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【考察】ナウシカともののけ姫は似てる?両者のメッセージ性やネタバレ感想!

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スタジオジブリの宮崎駿が、漫画版を12年をかけて生み出した強大とも言える世界「風の谷のナウシカ」。

そして今も海外での人気が高く、人と自然との共存の在り方を提示してきた「もののけ姫」。

 

この代表作2作が、実はよく似ているという話題が出ています、もちろん監督も同じなのですから当然ではあります。

しかしそういうレベルの問題ではなくて、ナウシカでやりたりなかった事、別の視点での見方が出来る事など実に多い!

そこでここではナウシカともののけ姫が似ている点、メッセージや感想などをまとめてみました!

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ナウシカともののけ姫は似てる?類似点をチェック!

まずは基本の知識として、ナウシカともののけ姫の類似点をいくつか挙げていきましょう。

同じ監督の作品なんだから当たり前!と突っ込む前に、どれくらい似ているのか、是非チェックしてみてください!

 

そもそもヒロインが似ている

自然を愛し、一方で腐海の研究をしているナウシカと、同じく自然を愛し自然の中で生きてきたサン。

彼女たちの共通点はこれだけではありません、なんと言っても優しくてかっこよく、ジブリ作品を代表する、戦う王女なんです。

自然と共存し、時に自然を畏怖し、敬意を持って自然と人間の暮らしに向かい合っていこうという感覚を持っています。

 

自然の象徴=生物の大群が人類に押し寄せる

ナウシカといえば赤い目の王蟲(オウム)達が群を成して人間がいる場所に突っ込んでいくシーンが印象的です。

ナウシカはメーヴェに載って彼らを説得するシーンは、記憶に残っている人も多いのでは?

そしてもののけ姫のイノシシの大群が押し寄せてくるシーン、たたら場に向かって、こちらも戦闘態勢で突っ込んでいきます。

大自然の怒りの象徴として、普段大人しく、怒らせると恐ろしい動物たちが自然の怒りや現象として襲いかかってきます。

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対するは必要悪の女王と大いなる存在

ヒロインたちに相対するのは、ナウシカのかっこいい女性ナンバーワンのクシャナ、そして女王の貫禄十分のエボシです。

ヒロインたちにとっては悪でも在る彼女たちですが、彼女たちは人間側の栄光や暮らしやすさを望む、必要悪とも言えるんですね。

そして彼女たちが利用する自然界の大いなる存在が、巨神兵とデイダラボッチとなります。

自然界が残した大いなる力たちを利用するも、それは結果として失敗に終わってしまうのです。

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最大の類似点であり最大のポイントはメッセージ性

キャラクターや物語だけでもかなりの類似点があることがわかりました。

でも基本的にスタジオジブリは他の作品同士では類似点ができないように作っている印象がありますよね。

なのにどうしてナウシカともののけ姫に、同じメッセージ性や存在を置いたのでしょう?

それは込められたメッセージ性が同じであり、ある意味ではナウシカのリベンジ版がもののけ姫だからなんです。

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ナウシカはなんと60点!映画では表現できなかった物語

ナウシカには映画版と漫画版が存在しており、アニメ版ではハッピーエンドを迎えましたが、実は漫画版は全く異なります。

人間は汚濁された世界で共に生き、来るであろう苦しみや死の概念をも受け入れて、最期まで生きていくのだとナウシカが選択して終わり。

考え方に寄ってはバッドエンドであり、12年右往左往しつつ宮崎駿が生み出したナウシカ世界の終わりだったのでした。

つまり映画版では絶対に表現ができず、当時の映画では表現できなかったこともたくさんあったのだと言っています。

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もののけ姫で表現する「結論のない人類の課題」

一方、ナウシカのリベンジマッチでもある、もののけ姫では宮崎駿監督は1つの決意を持って、作品を完結することを決めていました。

しかし中身を開くと、差別や自然との関わり、人間の憎悪、神の存在と人間の合理との対立などの問題提起も数多くなってしまいます。

ならばこれらも含め、もののけ姫ではナウシカでできなかった感情や在り方を表現しよう。

こうしてもののけ姫の結末は解決はできなくとも、お互いの在り方が変わっていくという終わりが用意されていたんですね。

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自然との関わりを消極的に終えるか積極的に終えるか

2つの作品を比べてみると、メッセージは同じものであり、表現の方法が大きく変わったことがわかります。

この2作品の間には長い時間の流れ、そして土台となる作品の有無などがあるため、宮崎駿監督自身の変化も当然あります。

時間が経っていくことで、解決できるだろうこと、どう頑張ってもできないことがはっきりし、意識も変わっていったことがわかります。

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ナウシカともののけ姫考察と感想【ネタバレ注意】

この2点の作品の類似性と、物語の違いなどを踏まえて、2つの物語の考察と感想をまとめていきましょう。

ナウシカの漫画版での表現も含まれるため、映画のみを知っている場合とは少し考え方が変わってきます。

それくらいナウシカの世界は複雑であり、その世界を更に洗練したもののけ姫の世界は圧巻なんです。

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ヒロインの在り方は理想の存在?

ナウシカとサンは、何より凛々しく優しく強い女性です、ジブリヒロインでは数少ない戦うヒロインたちでもあります。

例えばラピュタのシータは勇気があり優しい女の子ですが、特に地位が高いわけでもなく、戦う術を持っていません。

しかし最初の2人は自ら戦い(戦法は異なりますが)未来を勝ち取り、選択をすることが出来る自立した女性たちなのです。

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自然に淘汰されるか共存していくか

ナウシカの映画版は一見、自然の再生や共存を仄めかす終わりですが、実際は真逆となっています。

汚染された自然の世界は実は浄化され、新人類が生まれる準備が出来上がっているのだと、長い旅の末ナウシカは知ることになるのです。

言ってしまえば汚染された世界側が淘汰されてされようとしたのですが、ナウシカはそれを阻止したのが漫画版となります。

そういう意味では、人間と獣達がお互いに歩み寄ろうとしていくもののけ姫は救いがあり、新たな在り方と共存を示しているわけです。

 

宮崎駿の表現したかった世界とは

これらを考えていくと、長い時間を経て少しずつ現実が共存へと舵切りをしていること、宮崎駿自身の気持ちの変化を見ることができます。

ただ前進を進めて、ナウシカでは世界が汚染されること、時に自然界からの淘汰を予測される未来しか見えなかった頃。

そして自然の在り方と大きな自然災害との共存や人間が取るべき道を、指し示していったのがもののけ姫ということになります。

これを見てみると、自然との付き合い方や人間が自然に見せる、負の感情を強く描きたかったという見方をすることもできるのです。

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【考察】ナウシカともののけ姫は似てる?両者のメッセージ性やネタバレ感想!まとめ

ナウシカともののけ姫、立場や自然の在り方、理想と現実に戦うヒロインたちは、自然との付き合い方を模索していく。

そんな彼女たちの戦い方や見出す結論など、似ている設定でありながら全く異なる終結を迎える物語。

改めて意識しながら作品を見返すことで、改めて発見する魅力もたくさんあるんです!

 

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