マヨハラという言葉をご存知でしょうか。
最近注目されているマヨハラとは?その意味について、事例をあげながら具体的に解説していきます。
そして、マヨハラ党の戸澤遥さんの紹介と、「分かる」「くだらない」といった世間の声も取り上げてみますので、チェックしてくださいね。
Contents
マヨハラとは?その意味を解説(事例を具体的に)
あなたはマヨネーズが好きでしょうか?
唐揚げや、ゆで卵。
色々な料理につけて万能な調味料、とても美味しいマヨネーズですが、中にはそんなマヨネーズが苦手な人も。
確かに、マヨネーズは添えられていることや、かけられていることが前提に近い形で提供されることが多いですが、よく考えたら苦手な人にとってはそれは苦痛かもしれません。
といった具合で、「マヨネーズはあって当たり前」「かけられているのが普通」「嫌いな人いないでしょ?」的な、今まで我々が心の中で無意識的に抱いているようなマヨ愛こそが、苦手な人にとってはマヨハラなんですね。
マヨハラとは?の意味ですが、「マヨ当たり前っしょ」が前提であるという風潮、そしてそれを共有してくることと言えると思います。
とはいえ、分かるようで分かりにくいかもしれませんので、具体歴で事例を見てみましょう!
事例① 付け合わせマヨ
唐揚げといった揚げ物を注文すると、割と高い打率でマヨネーズがついてきます。
ついてくるだけなら良いですが、例えばそれが唐揚げだったり、付け合わせのサラダについていた場合、マヨネーズが苦手な人は食べる事が出来ません。
これも、作り手の「揚げ物にはマヨっしょ?」という、無意識的なマヨハラが伺えます。
またサラダでも隣に添えてある程度なら分かりますが、全体的にかけられているとマヨネーズ嫌いには食べられません。
これは完全に、マヨネーズが食べられる前提の料理になってしまっていると言えるかもしれませんね。
事例② お好み焼き
唐揚げやサラダは、必ずしもマヨは必須ではありません。
ですが、お好み焼きやたこ焼きは(この時点で、私もマヨハラなのかも)、ソースとマヨネーズがかかった状態がデフォルトではないかとお考えではないでしょうか。
その考えは間違ってないと思いますが、これもマヨネーズ嫌いからするとマヨハラらしいです。(これには反論の余地があると思いますが)
マヨネーズは嫌いでも、たこ焼きやお好み焼きそのものが好きな人もいるみたいなので、かかっているという前提は、必ずしも前提ではないのですね。
なんか、書いててよくわからなくなってきましたが・・・笑
事例③ 隠れマヨ
隠れているのはミッキーだけではありません。
マヨネーズはアレルギーとかの問題ではないので表記の義務はなし。
なので、例えばコンビニの商品や居酒屋のメニューでも、食べて初めて出会うマヨもあるわけです。
巻き寿司とか直接的なものはもちろん、ハンバーグの隠し調味料に使うなど、その便利さゆえに、かなりの頻度で隠しマヨは現れるわけです。
それも、マヨ好きからしたら問題でもなんでもないかもしれませんが、マヨ嫌いからすると、「聞いてねえよ!」という気持ちになるかもしれません。
そう考えると、マヨってやっぱり優秀なんですね・・・笑
マヨハラ党の戸澤遥とは
みじかに潜むマヨハラ。
あなたも無意識的にマヨハラしてませんか??
そんなマヨハラの風潮を打破すべく立ち上がったのが、東京芸術大学に所属する戸澤遥さん。
大学の文化祭にて、マヨハラ党と掲げたポスターで注目を集めました。
戸澤遥さんは幼少期からマヨネーズが苦手だったらしく、先ほどの具体的事例のような苦い経験を、なんども味わってきたとか。
そこで、世間のマヨハラを打倒すべく、「ストップ・マヨハラ党」の看板を引っさげ、「取りマヨ」「分けマヨ」の徹底と、意識改革を目的としているみたいです。
課題(1)かかっているのが当然なため、よけられないこと
課題(2)食べてみて初めて使われていることに気づくこと
課題(3)広く使われているため、食べられないものが増えてしまうこと
課題(4)嫌いな人が多い食材と違い、深刻さが認識されにくいことの対策として、
対策(1)とりあえず料理にマヨネーズを入れるという「とりマヨ」の意識改革
対策(2)マヨネーズを使用したメニューに成分表示を徹底させる「分マヨ」の徹底
対策(3)好きで当たり前だという風潮を押しつけてくる「マヨハラ」の撲滅引用:そのマヨネーズ、必要?
といったような、我々マヨ好きは普段考えもしない事ですが、ハッとさせられることも。
では、このようなマヨハラと、それに対するストップマヨハラについて、世間ではどのような意見があるのかを、最後にみてみましょう。
マヨハラ党〜ネットの反応(くだらない?)
お好み焼きなど勝手にマヨネーズをかけて提供する「マヨハラ」に憤る人がいるらしいんだけど、前もって「マヨいりません」と断ればいいと思うし、なんていうか、客側の「俺様に配慮して当然感」がビンビンに伝わってきてどうにも共感できない。
— 深爪@新刊「立て板に泥水」発売中 (@fukazume_taro) January 21, 2020
はぁ、、、
今度はマヨハラですか
苦手ならハナっから避けていれば良いだけの事
苦手ならマヨネーズ不要と声掛けすれば良いだけの事
いまどきマクドナルドでも〇〇抜きとかしてくれるぜ?しかしなんで自分の皿以外の食べ物に介入するかなぁ
— かわぽん組@筋トレ好きな小道具屋 (@356overtake) January 20, 2020
既にマヨネーズをかけてあるお好み焼きや、サンドイッチに対してマヨネーズハラスメント!いるかいらないか聞け!マヨハラ!!とわーわー言う女性がテレビに出てた。そんな騒ぐなら食うなよwこういう感覚の人とは食事したくない。マヨネーズ以前の問題ww
おはようございまーーす。
— みち (@road925) January 21, 2020
今ニュースで「マヨハラ」って出てて思ったんやけど、なんでもかんでもハラスメント、って持っていくのどうなん?
コンビニのサンドイッチとか予め作ってあるものはしょうがないとして、たこ焼きとかお好み焼きなら「マヨネーズ抜きで」とか一言言えばいいんやないん?
続く— Nozh🔪🔪🔪🔪🔪 (@Nozh9f) January 21, 2020
といったように、やはり世の中にはマヨ好きが多いのか、それとも「ハラスメント」という言葉に敏感なのか、同意できないという人が多いように感じました。
中には「くだらね〜」や「なんでもかんでもハラスメントつけるな」と言った辛辣な意見も。
ですが、この状態こそ我々がマヨハラを無意識的に許容している証拠であるという、なんともメタ的な構造にも気付かされます笑
「マヨはあって当たり前だろ!!」
という意見も分かる。
お好み焼きやたこ焼きは、そりゃ前提だと筆者も思いますよ笑
ですが、全ての料理がマヨ前提でないのも事実。
であるならば、マヨハラに対する意識改革も、徐々に行われていく必要もあるのではと感じる次第ですが、あなたはどう思いますでしょうか笑