原宿ラフォーレで現在公開されている、キングジムのテプラをイメージした広告が、とある1人のデザイナーの作品と酷似していると、そのデザイナーが抗議していることで、炎上騒ぎとなっています。
そして、そのデザイナーとは一体誰なのか調べたところ、モデルをしている酒井いぶきさんであることが発しました。
この記事では、ラフォレー原宿の酷似広告と酒井いぶきさんの作品を比較しつつ、酒井いぶきさんの抗議の声や、ネットの反応も取り上げてみたいと思います。
Contents
ラフォーレの広告にパクリ疑惑!抗議したデザイナーとは誰?
早速結論から参りますと、「ラフォーレの酷似広告に対し抗議したデザイナーは誰か?」ですが、それは酒井いぶきさんです。
モデルやデザイナーとして活躍されている酒井いぶきさんですが、まだ顔を含めて一般的に広く認知されている訳ではありませんので、酒井いぶきさんのインスタから画像を拝借すると、
この投稿をInstagramで見る髪切っちゃった🌹
と、やはりモデルをされているからか美人であるとともに、デザイナーという特殊な才能があるためか、不思議な感じをまとってもいるような気もします。
酒井いぶきさんは、ラフォーレ原宿で展開されているキングジムのテプラ広告が、ご自身のデザイナー活動のパクリであるとして、以下のようなツイートをしています。
まあ一言言うと、ラフォーレとWieden Kennedyマジで許さねえよ。テプラ使うなって話じゃ全くなく、やっちゃいけない事ってあるよ笑。話し合いもがっつりしたけど、おおのしんごっていうアートディレクター、話にならない。
— 酒井いぶき (@sasasasakaiii) January 24, 2020
ツイッターの中にある、Wieden Kennedyとは、今回のラフォーレ原宿の広告代理店、Wieden+Kennedy Tokyo(ワイデンアンドケネディトウキョウ)とのことで、おおのしんごさんはそこのアートディレクターですね。
事前になんかしらの話し合いは行われたみたいですが、とにかくデザイナーの酒井いぶきさんが激怒していることが、ツイッターから見て取れますね。
ラフォーレ原宿の広告とデザイナー酒井いぶきさんの作品の類似点
この章では、実際に画像を確認しながら、ラフォーレ原宿の広告と、デザイナー酒井いぶきさんの作品の類似点を視覚的に比較します。
また、どの点について怒りの声を上げているのかについても、掘り下げてみたいと思います。
パクリ?ラフォーレ原宿で公開されている広告
デザイナー酒井いぶきの手がける作品画像
デザイナーの酒井いぶきさんが手がけるテプラアート、これはやはり、どこからどうみてもラフォーレ原宿の広告が同じといっても過言ではないのでしょうか。
もはや、テプラを使った時点で、このような結果は見えていたと思いますが・・・
酒井いぶきさんの怒りの声!Twitter投稿より
前述した通り、ラフォーレ原宿を担当した広告代理店と、そのアートディレクターである、おおのしんごさんに怒りの声をあらわにした酒井いぶきさん。
その後のツイートもいくつかみてみましょう。
私のファンが、いぶきちゃんが作ったのかな?とか、いぶきちゃんのパクリ?!って思ってくれるっていう状況は、私が長く続けてきたからできた状況だけど、私を知ってる人よりもラフォーレの利用者、ラフォーレに入らずとも原宿のあの交差点を通りインパクトのあるテプラを目にする人の方が多い。
— 酒井いぶき (@sasasasakaiii) January 24, 2020
それなのにWKという広告代理店は、私たちはアーティストにリスペクトがある企業だという笑。ねえだろそんなもん。てか去年の1月にWKでも私は展示を2日間しているし、ラフォーレでもポップアップを最近したばっか。怖いよね
— 酒井いぶき (@sasasasakaiii) January 24, 2020
それなのにWKという広告代理店は、私たちはアーティストにリスペクトがある企業だという笑。ねえだろそんなもん。てか去年の1月にWKでも私は展示を2日間しているし、ラフォーレでもポップアップを最近したばっか。怖いよね
— 酒井いぶき (@sasasasakaiii) January 24, 2020
要するに、ここまで大々的なパクっておきながら、酒井いぶきさんが本件に関わっていない、そこにデザイナーとしての屈辱を感じたということなのでしょうか。
ちなみに、おおのしんごさんのTwitterアカウント(@MerceDeath)は、現在非公開になってしまっているようです。
みんながあげてくれてるDAZED Koreaの物は確かに似てるんだけど、それだけじゃなく色々やってきたからな。。そしてあのアートワークも高校卒業した年に作った4年前の作品に私の顔がコラージュされたもので最近の物ではない。真似するならもっとかっこよくやったらいいのに私だと思われるのが心外
— 酒井いぶき (@sasasasakaiii) January 24, 2020
中途半端に物作るな。世に物出す覚悟のない人多すぎる。私は無理にひねり出さずとも物作れるけどそれは才能だから。そうじゃないなら責任もて、出したなら戦え、逃げる余地あるなら最初からやめとけ。うっぜまじ
— 酒井いぶき (@sasasasakaiii) January 24, 2020
また、パクるにしてもクオリティが低いと、その部分についても怒りをあらわにしていますね。
やはりデザイナーであり、自分がずっと手がけてきたものとしてのこだわりがあるのでしょう。
パクリ広告に対するネットの反応は?
では実際に、本件に関して、ネットではどのような反応を示しているのか、みてみましょう。
ここではTwitterから探ってみます。
ラフォーレ広告のビジュアルが酒井いぶきさんというアーティストのテプラ貼りまくるアートワークと酷使していた件。そのラフォーレ広告のアートディレクターが、酒井さんの作品を既知の上で、その表現を採用していたらしく。「え?知っててやったのかよ。パクリじゃん。」って思う。
— tksn (@takashishin) January 24, 2020
ラフォーレのテプラほんまにパクリかぁ?酒井いぶきさんの作品の方が重ね方とかフォントとかクオリティ高く感じるし、パクるなら良いとこ取りすると思うけど…まあ真相は作った人にしかわからんだろうけど
— ナナ (@thebe_io_europa) January 24, 2020
ラフォーレが狙っているヤングな客層からしたら酒井いぶきちゃんは有名だと思うし、よくそんな堂々とできたな…って思う、パクリかパクリじゃないかとかではなくアーティストに対するリスペクトが一切感じられなくて悲しいな!わたしはいぶきちゃんがとても好き
— シホ (@u_qsd) January 24, 2020
ラフォーレの件、パクリなのかイチ表現手法なのかは置いといて
ラフォーレとW+Kというクリエイティブ界の貴族みたいな立場の人達には、「若い衆、良きに計らえ」て感じで酒井いぶきさん本人に任せれば良かったのに…と思いますね。
おじさん達が綺麗に仕上げてパクリ騒動になったという事実がダサい— 快眠 (@kaimin_NO1) January 24, 2020
てか酒井いぶきちゃんのテプラの件まじで可哀想すぎる
完全にラフォーレの広告はパクリとしか思えない
割と前から隠れファンだったから、「今日あなたを知りました」系のアンチ最低だな滅びてほしい— ちひろ (@811104912new) January 24, 2020
以上のように、やはり酒井いぶきさんを擁護する意見とともに、ラフォーレの広告を担当した代理店とディレクターに非難が集中しています。
また、クオリティが低い再現故に、逆にパクリではないのでは?といった意見もありました。
ラフォーレ原宿の酷似広告に対するデザイナー酒井いぶきの怒りまとめ
以上、ラフォーレ原宿の類似広告に怒りをあらわにしたデザイナーは誰?ということで、デザイナーでありモデルの酒井いぶきの紹介、そしてラフォーレと酒井いぶきの作品の比較と、怒りのツイートを紹介しました。
よく見ると、細かいフォントやテプラの並べ方など、色々と異なる点はあります。
しかし、テプラというフォーマットを使っていること、また、それをすでに使っているデザイナーがいたのを承知で、ターゲット層のかぶる原宿でデカデカと広告を打ったこと。
それが確信犯であれば気分が悪いですし、テプラデザイナーの酒井いぶきさんを知らなかたっとしたらそれはそれで問題という、なんとも後味の悪い状況となっています。
デザイナーやアーティストへの配慮、リスペクトの欠如が今回の騒動をひき起こした原因と言えそうですね。
さぞかし、酒井いぶきは悔しかったのではないかと予想できます。
まだ正式なコメントは出されていませんので、おおのしんごさんのによる、ことの真相や声明を待ちたいと思います。