香取慎吾さんが母としてCMに登場しているファミマのお母さん食堂が、実はフェミニスト達によって炎上し、物議を醸していること知ってましたか?
何でも「家庭でご飯を作るのがお母さんの役目という固定観念が…」というジェンダーの理由から差別的だという、ツイッターでの声がきっかけとなっています。
中でも話題になったのが、この話題についてガールスカウトの何にでも染まってしまいそうな学生達に署名までさせて、ブランド名変更を求めていたんです!
もちろん本人たちが納得済みでこういった事をさせるならまだしも、一方の意見だけを聞かせて「じゃあ署名しないと」という流れに持っていってのことです。
まさかこんなことになるなんて、ファミマ側もびっくりしたのはいうまでもありません、ということで今回はこのお母さん食堂炎上について見ていきましょう!
Contents
ファミマお母さん食堂が炎上!?フェミニスト達への物議を醸す
ファミリーマートでお惣菜を買おうとしたのですが、お惣菜コーナーに着いた瞬間この景色が広がっていて悔しくて泣いてしまいました。食事は「お母さん」が作るものと性で役割を固定し、女性の社会進出を拒むファミリーマートには怒りしか湧きません。何も買わないで急いで出ていきました… pic.twitter.com/qBOigQeD3n
— ピンフスキー (@hideyosino) October 30, 2020
ツイートをきっかけにファミマお母さん食堂が炎上しました。
様々な考えの人がいるもので、このツイートへの意見もなかなかに様々となっていたのは記憶に新しい人もいますよね。
ファミマお母さん食堂の名前を変えたい女子高生
そんな中立ち上がったのは女子高生、何でも家庭とお母さんと食事を結びつけることで、家の食事係はお母さんであるという偏見を変えたいのだといいます。
この考え方はフェミニズムにも近いのですが、なんとなく家の中にある役割や在り方について多感な年頃です。
そういう意味では考え方に対して、純粋な問いかけをしているといった様子ですよね。
このファミマお母さん食堂の改名に向けて署名活動が行われることになりました。
署名活動がアンチフェミに狙われていた?
しかし問題はここからです、実はこの署名活動、アンチフェミと言われる団体に目を付けられていたといいます。
アンチフェミは「とにかくなにか意見を物申すフェミが嫌」という考え方であり、署名活動も様々な意見を出してきたんです。
あれやこれやと意見を出して、どんどんと署名活動までの道のりを延焼させていったわけですね。
あれはいいの?これはいいの?延々続くスパイラル
例えばどんな意見かというと、おばあちゃんのぽたぽた焼やステラおばさんのクッキーなどの有名所を取り上げていきます。
おかあさんといっしょ、体操のおにいさんやおねえさんなど、屁理屈や茶々を入れる人数も増え、それに反応をする人も現われていきます。
こういった延焼目的に乗ってしまった一般の人達を連れて、負のスパイラルがどんどんと深まる=炎上ということになるわけです。
ガールスカウトを巻き込んだ署名の結果は? 反対票が上回っていた!
女子高生が起こしたファミマお母さん食堂の署名活動は、ガールスカウト団体を巻き込んで実施されました。
結果は一体どうだったのでしょう?
改名への賛成票と反対票の差は2倍以上!?
アンチフェミが活動を更に炎上させる事により、女子高生がはじめた署名活動の結果7268人の改名への署名が集まりました。
目標は1万人ということで、その数には至りませんでしたが、結果としては上々ということで署名運動が終了しました。
まあまあの賛同を受けているという前向きな見方もできますし、社会への話題作りとしてもかなりの力を出したとしています。
しかし知ってほしいのはここからです。
あまり話題には上がっていないのですが、実は改名への反対、つまりそのままでいいじゃない票は署名で集まった7268人の倍以上!
また改名して欲しい賛成票には同一人物に寄る複数投票も既にあったことが知られています。
もはや最初の目的もわからなくなってしまっていますよね。
署名で世界は変わるのか
ところでここまでの改名して欲しい署名を集めたとして、実際にお母さん食堂という言葉をファミマ側は変更するのでしょうか?
実在する国内外では、今署名サイトによって署名を集めることが容易になっています、当然ながら様々な改名の署名集めがサイトでは繰り広げられていますね。
けれどこういった署名は企業側への妨害であるという意見や、悪質な署名も様々です。
そこを既に企業側は見抜いていますし、会社が社命をかけて名前を付けた事をそう簡単に改名はしないのです。
そもそも簡単に改名してしまえば悪習が一気に根付いてしまい、果てしなく署名活動ばかりが続いていくだけですもんね。
ですから現状は企業への妨害や圧力にもなりませんし、実際に解明するケースはほぼないというわけです。
ジェンダーに寄る差別では発言は他の場所でも
こういったフェミニスト、アンチフェミ、ジェンダーなどの問題は、実は今回のファミマお母さん食堂の例より前から行われているものでした。
というのはSNSが発達し、様々な情報が手元のスマホで手に入る世の中になったため、ちょっとした火種を見つければすぐに人を呼べるようになったからです。
しかし困ったことに火のないところに煙は立たないから、と大人しくしていれば避けられるというわけでもないんです…!
タピオカの風刺画
こちらはツイッターに公開されたタピオカの風刺画です。
本来は女子高生が7割以上を占めるタピオカの大流行で生まれた、SNS映えのため「飲まれずに放置されるタピオカティー達」の存在への風刺でした。
しかしながらこの絵に女の子のイラストが使われたことで、なぜか「女子は食べ物を粗末にするっていう批判にしか思えない」などの批判が届き始めます。
もちろん称賛の声が多く、多くの人が考えさせられたなどの好意的な意見がほとんどであったことは言うまでもありません。
ただ怖いのはこういった批判をする人は更に炎上をさせるため、自分で公開していなかったイベントでの姿を拾ってきて公開してしまう人もいるということです。
ラブライブとみかんのポスター
もう一つは男女ともにファンが多いラブライブサンシャインと沼津とのコラボで、みかんとキャラクターを並べたポスターです。
一緒に掲載している画像をよく見ると…「なんでスカートが透けてるんですか?」という批判が届き始めました。
言うまでもなくこれはキャラクターデザインとイラストの傾向から見ると、ただの影であり、深い意味はありません。
しかしここで火がついたらもう止まることはなく、ポスターが掲示されてわずか数日でポスターは役割を終えてしまったのでした。
まとめ
最初のきっかけはたった一つの疑問だったはずなのですが、いつの間にか思わぬ方向からの意見で大炎上となってしまった、ファミマお母さん食堂。
そもそもツッコミどころはCMで香取慎吾さんが女装しているところであり、お母さん食堂は働く人達の味方であるという部分です。
疑問を抱くことは大事なことですが、変な方向に延焼してしまわないような面は社会的に必要と言える1件でした。
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