米津玄師さんが嵐へ提供した楽曲「カイト」が昨年末に放送された紅白歌合戦で歌われました。
米津玄師さんといえばアーティストへ提供する楽曲は全てヒットしていますね。
そんな米津玄師さんが作曲した「カイト」には「ラルラリラ」という歌詞があります。
今回は「ラルラリラ」とはなんなのか、意味があるのか調査しましたので紹介します!
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「らるらりら」に意味はあるの?
昨年の紅白歌合戦で嵐が歌った米津玄師作曲の「カイト」。
曲中には「ラルラリラ」という歌詞があります。
歌詞をじっくり聴いていると「ラルラリラ」とはなんなのか、気になりますよね。
この「らるらりら」ですが、米津玄師が作曲する曲中で初めて登場したのは「パプリカ」でした。
2曲に渡って登場する「らるらりら」ですが、公式に意味は公開されていません。
筆者の個人としての見解ですが「らるらりら」には、はっきりとした意味は
ないと考えるのです。
「らるらりら」は何語なのか?米津玄師の造語?
すでに分かった方が多いかと思いますが、「らるらりら」は米津玄師さんの造語だと筆者は考えます。
外国の言語から来ているなどではないため明確な意味はなく、曲を通して捉えて理解する歌詞ではないでしょうか。
米津玄師さんは「カイト」を作成するにあたって以下のコメントをしていました。
「曲を作るにあたって考えましたが、そのうちの大きな1つが、今の自分自身は誰かによって生かされたということでした。
漫然と生きていると忘れがちになってしまいますが、決して忘れてはいけないことだと曲を作りました。」
米津玄師さんは言葉では表せない思いを歌詞、メロディーに乗せて発信しているのだと思うのです。
「らるらりら」は曲を聴いていると前を見据えて(ポジティブに)力強くではないがどこかゆるく突き進むイメージを持たせます。
それが明確な意味を持たない「らるらりら」の意味になるのではないでしょうか。
「カイト」「パプリカ」に共通する理由
では2つの曲に同じ歌詞「らるらりら」が使われているのには何か理由があるのでしょうか。
「カイト」、「パプリカ」それぞれに表現されている想いが同じだからではないでしょぅか。
2つの曲に共通している点としては「子供時代の自身」、「未来(夢)への想い」、「先人、後人への想い」です。
共通点を踏まえると見えてくるのが「パプリカ」と対となる曲が「カイト」であると考えます。
公式で発表されていることではないため、推測ではありますが大きくずれてもいないのではないでしょうか。
「カイト」に登場する「ラルラリラ」
対となると推測する「カイト」に登場する「ラルラリラ」について考えてみます。
実際に登場するのが以下歌詞となります。
風が吹けば 歌が流れる 口ずさもう 彼方へ向けて
君の夢よ 叶えと願う 溢れ出す ラルラリラ
「誰かに生かされた」と言っているように「カイト」は他人から影響を受けた子供時代から始まります。
そして成長した自分自身について歌い、上記の歌詞では自分自身が「カイト」となり後人へ影響を与える。
そんな想いをカイトに見立て、カイト(想い)が高く空を飛ぶさまを「ラルラリラ」と付けることで想いを表現したのではないでしょうか。
「パプリカ」に登場する「らるらりら」
次に「パプリカ」で登場するのは以下歌詞になります。
会いに行くよ 並木を抜けて
歌を歌って 手にはいっぱいの 花を抱えて らるらりら
「パプリカ」は米津玄師さんが子供達へ小さい世界を元気に生きて欲しいと想いを込めて作成しました。
子供の時は誰しもが小さい世界が大きく見え、夢も沢山描きます。
しかし、成長するにつれ挫折して自分自身がいた世界が小さかったことに気づくのです。
また曲中に登場する「パプリカの花」は夢や希望を表現しています。
そのことから上記のサビは子供の頃に支えてくれた「誰か」にパプリカの花を沢山抱え(叶えた夢)報告しに行く想いを表現しているのではないでしょうか。
【まとめ】「らるらりら」はどういう意味?「パプリカ」「カイト」に共通
米津玄師さんが作曲した曲中に登場する「らるらりら」についてまとめましたがいかがでしたでしょうか。
「らるらりら」は米津玄師さんの造語となり、言葉で表せられない想い、情景を表現する言葉だと考えます。
公式に公表された情報はないため、曲を聴く聞き手によって解釈は異なってきますが。
「様々な人によって生かされた」と米津玄師さんが言われている言葉通りなのだと筆者は思います。
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