最近では、伊藤健太郎さんがひき逃げをし逮捕されました。

また、2018年には吉澤ひとみさんが飲酒をしたままひき逃げをし逮捕されました。

芸能人が相手に怪我をさせ逃げるという事件は昔から変わらず起こっています。
ではなぜ、このような事件が減らないのでしょうか？

この記事では、ひき逃げや交通事故を起こしたタレントなどをご紹介します。 

ひき逃げや交通事故が減らない理由

最近は、芸能人のひき逃げや交通事故が多発しておりますが、なぜ減ることがないのでしょうか？

芸能人という一般的にテレビに出ており有名だから、少しでも問題を起こすと一般人よりもニュースになりやすいということなのでしょうか？

しかし、いくら有名だからと言っても交通事故を起こし正しい対処をして大事に至らなければ大きなニュースにはなりません。
というのも、一般人でも大きな事故を起こしてしまえばニュースに取り上げられてしまうわけで芸能人だからではありません。

ひき逃げの定義とは？

ひき逃げは、車両などによって人の死傷や物の破損があった場合に、車両の運転者はすぐに車を停車させ、負傷者を救護、道路における危険を防止するなどの必要な処置を行わなければいけません。
そして、最寄りの警察署に報告や救急車に電話をしなければいけないとされています。
ですが、これらを行わずに無断でその場から離れてしまうとひき逃げになります。

この定義では、人身事故であった際に相手に外傷がなく、口頭だけでの確認のみで済ませたことにより後に警察に通報されひき逃げと扱われてしまうというケースが多いです。

芸能人のひき逃げや交通事故が多いのは？

芸能人の場合、今大切な番組の司会やレギュラーを抱えている人が、「今問題を起こしてはいけない」と思いその場から離れてしまうケースがあります。
また、そういったことからパニックを起こし、少し離れてから通報するためひき逃げと判断されてしまうケースもあります。

芸能人なら「タクシーを使えば、そもそも事故を起こすことはないのでは？」と思う方もいると思います。

しかし、タクシーを使ってしまうことで、タクシー運転手に住所を特定されてしまいます。
以前あったニュースでは、菊池桃子さんがタクシーを利用した際に、住所を特定されてしまいストーカーされるという事件がありました。

また、タクシー運転手は、様々な人を乗せます。
その一般人を乗せた際に話のネタとして「〇〇さんが△△に住んでいるんだよ」なんていう会話をしている可能性もあるため非常に危険ですよね。

そのような理由もあり、タクシーを利用するのを避けている芸能人もいます。
 

ひき逃げや交通事故を起こした有名な芸能人

芸能人の交通事故は、仕事への影響が出てしまい最悪引退を迫られる可能性もあります。
それを避けるためにひき逃げをした方もいます。

実際にひき逃げや交通事故を起こしたタレントをご紹介します。

伊藤健太郎

つい先日の話ですが、2020年10月28日にひき逃げをしました。

東京都渋谷区のとある交差点で乗用車を運転中、道に迷いUターンをした際に対向車車線の2人乗りしていたバイクと衝突しました。
そのまま1度現場を離れるも目撃していた人に説得をされ、警察が駆けつけるころには現場に戻っていました。

事故を起こした際に、道に迷っておりプチパニックを起こしていたためその場から離れてしまったと話していました。
ですが、事故を起こした相手を救護したり、警察に通報しないまま現場を1度でも離れてしまえばひき逃げになります。

吉澤ひとみ

2018年9月6日に東京都内で飲酒運転による信号無視、交通事故に加えその場から離れてしまったためひき逃げとみなされ逮捕されました。

飲酒に関しては、昨晩飲んだお酒がまだ完全に抜けておらず、そのまま運転したため飲酒運転になりました。
また、まだお酒が残っている状態で運転したため、判断ができなかったのか、赤信号をかなりのスピードで突っ込んだため起こった事故です。
そして、近くに駐車するスペースがないことや少しパニックになっていたこともあり、その場から離れ、15分後に自身で通報したとのことでした。

ですが、事故後の逃亡は飲酒運転を隠ぺいするためにしたためでもあり、悪質ですよね。

ノンスタイル 井上祐介

2016年12月11日に東京都内でタクシーとの接触事故を起こし、そのまま現場からの逃走を図りましたがタクシーの運転手が車のナンバーを覚えていたため逮捕されました。

井上さんの場合、接触事故なので110番通報して、被害者の運転手を介抱していればそこまで罪は重くありませんでしたが、逃走してしまったためひき逃げになりました。
井上さん自体は、交通事故を起こしたことが世間に知られてしまうと大変なことになると思い、現場から逃げたといいます。

この後、井上さんは事件の責任を感じ約100日間の活動の自粛をしました。

稲垣吾郎

2001年8月24日に東京都内の駐車禁止エリアにて車を止めていた際に、女性警官の指示に従わず車に乗り込み突然発進させたことで、公務執行妨害と駐車禁止により逮捕されました。

女性警官の指示は、免許の提示でしたが、それを拒み車に乗り込んだ後、急発進させたことで制止しようとした女性警官の1人の膝と車が接触しました。
女性警官は足に全治5日のケガをしています。

坂上忍

1995年1月14日に東京都内で深夜に飲酒運転をしており、電柱に激しく衝突する事故を起こしました。

その際に、ボンネットは大きく凹み、煙が上がっていましたが、そのまま運転し逃走を図りました。
ですが、駐車してあった車に衝突し窓ガラスが割れましたが、お構いなしに逃走し続けようとしたところ、近くに住んでいた住民が警察へと通報しました。

パトカーが駆けつけましたが、坂上さんが逃走を図ったためパトカーとのカーチェイスが始まり、20分ほどのカーチェイスの末、逮捕されました。
この事故により、坂上さん自身が前頭部と右肩を打ち軽いケガをしています。

インパルス 堤下敦

2008年、2010年、2017年に数々の交通事故などを起こしています。

2008年は事故ではなく、スピードオーバーによる道路交通法違反を起こしています。
制限速度50キロの一般道を時速80キロで走行したとして罰金刑となりました。

2010年は堤下さんが起こしたものではありませんが、一般男性が起こした玉突き事故に巻き込まれたものです。

2017年には2度の違反や事故を起こしており、どちらも薬の影響による事故となっています。

1度目は、反対車線側にはみ出し、道路の真ん中で停止していたところ、通報により駆け付けた警察官が意識がもうろうとした堤下さんを発見しました。
サウナを利用後、睡眠導入薬とアレルギー薬を飲んでしまい、薬の影響により途中から記憶がないと主張しました。
この件は、道路交通法違反の疑いで書類送検となり、不起訴となっています。

2度目は、1度目の事件から4か月後にゴミ収集車に衝突しました。
ゴミ収集車に乗っていた男性2人がむち打ちにあいました。
こちらも1度目同様に薬の影響により起こした事故だったため、道路交通法違反の罪で罰金の略式命令を受けました。
 

【まとめ】ひき逃げによる罪により復帰は難しい

今回は、ひき逃げや交通事故を起こしたタレントやひき逃げが減らない理由についてご紹介しました。

皆さん、責任から逃れるというより今後の仕事であったり、今バレてはいけない状況と判断し逃げていることが多いとされています。
また、事故というのは起こされた側もそうですが、起こした側もパニックになってしまうので逃げるという判断をしてしまう可能性もあります。
ですが、ひき逃げはただ罪を重くするだけなので今後気を付けていただきたいですね。