日本発、大人気RPGのシリーズであるドラゴンクエストことドラクエ。
どの作品においても壮大な世界観となっており、これを可能にしているのが膨大な設定です。
現在発売されている11作のうち、ドラクエ456は三部作となっていますが、これらにも裏設定が存在しているといいます。
また、いろいろな都市伝説が存在しています。
今回は裏設定と都市伝説をまとめました。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
Contents
ドラクエ456の裏設定とは?!
ぶちスライム誕生
ドラクエ6で初めて登場するぶちスライム。
初めての、スライムより弱いモンスターの登場となりました。
どうしてぶちスライムは出てきたのでしょうか。
ドラクエ6の半分が夢の世界であること、ドラクエ天空シリーズの基本姿勢が「夢はかなう」であることから説明されます。
実はぶちスライムは、スライムの、自分より弱いモンスターがいたらいいという願望を写し取ったものなのです。
ドラクエ5の結婚相手には注意が必要??
ドラクエ5で選ぶ必要があるのは結婚相手。
誰を結婚相手とするかで迷う人はたくさんいることでしょう。
フローラと結婚した場合のみ、ビアンカの故郷の村にある変化が起こっているのです。
それは、村の墓地に墓が1つ増えているというもの。
さらにこの墓、結婚前に、ビアンカと一緒に主人公が宿泊した場合のみ起こる現象。
つまり、宿屋にて主人公とビアンカの間で何か起こり、結果として子供ができた。
しかし、その子供は亡くなってしまったため増えた墓といわれています。
都市伝説まとめ!
ドラクエ4の勇者はその後行方不明に…
ドラクエ5に出てくる砂漠の女王が、ドラクエ4の勇者はデスピサロ討伐後に行方不明になったらしい、と話すことで発覚する話です。
ドラクエの世界観として諸行無常、形あるものいつかは壊れるということが挙げられます。
ずっと平和なのは面白くないため、仕方がないですが、その後どうなってしまったのでしょうか。
気になるところですね。
バーバラは竜?!
ドラクエ6で、魔王ムドーの城にわたるとき、背中に乗せてくれた黄金の竜はバーバラなのではないかというものです。
主人公たちは魔王ムドーの城を目指すため、船に乗って孤島を目指すのですが、仲間の一人であるバーバラはいきなり船に残る、皆でいってきてと言い出します。
孤島で城を目指すのですが、城は崖の上にあって徒歩では到底たどり着けません。
そこで、仲間の一人であるミレーユが「言い伝えが本当ならこの笛で..」といいながら土笛を吹きます。
すると上空から黄金の竜が飛んできて主人公一行を乗せてくれます。
つまり、バーバラは自分が竜になれることを知っていたために、船に残ることを決めたということですね。
矛盾する点は見つかりません。
ゲーム後半には、魔法都市カルベローナに行くとさらにこの説を後押しするような話が聞けます。
カルベローナの住人の話の内容が以下の通りとなります。
・私たちは肉体から精神を解き放てる。
・魔法力によるが、肉体を別のものに変化させられる。
・大魔女バーバレラの血を引いているバーバラなら、ドラゴンにもなれるのではないか。
さらに、ドラクエの生みの親 堀井雄二さんのインタビューで、バーバラと竜について触れられています。
その内容とは、当初はバーバラは竜になるという設定で話を進めていたということです。
製作途中で、このことはあきらかにしないと方向転換したようです。
よって、黄金の竜はバーバラであるという設定があったが、今公式には設定されていないということが分かりました。
プレーヤーが自由に考えられる余白を残すためですね。
ドラクエ6と4のホイミスライムのホイミンは同一人物?!
ドラクエ6で登場するホイミンは、もともとただのスライムであり、空を飛びたいと思うことで空中を浮遊するホイミスライムになりました。
そして、次なる夢として、人間になりたいなと語るのです。
そんな話の数百年後の後、ドラクエ4では人間になりたいなと思い、人間のお供をするホイミスライムのホイミンというキャラクターが登場するのです。
そして、ドラクエ4の後半で、見事人間の姿で再登場します。
ドラクエ456と通してプレイした人は、同一人物にしては時間が離れすぎていると判断する一方、もしかして..思うはずです。
この場合、同一人物だとしても面白いですが、時代を超えて、人間になりたいと思うホイミスライムがいると考えるとさらに面白いことに言及できます。
ゲント族の謎
ドラクエ6には、治癒の力を持った少数民族である、ゲント族が存在します。
この村には、チャモロという少年がいて主人公の仲間になってくれます。
彼はホイミ系の回復魔法を次々と覚えていくほか、スライム系モンスター専用武具を装備し、使いこなせるのです。
この事実と、ドラクエ5に登場するジャハンナという、住人のほとんどが人間になれた元魔物の町の存在を合わせて考えてみましょう。
すると、ゲント族は、昔に人間になることができたホイミスライムの末裔であると考えることができます。
こう考えると、時代が変わっても人間になりたいホイミスライムが存在するという、裏のストーリ―が繰り広げられていることを発見できるのです。
テリー=ダークドレアム=エスターク説
ドラクエ6に出てくる人気キャラクター テリー。
スピンオフ作品の主人公になるなど、絶大な人気を誇っています。
しかし、そんなテリーがドラクエ6の隠しボスであるダークドレアムであり、さらにドラクエ4の隠しボスであるエスタークであるという説があります。
隠しボスがキャラクターとはどういうことでしょうか。
詳しく説明していきます。
ダークドレアムというのはドラクエ6に登場する、大魔王の力を超えた伝説の悪魔と呼ばれる絶対的な敵です。
ドラクエ6で、ラスボスを倒した後、テリーだけがこれまで登場しなかったダンジョンに入っていきます。
そしてテリーの進んだ先には魔人がいるのです。
テリーはドラクエ6の中でも、ひたむきに力を追い求めていました。
そのため、力の象徴である魔人に意識を乗っ取られてしまったと考えられます。
これが1つ目の説です。
もう1つが肉体と精神が分離している説です。
ドラクエ6では現実世界と夢の世界が存在します。
そのため、肉体と精神を統一するイベントが、物語を進めると出てきます。
しかし、これがテリーにだけは存在しないのです。
だからテリーは、終始肉体と精神が離れたままであるのです。
ここで、本編終了後のダンジョン内で、魔人 ダークドレアムにあったことが、肉体と精神と統合するイベントであったのではないかと考えられるのです。
テリーが肉体で、ダークドレアムが心、統合したものが地獄の帝王エスタークなのではないかといわれています。
さらにテリー=ダークドレアム=エスターク説を裏付けるものとして、スピンオフ作品の中のあるセリフがあります。
スピンオフ作品「テリーのワンダーランド」にて冒険を進めていくと、大人になったテリーと戦う場面があります。
ここで、大人テリーは闇の力に取り込まれるな、俺のようになるなというセリフを言うのです。
このことから、テリーは何かしら闇落ちしてしまったことがうかがえ、テリー=ダークドレアム=エスターク説の真実味に拍車がかかります。
【まとめ】ドラクエ456の裏設定と都市伝説!!
ドラクエ456作の裏設定およびに都市伝説をまとめました。
ドラクエは壮大な世界観を持つがゆえに、ちょっと怖い裏設定や都市伝説が存在することが分かりました。
ただゲームをプレイする以外にも、裏設定を気にしたり、都市伝説の検証や考察を行うと、さらにドラクエの世界に浸れますね。
ぜひとも、自分なりのストーリーを作り上げてください。
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