森友学園問題にて、世間の注目を浴びた佐川宣寿氏。
現在の仕事はなんなのか。
天下り先はどこなのか。
パワハラによる逮捕の可能性はあるのでしょうか。
佐川宣寿氏の、森友問題その後を見ていきます。
Contents
佐川宣寿の現在の仕事と天下り先
佐川宣寿氏の現在の仕事は何なのでしょう。
佐川宣寿氏については、大企業への天下りも噂されていますね。
天下り先はどこなのでしょうか。
現在の仕事
佐川宣寿氏は東京大学経済学部出身。
2016年、森友学園問題があった時には財務省理財局長。
2017年7月に国税庁長官に昇進し、2018年3月に辞職しています。
ここまでは、テレビ等マスメディアでの報道も多いので、皆さんご存じかと思います。
さて、氏のその後について見ていきましょう。
佐川宣寿氏は福島県いわき市出身。
そのため、佐川宣寿氏は「いわき応援大使」に就任しています。
「いわき応援大使」というのはいわき市のPRのために創設された制度です。
2020年1月現在、43名と1団体が所属しています。
タレントのつるの剛士氏や、スパリゾートハワイアンズ ダンシングチーム。
大企業の相談役や、弁護士、陶芸家。
様々な方面からいわき市をアピールしています。
さて、佐川宣寿氏はそのような「応援大使」の一員であったわけです。
森友学園問題が発覚してからは、
「あのような人物が応援大使にふさわしいのか」
との苦情も入ってました。
しかしながら、2020年3月現在、佐川宣寿氏の名前は名簿から消されていません。
苦情に対応する気がないのか、対応が遅いのか……
佐川宣寿氏が、悪い意味でのPRになってしまわないことを願います。
天下り先はどこ?
「いわき応援大使」は無報酬。
生きていくために、佐川宣寿氏はどこかしらで働いているはずです。
ネットでは天下りも噂されていましたが、具体的な天下り先はハッキリとしませんでした。
大企業に守られているのか、あまり注目を浴びないような子会社に回されたのか……
週刊誌も嗅ぎつけないあたり、よっぽど隠されているか、地味なところにいるのでしょう。
問題を起こしたとはいえ、元国税庁長官。
どこかしらに天下りしている可能性は高いと思います。
ほとぼりが冷めるまで、稼いだお金でホテル暮らし……なんて。
官僚の収入ならあり得る話かもしれませんね笑
それなら天下り先が見つからないのも納得です。
森友学園文章改ざん問題のその後、パワハラによる逮捕の可能性は
森友学園問題において、佐川宣寿氏によるパワハラも、問題視されていました。
パワハラによる逮捕の可能性はあるのでしょうか。
森友学園問題のその後を見ていきます。
赤木氏への文章改ざん【パワハラ疑惑】
財務省近畿財務局の上席財務管理官だった赤木氏。
2018年3月、54歳の若さで自ら命を絶ちました。
赤木氏の自殺の原因は、森友学園問題におけるパワハラともいわれています。
赤木氏の手記は、改ざんの告発として大きな話題を呼びました。
決裁文書の調書の差し替えは事実です。佐川局長の指示です。学園への厚遇と受け取られる箇所は修正するよう指示があったと聞きました。本省理財局幹部らが過剰に修正箇所を決め、近畿財務局で差し替えました。
修正作業の指示が複数回あり、私は相当抵抗しました。本省からの出向組の次長は「元の調書が書き過ぎているんだよ」と悪いこととも思わず、あっけらかんと差し替えました。これが財務官僚機構の実態です。修正回数は三、四回程度と認識しています。
抵抗したとはいえ、関わった者として責任をどう取るか、ずっと考えてきました。最も大切な家内を泣かせ、人生を破壊したのは本省理財局です。みんなに迷惑をお掛けしました。さようなら
引用:東京新聞
赤木氏は責任感の強い人物であり、文書の改ざんには強い抵抗感を覚えていたことと思います。
「自分の契約相手は国民だ」
との発言もあったようです。
記事の上からではありますが、ご冥福をお祈りいたします。
逮捕の可能性について
さて、ここまで大きな騒ぎになった森友学園問題。
この問題による佐川宣寿氏逮捕の可能性はあるのでしょうか。
結論から言うと、逮捕の可能性は低いと思います。
2019年に森友学園問題の特捜部の捜査は終結しており、これ以上検察が捜査を続けるとは考えにくいためです。
いくら検察といえども、証拠もなしに他人を訴えることはできません。
捜査した結果、十分な証拠を確保することができなかったのでしょう。
国が絡む問題なので、あんまり突っ込めなかったのかもしれませんが……
いずれにせよ、「捜査が続かない」のであれば「逮捕の可能性は低い」でしょう。
世論がうるさくなれば捜査が再開されるかも、という声もちらほら聞きますね。
ただ、世間の声があまりに大きすぎると、
「社会的制裁が十分なされた」
とみられる場合もあります。
騒ぎすぎるのも考え物ですね。
ネット上の反応を調査
ネット上の声はどうなのでしょうか。
まとめてみました。
佐川宣寿氏の逮捕を望む声は、ツイッター上でも多く見受けられます。
本日発売の『週刊文春』を入手。自殺した赤木俊夫さんは、修正や改竄についてきっちりファイルに整理していた。しかも、それを大阪地検に提出していたのに、握り潰されてしまったという。その背後には、当時法務省のトップだった黒川検事長の影がチラつく……。このまま放っておいていいのか? pic.twitter.com/sLPkTjXdrO— 鬼澤伊佐 (@sabasabi) March 26, 2020
佐川前局長を逮捕しろと言えば「真の悪は安倍三だ」といい、安倍三を逮捕しろと言えば「真の悪は米のハンドラーだ」という。面倒な話はいらん。目の前の佐川をとっ捕まえろ。後は将棋倒しだ。— 始祖 東京は廃都となるか (@gYniTN3SNRI31zd) March 19, 2020
「下っ端が責任を取らされる。俺は犯罪者や」
赤木俊夫さんの手記森友改竄事件
この言葉がすべて物語ってんじゃないですか
トカゲの尻尾切り
末端の人間
改竄させられた人間だけが責任を取らされる
上の人は逃げる
栄転をする
麻生大臣は、そのまま大臣を続けている」、、、 pic.twitter.com/F0HcWMF2Ng— 春なのに厄 (@xzjps) March 25, 2020
安倍さんの「改竄はあってはならない」には多くの人が激怒した。盗人猛々しいと。赤木俊夫氏の遺書は様々な事実を明らかにしたが、大元の麻生財務相は「新たな事実が判明したことはない。再調査を行う考えはない」と言い放った。ぬけぬけと。そこへコロナ禍だ。我々はまるで戦時下を生きているようだ。— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) March 20, 2020
安倍、麻生、佐川にものすごい腹が立つけど、赤木さんの遺書、手記を知っていて、関係者全員を不起訴にした検察に1番腹が立つ。検察がちゃんと仕事をしてれば安倍、麻生はとっくに総理、副総理を首になりお縄についてるはずだ。— 俵 才記 (@nogutiya) March 25, 2020
佐川宣寿氏だけでなく、安倍首相や麻生財務大臣を責める声もありましたね。
捜査の再開を願うばかりです。
【まとめ】佐川宣寿の現在の仕事と天下り先〜パワハラのその後と逮捕の可能性
佐川宣寿氏の現在の仕事は「いわき応援大使」
しかしながら、これは無報酬です。
風評被害を考えると、さっさと除名したほうがいいのではないかと思いますが……
収入を得るための天下り先は現状では判明していません。
ほとぼりが冷めるまで、何処かで大人しくしているのかもしれないですね。
佐川宣寿氏のその後には、これからも注目していきたいところです。
森友学園問題は、佐川宣寿氏の逮捕が実現しないまま、捜査が収束してしまいました。
世間では「佐川宣寿氏逮捕」の声も見受けられるだけに、捜査の再開を願うばかりです。