サスペンス映画と言っても様々な作品がありますよね。
でもサスペンスを求める人が欲しい要素はやはり「どんでん返し」ではないでしょうか。
先が読めてしまうサスペンスは面白くありません。
思いもよらない展開にドキッとしたいからこそサスペンス映画を見ると言っても過言ではないでしょうか。
今回はサスペンス映画の中でも「どんでん返し」がすごい映画を紹介します!!
Contents
どんでん返しの展開に衝撃!名作のサスペンス映画ランキング
サスペンスは一言で言っても様々なジャンルがあります。
ホラー、社会派、恋愛、コミカルと幅広くあり必ず好きな作品を見つけることのできるジャンルではないでしょうか。
しかしサスペンス好きが求めるのは謎に包まれた部分を予測しながら視聴することです!
サスペンス好きは避けたくない「どんでん返し」作品。
今回は「どんでん返し」と言ったらこの作品!と筆者の独断と偏見で激選した作品をランキング形式で紹介します!
第13位:フライトプラン
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ジョディ・フォスター、ピーター・サースガード
公開:2006年1月28日
突然の事故で夫を亡くしたカイルは娘のジュリアを連れ、棺に入った夫とともにニューヨーク行きの飛行機に乗り込みます。
離陸して数時間後に目を覚ますと隣の席にいたはずのジュリアの姿がありません。
カイルは機内中を探し回りますが、キャビンアテンダントなど誰も娘の姿を見ていなく、搭乗記録にもジュリアはないと言うのです。
取り乱すカイルに周りは居ない娘の存在を信じる精神を病んでいる危険人物だと思われ、隔離されてしまいますが。。。
本当に精神が壊れてしまったのか、それとも何者かの陰謀により娘が攫われてしまったのか。
誰もが異常だと思っている中でカイルは真実を見いだすことができるのでしょうか。
上空に飛んでいる密室の飛行機内で繰りひろげるストーリー展開は、予測がつかないでしょう。
第12位:グランドイリュージョン
監督:ルイ・ルテリエ
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、モーガン・フリーマン、メラニー・ロラン
公開:2013年10月25日
4人の凄腕マジシャンが集結し、大勢の観客が見守るステージから遠く離れた銀行から大金を奪うマジックを披露。
観客は驚き盛り上がりますが、FBI捜査官は犯罪者である4人のマジシャンを追います。
迫り来るFBI捜査官をマジックを駆使して翻弄させますが。。。
「オーシャンズ11」に続くエンターテイメント映画のこの作品。
謎解きとなると身構えてしまいますが、「グランドイリュージョン」は必ず騙されます!
騙されない自信がある人ほど、視聴必見!
4人はなぜ銀行から大金を奪うショーを開催したのか。
ストーリー展開もテンポが良く、爽快感を感じながら最初っから最後まで驚かされ続ける作品です。
第11位:ダ・ヴィンチ・コード
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス、オドレイ・トトュ
公開:2006年5月20日
ルーブル美術館で何者かに殺され死体となった館長・ソニエールと不可解な暗号が発見される。
フランス警察・ファーシュは容疑者としてラングドンを現場に連行し、しっぽをつかもうと伺いますが。
ソニエールの孫娘でもある暗号解読官のソフィーに助け出されます。
警察から追われる身となったラングドンですが、ソフィーや旧友であるリーの助けを得ながら真相にたどり着きます。
しかし、そこに待っていた真相には驚きの陰謀があったのです。
この作品はキリスト教にまつわる謎を解明していくサスペンス映画です。
ソニエールはなぜ殺されてしまったのか、宝とはなんなのか。
歴史好きにはたまらない映画ですが、好きじゃない人でも複雑な構成に満足する映画であること間違いなしです。
そして結末に待ち構えている陰謀と綺麗な最後にもう一度見たくなるでしょう。
第10位:『シックスセンス』
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ブルール・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント
公開:1999年10月30日
子児精神科医のマルコムは、自宅に忍び込んだ元患者だった青年に銃で撃たれてしまいますが。
その事件後、妻が素っ気なくなってしまうも原因がわかりません。
そんな夫婦関係に頭を悩ませるマルコムの元に新たな治療の依頼が舞い込みました。
患者は死んだ人の霊が見えると言う少年・コール。
心を閉ざしたコールと接していくうちにマルコムは妻と向き合うことを決意しますが。。。
ホラーというよりも。
霊が見えるために心に傷を負う少年と妻との関係に問題を抱える精神科医、そんな臆病な2人のヒューマンドラマと言っても良い内容。
そんなストーリー展開に切なくなりますが、ただの切ないストーリーでは終わりません。
油断したところで最後にハッとさせられるホラー映画です。
ホラー映画で何度も観たくなるのは「シックスセンス」だけではないでしょうか。
第9位:エスター
監督:ジャウム・コレット=セラ
出演:ヴェラ・ファーミガ、イザベル・ファーマン
公開:2009年10月10日
3人目となる子供を流産してしまって悲しみから立ち直れないケイトとジョンは、養子縁組をすることを決意します。
そして養護施設で9才のエスターと出会ったケイトとジョンは、「この子だ!」と確信して迎え入れました。
真面目な性格をしているエスターに幸せな家庭を築けると信じた夫婦でしたが、徐々にエスターの異常な言動を目の当たりにするようになり。。。
子供だからと油断する心理をついた心理操作のこの作品。
凶暴な一面を持つ少女エスターの目的はなんなのか。
目的のためなら人を殺すことに厭わない少女の正体はなんなのか。
終盤で一気に謎が解けますが、その展開に頭がついていけない。
まさかの展開に最後まで愕然とするでしょう。
第8位:ミュージアム
監督:大友啓史
出演:小栗旬、妻夫木聡
公開:2016年11月12日
仕事熱心なあまりに妻に愛想をつかされ、別居をしている刑事・沢村。
ある雨の日に犬に噛み殺された女性の遺体が発見される。
無残な姿をした死体の側には「ドッグフードの刑」と書かれたメモが置かれている。
その後も次々と「○○の刑」と書かれたメモと共に見つかる死体。
猟奇的な連続殺人事件を追っていく沢村は被害者たちの共通点を見つけるが。
そして次に狙われるのが沢村の妻であることが分かり、奮闘するが。。。
「セブン」の邦画版と彷彿する内容のこの作品。
自身をアーティストだと名乗り、死体をアートだと主張した犯人に翻弄され、追い詰められる沢村刑事の姿はより残虐性を色濃くします。
そして愛する息子と愛する妻の選択を強いられた沢村刑事の姿にはキャッチコピー通り「あなたは最悪のラストを予想する」に尽きるでしょう。
第7位:危険な遊び
監督:ジョセフ・ルーベン
出演:マコーレ・カルキン、イライジャ・ウッド
公開:1994年4月16日
母親が死に間も無くして父親の出張が決まってしまい、叔父の家に預けられることになった少年・マーク。
叔父の家には同年代の少年・ヘンリーと妹のコニー、優しい母親スーザンが住んでいました。
マークは悲しみに暮れていましたが、ヘンリーに引っ張り出されすぐに仲良くなります。
しかし、仲良く遊んでいるなかでヘンリーの悪戯がエスカレートしていき。
ボーガンで犬を殺したり、ハイウェイで大事故を起こさせたりと異常性が垣間みえてくるのです。
大人たちに訴えるマークですが、無邪気なふりをするヘンリーに誘導されてしまい誰にも信じてもらえない。
そしてついにヘンリーは実の妹であるコニーを殺そうとしますが。。。
「ホーム・アローン」で一躍子役のトップに上り詰めたマコーレ・カルキンの悪役が見られるこの作品。
脚本の隙のないストーリー展開とマコーレ・カルキンとイライジャ・ウッドの高い演技力が合わさって狂気が溢れます。
人を殺すことに躊躇しないヘンリーを止める方法があるのか、衝撃的な結末にホラーの醍醐味「胸糞」があなたを待っています。
第6位:クリーピー
監督:黒沢清
出演:西島秀俊、香川照之、竹内結子
公開:2016年6月18日
犯罪心理学者の高倉は妻の康子とともに一軒家に引っ越し、隣人の西野に挨拶をしますが、不気味な雰囲気に違和感を覚えます。
一方で高倉はある一家の失踪事件を調べていましたが。
ある日、隣人・西野の娘が発した「あの人父親じゃありません。知らない人です。」という言葉を皮切りに失踪事件と共通点を見つけ出します。
果たして西野とは何者なのか。
サイコパス映画としてこんなに衝撃を受ける邦画はこの作品ではないでしょうか。
香川照之演じる西野の異質に引き込まれ、恐怖の渦中に気が付いたら自身がいる、そんな恐怖を植え付けられます。
そして、グイグイと引き込まれた先に訪れる結末に思考が停止。
第5位:シャッターアイランド
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ
公開:2010年4月9日
ボストンハーバーにある孤島・シャッターアイランド。
そのシャッターアイランドには精神を病んだ犯罪者を収容する病院がありました。
その病院で、ある日1人の女性が姿を忽然と消す事件が起き、2人の刑事テディとチャックが島を訪れます。
調査を進める中で病院ぐるみの陰謀ではないかと疑惑が浮上してきますが、事件は思いもよらない方向に。。。
女性が失踪した謎を解いていたのに、結末を迎える時それはまったく違う物語になっていきます。
マーティン監督の初のサスペンス映画ですが、丁寧に伏線が張り巡らされており話が進むにつれまんとまとやられてしまいます。
孤島だからこその独特な不穏な雰囲気が一層にミスリードに引き込まれるのです。
第4位:ゲット・アウト
監督:ジョーダン・ピール
出演:ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ
公開:2017年10月27日
写真家である黒人のクリスは、白人である恋人・ローズの実家に招かれ、ローズと共に訪れます。
黒人であることを恋人の家族が迎えてくれるか不安に思っていたクリスですが、ローズの両親は予想に反して暖かく受け入れる。
安堵したクリスは楽しくローズの実家で過ごしますが、ローズの実家で働いている黒人の使用人と庭師の不気味な行動に不安を抱え始めます。
黒人の使用人が笑いながら泣く顔、ローズの家族は笑顔なのに居心地の悪い空気。
じわりと得体の知れない恐怖を感じながら進むストーリー展開に衝撃的な結末のこの作品。
黒人差別の問題を取り上げたホラーサスペンスでもあり、黒人に対する嫉妬(潜在的な差別意識)をテーマにしています。
第3位:セブン
監督:グレゴリー・ホブリット
出演:ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン
公開:1996年1月27日
定年まで残り1週間となった刑事・サマセットは、後任としてやってきた若き刑事・ミルズと一緒に殺人事件の現場に向かいます。
その現場にあったのは死ぬまで食べれることを強要されて死んだ不可解な死体。
その後、すぐに新たな死体が発見されるとカトリックで唱えられている「七つの大罪」になぞられて殺されている連続殺人だと気づきます。
異常な殺人犯は誰で何を目的として殺人を繰り返しているのか。。。
正直に伝えますとどんでん返しとしては「やられた!」感は薄めです。。。
ですが、同じ立場に立った時に自分だったらどうするのか、そんな考えさせられ見入ってしまう「どんでん返し」が待ち受けていました。
あなただったらどうするのか、目が離せない映画でしょう。
第2位:ミスト
監督:フランク・ダラボン
出演:トーマス・ジェーン、ネイサン・ギャンブル
公開:2008年5月10日
アメリカの田舎町でたくさんの人々がスーパーマーケットに食料や生活用品を買い求めに集まっていた。
前日にあった大嵐のせいで外は慌ただしく動く中、突然スーパーマーケットに鼻血を出した老人が飛び込んでくる。
そして「何者かが霧の中で襲いかかってくる!」と言うのです。
そして町は濃い霧に包まれ、正体のわからない何者かが迫ってくる。
息子を守りながら生き抜くための方法を考え、戦う主人公デヴィッドですがどんどん追い詰められていきます。
霧の中にいる「何者」かとはなんなのか。
正体の見えない敵を相手に極限状態までに追い詰められていく様は手に汗握ること間違いないし。
そして迎える結末に叫ばずにはいられません。
第1位:『真実の行方』
監督:グレゴリー・ホブリット
出演:リチャード・ギア、エドワード・ノートン
公開:1996年
自身の名前が世界に広まることに執着する敏腕弁護士・マーティン・ベイ。
マーティンはラシュマン大司教殺害の容疑で逮捕された聖歌隊所属の青年アーロンを弁護することを申し出ます。
裁判で勝利することに躍起になるマーティンですが、検事が持つ物的証拠で不利な状況になりますが。
大司教の近辺を調査していくうちに大司教の裏の顔が現れます。
しかし、それはアーロンが殺害した動機につながってしまう。
果たしてアーロンは犯人なのか。
名声が欲しく、裁判で勝利することだけを考えている傲慢な弁護士がアーロンを弁護することで、彼のために無罪を勝ち取ろうと奮闘します。
アーロンは現場にもう一人いたと言い、もう一人の存在に迫りますが、それは誰なのか!!
よくある展開の流れに安心してはダメです。
最後のさいごに必ずやられる構成に思わず恐怖を抱いてしまいます。
【まとめ】サスペンス映画マニアが選ぶ「どんでん返し」がヤバい名作13選
「どんでん返し」がヤバイ名作13選を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
恋愛映画、ヒューマン映画、様々な映画がありますが。
先が読めてしまう映画に飽きてしまったのなら、ぜひ驚きの「どんでん返し」が待ち受ける映画を視聴してみてはいかがでしょうか。
推理しながら視聴する映画はお家時間を楽しくするアイテムになること間違いなしです!!