進撃の巨人には、思わぬ人物が正体である巨人、強さや目的が異なってくる巨人など様々な巨人たちの戦いへと突き進んでいきます。
でもなんだかちょっと人物関係が複雑になっていっていることも確かであり、巨人となったメンバーの一覧や相関図が欲しくなってしまう所。
そこで、ここでは進撃の巨人の中で「巨人」となった人物の一覧や強さ、正体をまとめてみました!
また混乱してしまいがちな、目的や相関図についても整理していきます。
Contents
進撃の巨人の現役巨人一覧・その強さと正体について
それでは進撃の巨人で、現在現役の巨人として戦っている巨人とその正体、強さについて見ていきましょう。
始祖の巨人/ユミル・フリッツ→レイス家→グリシャ→エレン・イェーガー
始祖の巨人は王家の血筋を持たなければ100パーセントの力を出すことはできません。
しかし全ての巨人を操れる、エルディア人を操れるなど未知の力がたくさんあるため、エレンが使ったとしたらどうなるのか。
謎が深まっていくばかりの巨人であるため、強さもまた未知数となっています。
超大型巨人/ベルトルト→アルミン
他の巨人より体が非常に大きく、熱風を発生させ、周囲を破壊し尽くすだけのパワーを有している巨人です。
1話から登場している古株とも言える巨人で、超強力なパワーを有しているため、その力は言うまでも無いですよね。
ただ機動力はほぼ無いと言ってもよく、とにかく遅いという弱点がありますが、それ以外はほぼ無敵では?
戦鎚の巨人/ヴィリー・ダイバーの妹→エレン・イェーガー
紐を通じて巨人や武器を生み出せる上、地中の結晶内に本体が隠れているため延々と戦うことが出来るというパワーの持ち主、それが戦槌の巨人です。
地中の本体は無防備なのですが、その力は圧倒的であるため、エレンの元に手に入っていることは相当の戦闘力を持つことになります。
正体がバレたときの脆さはひどいもので、逃げることもできないのが欠点といえば欠点と言えるでしょう。
女型の巨人/アニ・レオンハート
周囲にいる無垢の巨人(9つの巨人ではない、知恵のない巨人たち)を呼び寄せる能力を持っており、体術が得意であるのは「アニ・レオンハート」自身の能力です。
硬質化の能力も持っているため弱点を自身で固めることが出来る特徴があります。
女型の巨人としての能力は、巨人たちの複数戦闘になったときに防御型としてのものが優れていますが、体術はあくまでアニの能力なので、戦闘能力は弱めと言えます。
顎の巨人/マルセル→ユミル→ポルコ→ファルコ
爪や牙を駆使し、スピード特化型の翻弄を得意とする巨人です。
細かい動きが得意なのですが、広い所での戦闘になると圧倒的に不利となってしまうため、戦う場所によってパワーが大きく変わってくるという長所と短所が一緒になっています。
入れ替えが激しい巨人なのですが、特に大活躍したのはユミルで、相当数の敵を相手に1体で戦闘を続け、エレンたちを助けています。
鎧の巨人/ライナー・ブラウン
硬質化が最も優れており、ちょっとした攻撃であれば全て防ぐことが出来る能力を持っています。
しかし関節などの柔らかい部分を狙われてしまうと、どうしても弱く動けなくなるため致命的な弱点を持っていることが特徴と言えるでしょう。
ただ弱い部分を狙ってくる相手もそうそう多いものではないため、現時点ではかなりの戦力の一部として数えても差し支えない巨人です。
獣の巨人/トム・クサヴァー→ジーク・イェーガー
見た目は猿ですが、巨人の中で会話ができる能力を持つ1つです。
しかし王家の力を加えることで、獣の巨人の脊髄液を飲んでいる人間を無垢の巨人に変えてしまうというとんでも能力を持っています。
ただし戦闘能力は岩を投げるだけ。比較的弱い部類に入る巨人でもありますね。
車力の巨人/ピーク・フィンガー
四足歩行が可能で、巨人の中では会話が可能という知的な面では最も優れた能力を持っているのが車力の巨人です。
持久力が高く、サポートとしては最高の巨人なのですが、メイン戦力としては他の巨人より弱く、自身は戦闘に向いていませんし1人では戦うことができません。
冷静な判断が出来るためか、奪還などの諜報活動にむいているので、巨人としての強さで言えばかなり弱いと言えるでしょう。
進撃の巨人/エレン・クレーガー→グリシャ→エレン・イェーガー
作品名を関する進撃の巨人なのですが、能力や戦力は一切不明です。
戦闘能力は巨人化する本人の所持している能力などに左右される部分があります。
キーパーソンであるため、特殊な使用方法でなければ能力がきちんと発揮されない可能性が高いですね。
進撃の巨人・巨人の相関図と目的
進撃の巨人には「壁の内」と「壁の外」では関係性が大きく変化していきます。
先に触れた巨人(現役の他、既に死亡している巨人であるユミルやベルトルトなど含む)と総合して考えると、巨人たちの目的も見えてきます。
壁内では壁の外から来ているメンバーがエレンの始祖の巨人を取り上げる事、壁外では真意のしれないエレンとエレンを阻止する事を目的としているんです!
壁内/壁外から始祖の巨人を奪う
壁内では、何も知らされていないエレン、ミカサ、アルミンを中心として巨人たちと戦闘を繰り返していましたよね。
なぜ壁の内側を狙うか、それは壁の中に「始祖の巨人」が存在していたからです。
図で見るとアニ、ユミル、ジーク、ライナー、ベルトルトの5人が潜入者として登場しています。
この中にグリシャが実は加わっており、更に物語が複雑化しています。
「始祖の巨人」とは、意識ある9つの巨人の1つであり、王家の血(ヒストリアかジーク)と組み合わせることで世界を滅ぼせるだけの「地ならし」が使えるもの。
アニやライナー、ベルトルトは始祖の巨人を狙って行動を繰り返します。
地ならしに必要となるキーを、驚異の能力を壁の内から奪うことで、壁の外の軍事力を上げることを目的としていたんですね。
しかし更に前にエレンのお父さん(グリシャ)が始祖の巨人を奪取。
地ならしで壁の中にいる人類に自由を与えることを目的としており、先の3人とはまた別の方向から目的を遂行しようとしていました。
そこで父からこっそり継承されていたのが「始祖の巨人」としての力だったんです。
壁外/得体のしれないエレンVSエレンの阻止
父は壁の外で別の家族を作っていた、という事実を知ったエレン。
その真意は全くわからないまま、エレンは自らの派閥を作り、一派を従えて島の外(壁の外のマーレ人)とも、島の中(世界の敵となったミカサたち)とも敵対した行動を始めます。
それを止めたいのがエレン一派以外の人々、その中には調査兵団のメンバーたちももちろんおり、エレン真意を知りたいという願いとともに戦っていますよね。
さて、巨人に関する出来事だけで見ると、ほとんどの巨人はエレンに集約しているため、有利さだけでいえば、エレンの拠点である島の中ということになります。
超大型の巨人の力を有することとなったアルミンも島内です、が、島の外にはライナー、ポルト、ピーク、ジークの4名が巨人の能力を持っていることもわかります。
次に紹介する、9つの巨人について見れば、均衡を保っている状態とも言えますが、エレンの真意によっては一気に島外側が優位になるのです。
巨人の目的としては、3つの巨人の力を得たエレンをどこに引き入れるか、エレン自身が選ぶ道はどこにあるのかが物語の焦点と言えるでしょう。
9つの巨人争奪戦
9つの巨人の能力は、はるか昔、島の外に住んでいたエルディア人の始祖であるユミル・フリッツ(作中のユミルとは無関係)という人が悪魔と契約して得た巨人としての能力です。
これらはユミルが自分が死ぬ前に、人類に残すため9つに残され、結果「9つの巨人」という形になったのです。
さてさて、このエルディア人は一度マーレという国を抑え込んだのですが、エルディアが弱体した頃マーレが7つの巨人の力を奪うための戦争が起こっています。
かろうじて残った2つの巨人の力はパラディ島(エレン達がいる島)にエルディア人が持ち込み、保存することに成功したわけです。
エルディア人は9つの巨人の力を失っているのですが、マーレ側は迫害、軍事兵器として人とは思えない暮らしを強いられるようになってしまいました。
どこの国も欲しいのが9つの巨人、その争奪戦はエレン達が生きて戦っている今も続けられています。
この9つの巨人の力が、最初にご紹介した現役巨人たちが持っている巨人としての能力なのです。
まとめ
巨人達の中身は思考を持つ人間です、だからこそ彼らは彼らの目的や正義のために戦っています。
しかし肝心の3つもの巨人の力を持つエレンの目的が全くわからないまま、今に至っていることも事実です。
今後どの様にエレンが終わりを決めるのか、読者として見守るしかできないのがもどかしいですね。
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