ビッグマム海賊団率いるシャーロット・リンリン(通称:ビッグマム)は、醜悪で巨漢のビジュアルでお馴染みです。
ビッグマムの過去が明らかにされると、そのビジュアルの変化について、「なんで?」とツッコミたくなった人も多いのではないでしょうか?
デブな子供時代と今や怪物と化した68歳の姿は、あまり違和感がないかもしれません。
だけど、ビッグマムの若い頃がスリムな美人だったなんて!!
この記事では、ビッグマムの子供時代や美人だった若い頃の見た目の違いについて、ビッグマムの過去をふり返りながら、その変化の理由について考察しています。
ビッグマムの過去がどのように見た目に影響していったのか?
身体の大きさは巨人族と関係があるのか?
ここでは、国内追放となった子供時代とロックス海賊団の一員であった若い頃を検証し、その理由を明らかにします。
Contents
デブだった子供時代のなぞ
ビッグマムの子供時代の容姿は、明らかにふつうの人間サイズではないおデブです。
身体の大きさだけでなく、持って生まれた怪力と無邪気すぎる性格がわざわいしたのでしょう。
5歳の時に国外追放になってしまいした。
エルバフ王国での粗暴なふるまいから、巨人族の血をひく子供なのでは?と考える人もいます。
まずはふたつの仮説をもとに、なぞ多きビッグマムの出生の秘密を探ってみました。
ビッグマムは巨人族である説
すでに5歳の時に、巨人族の子供なみの大きさだったビッグマム。
巨人族の血をひくのではないかと考える人がいても不思議ではありません。
結論から言うと、ビッグマムが巨人族である可能性はかなり低いです。
その理由は、国外追放になり、エルバフに連れてこられたときのシーンで明らかです。
ふつうの人間である両親が、サイズ感の違う幼いビッグマムを置いて去っていきます。
わが子を置き去りにし、涙をながす両親の姿から、正真正銘の親子であることに疑いの余地はありませんでした。
また、巨人族ではないといえる理由は他にもあります。
68歳のビッグマムの身長は880cm。
女性の巨人族の身長は12~13mということもあり、いくら巨体のビッグマムとはいえ、やはり巨人族の大きさとはレベルが違うということです。
怪力で強靭な肉体をもつという特徴以外は巨人族との共通点はあまりなさそうです。
<巨人族との比較データ>
異名 | ビッグマム | 女性巨人族 | 青鬼のドリー | 赤鬼のブロギー | 滝ひげのヨルル |
身長 | 880cm | 1200~1300cm | 2260cm | 2130cm | 2150cm |
年齢(寿命) | 68歳 | (約300年) | 158~160歳 | 158~160歳 | (344歳) |
好物 | 甘いお菓子(セムラ) | ― | ビール、首長竜の肉 | ビール、トリケラトプスの肉 | 海王類の肉、ラム酒 |
突然変異でできた悪神の子説
では、巨人族ではないふつうの人間の子供が、どうしてこんなに大きな身体のデブになってしまったのでしょうか?
5歳のときのケタはずれの身体の大きさは、突然変異という理由以外で説明がつきません。
ワンピースでは他にも、光月家に生まれたワノ国の侍、光月おでんが突然変異体と言われました。
一族のなかでも突出した能力の高さ、破天荒で豪快な性格など、共通点もあります。
ビッグマムが突然変異でできた人間の子供と考えられたわけです。
美人だった若い頃のなぞ
「86巻SBS」でみる28歳のころのビッグマムは、超美人のイケてるお姉さんです。
おデブな子供時代、怪物そのものの68歳の姿とはまったくの別人ともいえます。
なぜ、若い頃のビッグマムはスリムで超美人だったのでしょうか?
マザーカルメルも同じように若い頃は美人でしたが、ビッグマムの変貌ぶりとはレベルが違うように思えます。
あまり語られることのない若い頃に、いったい何があったのでしょうか?
ロックス海賊団の女メンバーだった経歴
ビッグマムはかつて、世界最強の凶悪海賊団といわれたロックス海賊団の船員でした。
イケてるお姉さん時代のビッグマムは、ロックス海賊団に所属していたと考えられます。
凶悪なロックス海賊団。その極悪非道ぶりは、白ひげ、カイドウ、金獅子のシキ、王直、キャプテンジョンなどのメンバーの顔触れからも想像できます。
船員どうしの殺し合いも珍しくないなか、たった一人の女メンバーであるビッグマムは気が休まることはなかったのではないでしょうか?
当然、好物の甘いお菓子を食べる機会も少なかったと考えられます。
ビッグマムが若い頃スリムだったのは、落ち着けない環境もひとつの理由に違いありません。
美人なのは遺伝子のおかげ
ビッグマムは間違いなく美人の遺伝子をもっています。
46人の息子、39人の娘のなかでも、カタクリ、スムージー、プリン、フランペはいづれも美男美女です。
残念ながら40代以降、ふたたびデブになってしまいましたが、甘いお菓子の食べ過ぎさえなければ、ある程度の美貌は保てたのかもしれません。
糖質の摂りすぎは、肥満の原因にくわえて、老化をはやめてしまいますからね!
ビジュアルに変化を与えたビッグマムの過去
ビッグマムは登場から規格外のデブで、巨人族なのでは?との疑いもありました。
親に捨てられ、エルバラ王国で過ごした子供時代は、満たされない愛情を甘いお菓子でカバーしていたように思えます。
そして、大人になったビッグマムは、まさかの超美人に変貌!ロックス海賊団という気の抜けない環境が少なからずビジュアルに影響を与えたと考えられます。
こうしてみると、ビッグマムのビジュアルの変化にも少しだけ納得できるような気がしませんか?
ビッグマム海賊団の船長であり、トッドランドの女王、そして四皇の一人となったビッグマム。
完成された巨大で醜悪な怪物ともいえる姿は、どの時代のビジュアルよりインパクトがあります。
子供時代から若い頃の変化にも驚きましたが、40代以降もその大きさと醜さは勢いを増していきました。
恵まれない過去の体験がビジュアルに影響していたとしたら、狂暴で醜悪な怪物となった68歳のビッグマムのビジュアルは、暴挙を尽くした過去をあらわしているといえるでしょう。
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