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『ぼくのなつやすみ』8月32日のホラーバグ都市伝説を徹底検証!

 

Play Stationのぼくのなつやすみという名作ゲームには有名な都市伝説があります。

それは幻の8月32日というホラーバグです。

 

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Contents

ぼくのなつやすみの8月32日とはどんな都市伝説?

 

ある操作をしたらバグが発生し、

8月31日の次に存在しない8月32日がプレイできるようになる現象が起こるというのです。

そして、そのプレイ画面が恐ろしいというのです。

 

バグの内容

 

バグの内容を解説します。

 

8月32日

 

まずは朝ごはんがなくて、朝ごはん後からのスタートのようです。

いつも通りに見えますが、家の中に親戚の姿はありません

 

次にゲームの拠点のような存在である「ボク」の部屋です。

入ることができません

 

 

そして解放されている縁側です。

なぜか外に出ることができません

 

 

さらに玄関からも外に出ることができません。

 

 

テレビをつけます。しかし「ボク」が一瞬スクワットするのみです。

ですがそのモーションのあと、なぜか縁側の外に出ることができるようになりました。

 

 

そして「ボク」の部屋にも入ることができるようになりました。

 

 

動画では机の絵日記を調べ、先ほどと同じやり方で無理やり寝ています。

上書きされた絵日記です。上部がバグってモザイクのようになっているのがわかります。

 

8月33日

 

 

この日は朝ごはんから始まります。

「ボク」や子供たちの顔がモザイクのようになっていたり、

おじさんの顔がありません。

 

おじ「じゃあ、いただきます」

というセリフも文字化けしてしまっています。

朝ごはんが終わり、親戚たちが解散します。

プレイヤーはおかしな状態の「ボク」を操作することになります。

 

 

そしてまた家の中には誰もいません。

さっきまでいた親戚たちはどこへ行ってしまったのでしょう。

「ボク」の部屋へ行き、絵日記を調べると

道具画面の様子がおかしなことになっています。

 

8月34日

 

 

この日も朝ごはんからスタートします。

親戚みんなが恐ろしくなってしまいました。

子供たちはついに透明人間になりました。

 

朝ごはんが終わり、どこかへ行く親戚たちです。

プレイヤーは透明人間の「ボク」を操作しなければいけません。

 

 

「ボク」の部屋で絵日記を調べます。

もはやなにがなんだかわかりません。

 

8月35日

 

 

この日の朝ごはんの様子です。

なんだかペンキのようなものをぶちまけたようになってしまっています。

 

おじさんの陶器工房

 

 

8月31日以降のほかにもバグがあります。

8月32日に外に出ることができるとわかりましたが、

外に出て、おじさんの工房に行ってもそこにおじさんの姿はありません。

しかし、棚を調べると急に現れました。

そのおじさんの下半身は消えており、上半身のみです。

 

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実践方法

 

Play Stationのオリジナル版のみのやり方です。

様々なバグがあることを知ったら自分でもやってみたくなるものです。

いったいどうやってバグを出すのでしょうか。

 

 

まずはゲームをクリアした後に、タイトル画面で「夏休みの思い出」を選びます。

 

 

次にデータをロードした後、「絵日記」を選びます。

 

 

そして「もどる」にカーソルをもっていき、コントローラーの「」のボタンを押すと

カーソルが左上に移動して、ライトのひもがないのに「おやすみ」と表示されます。

そこを選びます。

最後に「絵日記をかいてねますか?」「はい いいえ」とでるので、

はい」を選びます。

 

すると8月31日の日記が上書きされて、寝るときのムービーが流れます。

もしも大切なセーブデータであるなら、そのあと上書きしないように注意してください。

 

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このホラーバグはいったいなんなのか?徹底考察!

 

一体なぜこのようなバグが起こるのでしょうか。

 

 

このバグの正体はきっとゲームプログラムでいうところの「フラグ」の問題かと考えられます。

ゲームプログラムでは様々な条件でなにかのイベントを起こすようにスイッチを作り、埋め込んでいます。

 

普通だとこのスイッチには「フラグ」と呼ばれる発動条件が付いていて、

初期状態では発動しないようになっています。

しかし、このフラグを付け忘れると、いつでもスイッチが入る状態になってしまうのです

このバグは、スタンドのひもを引っ張ると翌日に移行できてしまうスイッチです。

 

ですが、ひもが表示されている場合のみフラグがたって有効になるはずですが、

常時有効になってしまったというものになると思われます。

このスイッチは「絵日記を書いて、寝て、翌日に移行する」という働きをするため、

バグのせいでいつでも翌日にいけてしまいます

 

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ゲームの作者本人の解説

 

 

8月32日のバグについて、Twitterで作者本人が解説をしていました。

解説している作者というのは、初代の「ぼくのなつやすみ」で原作・脚本・監督を務めた、

ミレニアムキッチン代表の綾部和(読み:あやべかず)さんです。

 

 

(略)…あれはぼくなつ1の発売後2年ほど経過してから発見されたものなんです。

症状を聞いた瞬間『なんてナイスなバグなんだ』と不覚にも思ってしまいましたw

その時点では単なる『就寝せずに翌日へ行けるバグ技』です。

 

(略)クリア日付が31日だから、翌日になっちゃって32日に行けます。

これはまさに想定外の想定外でした。

8月32日なんてデータは用意されていませんから当然むちゃくちゃになりますが、

その部分はプログラミングが優秀なので、

ドライバーが堅牢(けんろう)で、データが存在しない日時に突入しても

ボロボロになりながら動いてるんです。

ある意味すごいことなんだけど、さすがにデータがないまま動き続けるのは無理なので、

ああいうホラーな見た目になっているんです。

引用元:作者Twitter

 

 

メモリーの狭間にある各種のドライバーにとって無意味な情報を、

無理やり視覚化するとこういったグラフィックになるということですね。

綾部さんにとっても想定外の出来事だったとのことです。

 

綾部さんのツイートを全文読んでみたい方は、

ぼくのなつやすみの8月32日をついに解説(作者本人)」としてtogetterにまとめられています。

興味のある方はぜひ読んでみてください。

 

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ぼくのなつやすみとはどんなゲームなのか

 

 

2000年6月22日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売された

Play Station用のゲームソフトです。

当時のキャッチコピーは「なくしたもの思い出しゲーム」。

 

ストーリー

 

母親が臨月を迎えたため、田舎の親戚の家へ預けられあた9歳の

「ボク」(名前)が、夏休みの1カ月間、昆虫採集や虫相撲、魚釣りなどをしていくゲームです。

1975年(昭和50年)の、北関東のどこかに存在する森や山に囲まれた架空の田舎、

月夜野(つきよの)が舞台となっています。

昆虫採集・魚釣り・絵日記・洞窟探検など、昔の子供たちがしたと予想される遊びや行事が取り入れられていて

自然豊かな田舎をリアルに再現したフィールド設定などが特徴です。

 

説明書には、

大人のだめ(と言われること)をどんどんやりましょう。ダメなことほどやりたいこと。

大人のだめをどんどんとことんやりましょう。それが楽しい夏休みを過ごすための基本です。」と書いてあります。

 

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まとめ

 

 

ぼくのなつやすみの都市伝説と言われているこのホラーバグの正体は、

本来あるべきデータが存在しないために起こったということがわかりました。

プログラミングが優秀だったために怖いバグが起こってしまったというのもなんとも不思議です。

8月32日のような都市伝説があるのは初代版のみです。

 

しかし、「ぼくのなつやすみ」は子供から熟年世代まで楽しめるゲームとなっているため、

機会があればぜひプレイしてみてください。

きっと癒されることでしょう。

 

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