映画

ボヘミアンラプソディの意味は?歌詞は何を表しているのか徹底考察!

 

囁くような、でも力強い歌声から始まり「ママ、僕は人を殺したんだ」「ママを泣かせるつもりはなかったんだ」という歌詞から始まる名曲。

それがQUEENの「ボヘミアンラプソディ」です、フレディマーキュリーを描いた映画のタイトルにもなった名曲ですよね。

この歌の膨大な売上金はフレディマーキュリーの遺言で、エイズに関する募金に寄付されたのも有名な話です。

でもこの名前どっかで聞いたことが…そう!ジョジョファンにはおなじみ、洋楽タイトルを元にしたスタンドの名前でもあります。

そんな「ボヘミアンラプソディ」の意味や歌詞はどんなものなのか、一体誰のスタンドだっけ?までをご紹介していきましょう1

 

【スポンサーリンク】

Contents

ボヘミアンラプソディの意味や歌詞ってどんなもの?

まるでミュージカルでもあり、賛美歌にも聞こえるボヘミアンラプソディですが、実は人を殺してしまった人が主人公の歌なのです。

歌詞の内容を見ていくと、自分のしたことに後悔し、それでも折れない心と誇りに似た気持ちを持って曲の終わりに向かっていくのが分かります。

では細かくボヘミアンラプソディの意味や歌詞を考察していきましょう。

 

タイトルの意味は「自由人の狂想曲」

ボヘミアンラプソディという言葉を分解して翻訳すると「自由人の狂想曲」という直訳になります。

これだけ見ると気ままな1人の人間が狂っていくような様を描いているのか、と感じてしまうかもしれません。

しかしボヘミアンには、芸術家や作家などを含んだ「自由奔放な生活をする人」や、社会の決まりや在り方に捕らわれない人という意味もあります。

同じくラプソディ=狂想曲も決まった形式を使わず、その文化や心の在り方を表した楽曲を指しているんです。

そのため犯罪を起こして狂っていくというより、心や自身の存在、信仰などから解き放たれていくという見方もタイトルからできますよね。

 

歌詞の大体の流れは人を殺すところから始まる

まずは肝心の歌詞を引用で見ていきましょう!

「BOHEMIAN RHAPSODY」歌詞
歌:Queen

作詞:MERCURY FREDERICK

作曲:MERCURY FREDERICK

Is this the real life-
Is this just fantasy-
Caught in a landslide-
No escape from reality-
Open your eyes
Look up to the skies and see-
I’m just a poor boy, I need no sympathy-
Because I’m easy come, easy go,
A little high, little low,
Anyway the wind blows, doesn’t really matter to me, -to me-,

Mama, just killed a man,
Put a gun against his head,
Pulled my trigger, now he’s dead,
Mama, life had just begun,
But now I’ve gone and thrown it all away-
Mama, ooo,
Didn’t mean to make you cry-
If I’m not back again this time tomorrow-
Carry on, carry on,
As if nothing really matters-

Too late, my time has come,
Sends shivers down my spine-
Body’s aching all the time,
Goodby everybody-I’ve got to go-
Gotta leave you all behind and face the truth-
Mama, ooo-
I don’t want to die,
I sometimes wish
I’d never been born at all-

I see a little silhouette of a man,
Scaramouch, scaramouch will you do the Fandango-
Thunderbolt and lightning-
Very very frightening me-
Galileo, Galileo,
Galileo, Galileo,
Galileo figaro-Magnifico-
But I’m just a poor boy and nobody loves me-
He’s just a poor boy from a poor family-
Spare him his life from this monstrosity-
Easy come easy go will you let me go-
Bismillah! No-,
We will not let you go-let him go-
Bismillah! We will not let you go-let him go
Bismillah! We will not let you go-let him go
Will not let you go-let me go
Will not let you go-let me go
No, no, no, no, no, no, no-
Mama, mia, mama mia, mama mia let me go-
Beelzebub has a devil put aside for me, for me-for me-

So you think you can stone me
And spit in my eye-
So you think you can love me
And leave me to die-
Oh Baby-Can’t do this to me baby-
Just gotta get out-
Just gotta get right outta here-

Nothing really matters,
Anyone can see,
Nothing really matters-, nothing really matters to

Anyway the wind blows…

引用:j-lyric.net

これって幻想なのか?といった部分から始まり、自分は自由だから、同情や悲しんでもらうことはないと続いていく曲。

人を殺してしまったんだという告白から、この曲の本筋がスタートしていきます。

後悔と現実と向き合うことに葛藤をし、時に悪魔が自分を陥れた様な感覚に落ちていく主人公の葛藤が描かれていくのです。

しかし最後にはそんな自分の誇りまでを侮辱することができるのか、と責め、最後にはそんなことはどうでもいいのだ、と終わるのです。

 

自由であることと自由に生きること

曲の意味を考えることは「無駄」「無粋」という人がいます、もちろん、その作詞者の気持がすべてわかるというのはおこがましいことです。

しかし1975年この楽曲が発表されたのは、英国病の時期で社会的には非常に停滞し、意欲の低下やストライキが問題になっていた頃です。

考え方によっては、フレディー自身の同性愛に関する葛藤や、葛藤からの脱出とも取ることができますよね。

同時に社会の若い人々に向けた「開放の時」という自分が動いてできる世界についても目を向けることができる曲とも言えます。

ちょうど社会的に不安定な時期だからこそ、当時の同性愛に向けての偏見などから自分を脱却させる歌が共感を得たのかもしれません。

真相は本人が語らなかったため不明であり、あくまで憶測でしかありませんが…。

 

【スポンサーリンク】

ジョジョでの「ボヘミアンラプソディ」のスタンド主って誰だっけ?

話は変わって、日本の老舗漫画の1つである「ジョジョの奇妙な冒険」では、スタンド名やキャラクター名に洋楽アーティストの名前や楽曲名が使われていますよね。

例えば「エコーズ」「エンヤ」「ワムウ」などなど、もちろんQUEEN楽曲のボヘミアンラプソディもスタンド名になっていました!

登場したのは意外にも結構後の方のジョジョなんです。

 

「ボヘミアンラプソディ」の使用者は6部のウンガロ!

ウンガロは6部(スターオーシャン)に登場する、ディオの息子の1人です(5部主人公のジョルノの異母兄弟にあたる)。

生きる目的を見つけることができずに、他の人に希望を与えるフィクションのキャラクターたちを嫌い、人間としてどん底の人生を送っていました。

更にディオの血に導かれてフロリダに来るものの、事故って瀕死の重傷に…そこでプッチ神父から「天国に行く手伝いをしてくれたら幸せになるよ!」と言われ協力することに。

生きる目的とスタンド能力を手に入れるのですが、このスタンドが「ボヘミアンラプソディ」です。

 

 

フィクションに登場するキャラや絵画に書かれたモチーフなどを現実に実在化させるという能力ですが、キャラたち等は録画はできません残念!

現実化したキャラに心を惹かれてしまうと、そのキャラのストーリーに運命が持っていかれてしまうため最悪巻き込まれて死んでしまうことも。

最もハッピーエンドを迎えても「その後」は無いため、本人がもとに戻ることはありません。

 

QUEEN関係楽曲のスタンド主は4部の吉良吉影も

QUEENの楽曲では、4部の吉良吉影も「キラークイーン」「シアーハートアタック」「バイツァダスト」が登場しています。

またプッチ神父のスタンドが進化して「メイド・イン・ヘブン」という名前にもなっており、大きな存在に使われる名前となっているようです。

ウンガロの場合は能力が独り歩きしてしまった感は否めないのですが、元ネタに負けないほどの大きな能力となっていますよね。

吉良吉影は、岸辺露伴位に荒木飛呂彦先生もお気に入りのようで、とんでもない複数の能力と楽曲名、更にスピンオフ作品まで作られています。

 

スポンサーリンク

ボヘミアンラプソディとQUEEN

2021年、ボヘミアンラプソディは発売してから40年が経過しているのですが、なんと売上やストリーム相当数がレコード1000万枚を達成しました!

この記録は1000万枚分販売が達成された「ダイアモンド」として、アメリカレコード協会で認定された初めての英バンドになりました。

やはり映画の影響が非常に大きかったこともあり、一気に売り上げが伸びたこと、ストリームで音楽がより身近になったのが理由でしょうね。

ちなみに2011年に販売されたQUEENの全曲集が日本でのみ再販になるなど、フレディマーキュリーは親日家としても知られています。

 

スポンサーリンク

まとめ

ボヘミアンラプソディはQUEENの楽曲の中でも伝説となっている曲であり、また2018年公開された映画のタイトルとしても知名度が高い作品です。

歌詞の意味として様々な論議が挙げられていますが、本国の人に言わせると「意味を考えるのは無駄、無粋」だといいます。

考えるのではなく、感じろという意味ですね!フィーリングに任せて楽しむのが最も正しい聞き方なのかもしれません。

しかし考えてみると、やはり人間としての生まれ変わりや、自由な存在の在り方などを考えさせてくれる歌詞だな、とも思いますね。

5分という長くも短くもある1曲の中に様々なドラマが詰め込まれた、小さなミュージカル「ボヘミアンラプソディ」。

是非あなたの聞き方と解釈で聞いてみてくださいね!

 

関連記事

>>>フレディマーキュリー最後の姿(画像)晩年は足を切断していた…?

 

この記事が楽しい!参考になった!と思いましたら、下のボタンからシェアしていただけると幸いです!

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

▼ 人気エンタメ記事まとめ

▼ 閲覧数の多い人気記事

▼ よく読まれている美容情報

PAGE TOP