚える天才的な身体能力をヒソカは持っていたのです。
驚く団員をよそにその日のショーは成功を収めますが、団員たちは何年もかけて磨き上げた芸をヒソカに習得されることを恐れます。
そんな中でもモリトニオはヒソカの才能に惹かれ、既に念が見えていたヒソカに自身の芸の種でもある念能力を指導します。
念を体内に貯める、増幅する、放出するといった3段階を教え、1段階目で1年、2段階目で3年かかると伝授しますが。
ヒソカはたったの1週間で念を体内に貯める「練」をマスターしてしまうのです。
連続殺人鬼ジョン・ドュの存在
一方で世間では圧縮されて死んでいる変死体が発見される事件が立て続けに起きていました。
その全ての事件は手口は同一であるものの防犯カメラで写っている犯人らしき人物の顔は毎回異なることから、犯人が特定されておらず。
その殺人鬼を通称ジョン・ドュと呼び警戒されていました。
そんなある日、ヒソカと共に念能力を鍛錬している少女・アキバが買い物に出かけるとジョン・ドュが人を殺害している場面に遭遇。
アキバは念能力でジョン・ドュを倒そうとしますが、ジョン・ドュが繰り出す念能力で押されてしまいます。
絶体絶命の時、ヒソカが現れジョン・ドュの目をトランプで切りつけ撃退。
ジョン・ドュの正体
ジョン・ドュを撃退した後、モントニオの一団は大きなショーを行い、無事成功します。
ショー終了後、1人で黄昏ていたモントニオの元に現れたヒソカ。
ヒソカはジョン・ドュがモントニオであることを見抜いており、勝負を挑みます。
モントニオの繰り出す能力を受けながらも鋭い観察眼と早い頭の回転でモントニオの念能力を見破るヒソカ。
そしてモントニオから教えられた念能力を独学で応用したヒソカは目に念を貯めます。
モントニオが繰り出す見えない念能力が見えるようになり、磁石の能力で人を圧死させていることを浮き彫りに。
そして原作で使われているヒソカの「ゴム」と「ガム」の性質を利用した技「伸縮自在の愛(バンジーガム)」。
「伸縮自在の愛(バンジーガム)」を使いモントニオを倒したのです。
ヒソカは倒したモントニオの顔を「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」を使い、ジョン・ドュの顔に変えて姿を消したのでした。
ヒソカの過去が明かされる!!?
ヒソカの過去については原作内では一切公開されていなかったことから、世界観を壊さないようにと時間をかけて完成した「少年H」。
漫画の冒頭では少年であるヒソカが傷だらけの状態で道に倒れているところをサーカス団に拾われるシーンから始まっていますが。
なぜヒソカが傷だらけで倒れていたのかは一切表現されていない点を冨樫義博先生は高く評価したのです。
また、石田スイ先生の「少年H」に触発され、いつかは「少年H」前のヒソカを描いてみたいとも発言。
冨樫義博先生により描かれたヒソカの過去について読める日が楽しみですね。
掴み所はないが、驚異的な身体能力を持っているヒソカがなぜ路上に倒れていたのか、明かされる日を待ちましょう!
【まとめ】ヒソカの過去に衝撃
ヒソカの過去について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
ハンターハンターのヒソカファンである石田スイ先生が想像するヒソカの過去でしたが。
その内容はまさに冨樫義博先生が描くハンターハンターの世界でした。
ヒソカの全てではなく、念能力を習得した過去についてですが読まれた読者は満足した内容だったのではないでしょうか。
現在も無料で「少年H」は公開されていますので、読まれていない方はぜひ読まれることをお勧めします!!
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