ジブリ作品の中でも人気が高い魔女の宅急便。
13歳の少女であるキキが魔女として独り立ちするために両親の元を離れ、知らない街で生活を始めます。
黒い猫であるジジを連れ、黒いワンピースに大きい赤いリンボをつけた可愛らしい魔女の女の子。
様々な壁にぶつかりながらも大人になっていく姿に感動しますよね。
最大の壁はキキの魔法が突然弱くなってしまうことですが。
なぜ魔法が弱くなるなんてことが起きたのでしょうか。
様々な憶測が飛び交いますが、中には初潮のシーンが描かれていることから生理が原因ではと言われています。
ジジが最後まで話せないことについても調査しましたので、紹介いたします!!
Contents
魔女の宅急便・キキはなぜ魔法が弱くなる?
魔法が突然弱くなり、空が飛べない、ジジが喋らなくなってしまうことが起き、キキは塞ぎ込んでしまいます。
作品内で魔法が弱くなってしまった原因は明確に描写されていません。
そのためネットでは様々な憶測が飛び交っていました。
理由1:トンボへの恋心
やはり多く挙がっていた理由の1つはキキのトンボへの恋心です。
ジブリ作品では主人公の女の子が男の子に恋をする描写が多くあります。
魔女の宅急便でも例外なく、新しい街で不安な気持ちを抱えていたキキに優しく接した男の子・トンボ。
作品内ではトンボが女の子の友達と仲良くしている場面に遭遇したキキは思わす嫉妬心を抱きます。
このことから恋をして純粋な気持ちだけでなく、嫉妬などの苦しい気持ちを初めて感じたキキは不安定に。
そのことから魔法の力が弱くなってしまったのだと憶測されているのです。
理由2:身体面、精神面での成長
キキが両親の元を離れたのは13歳です。
13歳という年齢は思春期へ突入する年齢でもあり、大きく身体、心の変化が起きる時期。
キキも例外ではなく、子供から大人へ成長する過程です。
思春期への移行は大きな変化であり、誰もが不安定な時期を経験をしたのではないでしょうか。
キキもその変化に不安定となり魔法が使えなくなってしまったと言われています。
キキが飛べなくなった理由は生理!!?初潮のシーンはあった?
ネットでも様々な憶測が飛び交っていましたが、多くはトンボに恋をしたからだという意見が多くありました。
キキの魔法が弱くなり、飛べなくなってしまった理由を宮崎駿監督は以下のコメントを発表しています。
「女の子なら誰でもわかる理由。
トンボと恋仲とは考えていない。気のおけない友人の関係。」
恋でなく、10代前半の女の子に共通する事柄で思いつくのは「生理」ですね。
初潮を迎えるのは12歳前後となりますので、説得力はあるのではないでしょうか。
また作品内では、ある早朝にパン屋の主人とおそのさんに見つからないよう、トイレに駆け込むシーンがありました。
まさにこの描写が初潮を迎えたシーンだと考えます。
女の子は初めて生理がくると心も体も不安定になり、しばらく不調が続きます。
そのためにキキは魔法の力が弱くなってしまったのでしょう。
キキが飛べるようになってもジジはなぜ話せないのか
魔女の宅急便が人気な理由の1つに感情表現が豊かでおしゃべりな黒猫・ジジの存在があげられます。
キキの魔法が弱くなってしまったことでジジも突然喋らなくなってしまいました。
しかも、キキがその後に魔法の力を取り戻してもジジが喋ることはありません。
原作である小説ではジジが喋らなくなる描写は一切なく、これは宮崎駿監督オリジナルのものになります。
では、なぜジジは喋らなくなってしまったのでしょうか。
もとからジジは普通の猫だった
宮崎駿監督が以前のインタビューでキキの魔法の力が戻ってもジジが喋らない理由を話していました。
「ジジの声はキキ自身の声だった。」
驚きますよね。
まさかのイマジナリーフレンド設定でした。
確かに振り返ってみるとキキ以外の登場人物と声を交わしている姿はありませんでした。
キキ自身が抱える不安、寂しさに負けないよう、キキだけに聞こえていた声だったというわけです。
【まとめ】キキが飛べなくなった理由
キキが飛べなくなってしまった理由について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
魔女の宅急便はジブリ作品の中でも上位に上がるほどの人気っぷりです。
キキの力が弱まってしまったのは女の子特有の成長が理由でした。
大人へと近づいたキキは塞ぎ込みながらも、大事な友達であるトンボを助けるため再び飛ぶことに成功しました。
再び飛べるようになったキキのその後は自身に溢れて、魔女として独り立ちできていましたね。
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