自粛生活が続き、映画を鑑賞する機会が増えた人は多いのではないでしょうか。
最近では「鬼滅の刃」がジブリ作品である「千と千尋の神隠し」を超えるニュースがあったのは記憶に新しいですね。
筆者も様々な映画を鑑賞する機会が増えました。
その中でこれまでに観てきた映画で、鑑賞したことに後悔するほどにつまらなかった作品と出会ったことがあります。
今回は、筆者が選んだ本当につまらない映画を紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
Contents
後悔した本当につまらない映画
つまらなかった映画と言うと様々な映画が思いつくかと思います。
今回は筆者が鑑賞した中で視聴したことを後悔した映画をご紹介!!
ここで言っておきますが、筆者は「君の膵臓を食べたい」などの恋愛映画は視聴しません。(笑)
なのでそういった王道ものの映画は今回の選別対象から除外されています。
9位:ワンス アポン ア タイム イン ハリウッド
監督:クエンティン・タランティーノ
出演者:レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット
公開:2019年8月30日
アカデミー賞でノミネートされたこの作品。
名俳優のブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオの初共演ということで注目されました。
この作品は1969年のハリウッドが舞台となっており、その時代のハリウッドが上手く表現されています。
西部劇の名俳優で落ちぶれつつあるレオナルド・ディカプリオとその俳優のスタントマンであるブラッド・ピット。
そんな二人を軸に実際にあった女優がカルト集団に殺害されたシャロン・テート事件に向かっていく内容。
シャロン・テート事件を知らない人が視聴すると意味がわからない内容になっている点と。
3時間と長い映画に力尽きてしまうことは必須です。
タランティーノ監督はオタク気質なところがあり、この作品もそんな気質が伝わってくる内容となっており、評価は分かれる作品でしょう。
筆者としては、最後の衝撃展開までの長さと、残酷的な展開に視聴したことを後悔した作品でした。
8位:白い沈黙
監督:アトム・エゴヤン
出演者:ライアン・レイノルズ、スコット・スピードマン
公開:2015年10月16日
カナダで作製されたスリラー映画。
ある日、車にいたはずの娘が失踪。
外に連れ出していた父親が妻、警察から疑われるも証拠が見つからず8年の時が経過する。
誘拐された少女の生存を示す情報が浮上し、父親を救出するために奮闘するのです。
設定を見る限り期待のできる作品と思いますが、これは残念ながらつまらないと言ってもいい作品。
無能な警察、何がしたいのかわからない犯人の言動にイライラは必須です。
そして時系列が無茶苦茶になっており、回収されない伏線、何を示したいのか不明なやりとり。
実話を元に作成されるものの、恐怖を煽る描写が一切なく「子供が消えたけど戻ってきた」の一言で終わってしまう映画です。
7位:魍魎の匣
監督:原田眞人
出演者:阿部寛、椎名桔平
公開:2017年12月22日
著者、京極夏彦先生の原作小説を映画化した「魍魎の匣」。
戦後間もない日本が舞台のこの作品は、中国で撮影が行われました。
そのため戦後の日本らしい雰囲気ある描写となっており、雰囲気が出ている作品となっています。
ですがもともと分厚い小説を原作としている作品のため、2時間の尺に収めるのには無理があったと思わざるえません。
盛り上がりもなく、ミステリーサスペンスとしては駄作感が否めない映画。
原作を知らない人には難しい内容となってしまっています。
6位:バードマン あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演者:マイケル・キートン、エドワード・ノートン、エマ・ストーン
公開:2015年4月10日
この作品はアカデミー賞で4部門にも輝いた評価された作品です。
確かに映像美は素晴らしく、重い空気感が漂っている描写は良いと感じました。
ですが、内容はというと面白いとも、つまらないとも言い切れない微妙な作品だと筆者は思います。
そのため、お金を払って鑑賞したなら後悔する作品だと言えるでしょう。(笑)
内容は、ヒーロー映画「バードマン」で有名となった俳優・リーガンが主人公。
一躍有名となりますが、その後は低迷していき俳優人生を復活させるために自ら脚本、演出した演劇をブロードウェイで行うために奮闘。
あらすじだけをみると単純な話に見えますが、映画を見た途端に迷走します。(笑)
5位:曇天に笑う
監督:本広克行
出演者:福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝
公開:2018年3月21日
今作の原作は漫画であり、人気の高い作品です。
舞台は明治維新時代の滋賀県、300年に一度よみがえり人間に災いをもたらす大蛇が復活する年。
雲神社の三兄弟は大蛇を封じるために立ち上がりますが。
違う方法で大蛇を封印しようとする明治政府と大蛇を利用して政府転覆を企む忍者一族との三つ巴の戦いへ発展。
漫画、アニメの実写化あるあるですが、この作品もその法則に則った仕上がりになっています。
90分の尺に収めるためにカットせざるえないことは理解できますが、カットする部分を間違ってしまったと誰もが思う展開。
また、無駄な描写を残しながら肝心な大蛇の説明が何もなく、最後まで大蛇が出てきません。
なんの戦いだったのかと首を傾げてしまう作品となっていました。
4位:デビルマン
監督:那須博之
出演者:伊崎央登、伊崎右典、酒井彩名
公開:2004年10月9日
邦画一の駄作と言われている実写版「デビルマン」。
実写化はつまらなくなるのが定説ですが、この作品はその言葉だけでは済まされないほどの駄作となっています。
まず脚本が端折り過ぎてしまい詳細がわからないまま話が進み、誰にも感情移入ができずに映画が終わってしまいます。
また、出演している俳優の演技が酷すぎることも加わり全てにおいて駄作の印が押される仕上がりに。(笑)
今後も邦画一の駄作作品の座は揺らぎらないのではないでしょうか。
3位:バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲!
監督:ジョエル・シュマッカー
出演者:ジョージ・クルーニー、クリス・オドネル、アーノルド・シュワルツェネッガー
公開:1997年8月2日
今でこそアメコミの映画は「まずハズレはない」と評価されていますが、以前はこほどまでに評価され続けていなかったのです。
その代表作としてあげられるのがバットマンシリーズの1作品である「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲!」です。
この作品の前に製作された「バットマン フォーエバー」がヒットしたことで製作されたこの作品ですが、子供向けに製作されました。
バットマンは闇の中を生きるダークヒーローですが、この作品では明るくコミカルに描かれているのです。
そのこともありバットマンシリーズの中で最低の酷評を受けた作品。
2位:悪の教典
監督:三池崇史
出演者:伊藤英明、染谷将太、二階堂ふみ
公開:2012年11月10日
サイコパス作品として有名となったこの作品。
原作である小説が注目を集め、製作された映画作品ですが駄作だったと言っていいでしょう。
爽やかで面白い、生徒、教師、保護者からの信頼が高い人望のある先生・蓮実。
ですが、本当の姿は他人への共感や良心が0のサイコパスだったのです。
そんな蓮実は自身に降りかかるトラブルを解決するために人を殺してきましたが、正体が生徒にバレそうになります。
そこで考えたのが生徒を皆殺しにすることだったのです。
あらすじからして期待できる作品ですが、中身を除いてみるとただただ人を殺していくだけの映画。
広く浅く表現してしまったことにより、蓮実のサイコパス感が薄れてしまいホラー作品とも言えない作品に成り下がってしまったのです。
映画を鑑賞せずに原作だけを読んでいた方が良かったと思わせる作品。
1位:ソロモンの偽証
監督:成島出
出演者:藤野涼子、板垣瑞生
公開:前編 / 2015年3月7日、後編 / 2015年4月11日
クラスメイトがある雪が積もった日に死体で発見されることから始まるこの作品。
死んでしまった生徒に関する告発状が出てきたことで、疑惑をかけられた問題児。
なぜクラスメイトは死んでしまったのか、真実を突き止めるために生徒たちは学校内で裁判を行います。
前編・後編の2つに分けられて公開された作品であったこともあり、期待値が高く話題を読んだこの作品。
出演している俳優たちの高い演技力は素晴らしいと言えますが、問題はストーリー展開と結末にあります。
伏線が散りばめられて進められるストーリーですが、結末も伏線の回収も全てが中途半端。
鑑賞後は観たこと自体にフツフツとした怒りを感じる仕上がりとなっている作品となっています。
【まとめ】本当につまらない映画9選!
本当につまらない映画を9作品紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
9位:ワンス アポン ア タイム イン ハリウッド
8位:白い沈黙
7位:魍魎の匣
6位:バードマン あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡
5位:曇天に笑う
4位:デビルマン
3位:バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲
2位:悪の教典
1位:ソロモンの偽証
筆者が思うつまらない映画のポイントは「設定が薄い」、「中身がない」かになります。
みなさんが思うつまらない映画はどんな作品でしょうか。
ぜひ上述した作品で視聴したことがない作品がありましたら、一度見て観てはいかがでしょうか。(笑)
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