世界でも有名で多くの人々から愛されているディズニー。
そんなディズニーには、数多くの都市伝説が存在しています。
その中でも有名な都市伝説としてはタワーオブテラーではないでしょうか。
そして、タワーオブテラーの都市伝説にはいくつかあるものの、それらは全て実際に経験したことのあるという噂ばかりです。
ではなぜ、タワーオブテラーにはここまで多くの都市伝説があり、信憑性があるものばかりなのでしょうか。
そこには、タワーオブテラーのストーリーに秘密があると言われています。
そのストーリーは、過去にあった実話とされているストーリーです。
そこで今回は、タワーオブテラーのストーリーについて、そしてストーリーの登場人物についてなどをご紹介します。
Contents
タワーオブテラーのストーリー
タワーオブテラーは1892年1月23日に、ハリソン・ハイタワーによって「ホテルハイタワー」という名で建設されました。
そして、そのホテルにはハリソン氏の趣味で集められたといわれている骨董品や美術品が多くコレクションされています。
ハリソン氏は、その骨董品の1部として「シリキ・ウトゥンドゥ」という呪いの偶像を手に入れます。
また、呪いの偶像と呼ばれている「シリキ・ウトゥンドゥ」は、決して破ってはいけないルールが存在していました。
ですが、ハリソン氏はそんなルールなどには目もくれず、手に入れた呪いの偶像のお披露目パーティを開催します。
そして、そのパーティー中にも幾度となくルールを破ります。
パーティーも終わりへと近づき始めた頃ハリソン氏は、ホテルの最上階でもある自分の部屋へ「シリキ・ウトゥンドゥ」を飾るためにエレベーターへと乗り込みます。
ハリソン氏は、エレベーターの中にもかかわらず、タバコを吸っていました。
そして、吸い終えたタバコを自身が持っている「シリキ・ウトゥンドゥ」へと押し付けます。
ちょうど深夜の0時頃でしょうか。
その時、ホテルは停電します。
さらに、緑色の光がハリソン氏の乗っているエレベーターを包み込みました。
と同時に、ハリソン氏の叫び声が響き渡り、エレベーターは制御不能になり1階まで落下します。
すぐさまエレベーターを確認しましたが、そこにはハリソン氏の姿がなく「シリキ・ウトゥンドゥ」とハリソン氏のかぶっていた帽子だけが取り残されていました。
この、事件を「ハイタワー三世失踪事件」とされ、ホテルハイタワーは後に「タワーオブテラー(恐怖のホテル)」と呼ばれるようになりました。
登場人物
タワーオブテラーで登場していた人物をそれぞれ紹介します。
ハリソン・ハイタワー三世
シリキ・ウトゥンドゥ
ハリソン・ハイタワー三世
ハリソン氏は、世界各国をめぐりさまざまな文化遺産を収集して回るほどの収集家です。
そして、1892年1月23日にはホテルハイタワーを建設し、オーナーとなります。
シリキ・ウトゥンドゥ
シリキ・ウトゥンドゥは、アフリカのコンゴ川流域に住む「ムトゥンドゥ族」という民族に祀られていた偶像です。
名前の由来としてスワヒリ語で「災いを信じよ」という意味合いがあるそうです。
そして、ストーリーでもあった「決して破ってはいけないルール」があり、破た人は呪いがかけられるといいます。
破ってはいけないルールは、
崇拝すること
火に近づけいないこと
閉ざされた空間へとしまわないこと
おろそかにしないこと
馬鹿にしないこと
埋葬・捨てる・他人への譲渡をしないこと
放置しないこと
恐れること
です。
これらを守らない者には呪いがかけられてしまいます。
日本と海外のタワーオブテラーの違いとは?
日本のタワーオブテラー、海外のタワーオブテラーにはさまざまな異なる点が存在ます。
異なる点として、
ストーリー
外観
乗り場
が異なります。
ストーリー
日本のストーリーでは、呪いの偶像のルールを破ったハリソン氏が、エレベーター内で失踪してしまうというストーリーでした。
ですが、海外のストーリーでは「トワイライトゾーン」というテレビドラマがテーマとしてあります。
そのため、失踪したのはハリソン氏ではありません。
ストーリは、ある嵐の夜にホテルの宿泊客はベルボーイとエレベーターに乗り込みます。
すると、ホテルに落雷が落ち、上昇していたはずのエレベーターは急降下してしまいます。
そして、エレベーターに乗っていたはずの人々はどこにもおらず、謎の失踪をとげました。
日本と海外のストーリーの違いは、日本に「トワイライトゾーン」というテレビドラマがあまり浸透していなかったからと言われています。
そこで、日本は海外とは異なるオリジナルストーリーを作成し、日本人でも没入感を出すことにしたそうです。
外観
日本と海外では外観も異なります。
日本のタワーオブテラーは、アメリカンウォーターフロントというエリアに建設されています。
ですが、オリジナルであるハリウッドのホテルがニューヨークモチーフである日本のディズニー似合わないと判断したため、アメリカンなレンガ造りの外観となっています。
海外のタワーオブテラーは、ロサンゼルス近郊やカルフォルニアといった南国のようなイメージではありますが、優雅でのんびりとした雰囲気の外観となっています。
乗り場
外観やストーリーが異なったとしても、疾走する現場としてはエレベーターとして変わりませんが、日本と海外では乗り場も異なります。
日本の乗り場は、オーナーであるハリソン氏のコレクションルーム奥にある業務用エレベーターに乗り込みます。
ですが、海外ではボイラー室奥にあるサービスエレベーターに乗り込みます。
また、海外の場合、他のゲストが乗り込む姿を見ることができますが、日本の場合では乗り込む姿を見ることはできません。
他にもあるディズニーに関する都市伝説
ディズニーには、タワーオブテラー以外にもさまざまな都市伝説が存在します。
その中のいくつかの都市伝説をご紹介します。
スペースマウンテン
スペースマウンテンの都市伝説も怖いものが多く、スペースマウンテンに乗っている際に天井を見てみると、天井には多くのお札が張られている</span>という都市伝説があります。
1980年代当時、何度か事故や故障があり、御祓いの儀式を執り行ったという説があります。
今では、2007年に全面改装されたためお札が残っているかは不明です。
イッツアスモールワールド
イッツアスモールワールドには、子供関連の都市伝説があります。
イッツアスモールワールドの入り口に男の子が立っていたそうで、その男の子はゲストに「また来てね」と話しかけます。
その男の子は、同じように他のゲストにも話しかけているらしく、その子の近くには保護者らしき人もいませんでした。
ですが、話しかけられた人々は、多数に上っておりただのゲストとは考えられませんよね。
チップとデールのツリーハウス
このアトラクションは、普段イベントがない限りゆったりと過ごすことができる場所です。
チップとデールのツリーハウスということもあり、小さな子供でも遊ぶことができるようになっています。
そんな、チップとデールのツリーハウスですが、子供向けの滑り台があります。
ですが、その滑り台でなぜか事故が多発するのです。
御祓いをしたにも関わらず、事故は減りません。
そこで、その滑り台を撤去することにしましたが、撤去した滑り台の下には人骨が埋まっていたそうです。
人骨はどのように運ばれてきたのか、そして誰なのかは不明のままだそうです。
【まとめ】タワーオブテラーの都市伝説のストーリーや登場人物の実在について
今回は、タワーオブテラーの都市伝説のストーリーやそれに関わった登場人物などをご紹介しました。
日本のディズニーでは、海外と異なるオリジナルストーリーをテーマにしていますが、実際に存在するかのような内容です。
ストーリーだけでなく、登場人物やホテルの設定などさまざまな部分に力を入れているためか、これは事実と言われても疑わないレベルのものです。
ディズニーには、こんな怖い都市伝説が多くあります。
また、怖い都市伝説以外にも面白い都市伝説などもあるので探してみてはいかがでしょうか。
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