2018年12月からYouTubeで放送が開始された「令和の虎チャンネル」。これはかつての伝説的テレビ番組「マネーの虎」の令和版とされ、毎回志願者が自身のビジネスモデルをプレゼンし、それにたいして投資するかどうか、その時代の成功者(虎と呼ばれる)たちが決めるという趣旨のもの。
この記事では
「ALL達成者、志願者たちのその後は…辞退者続出⁉」
「5人のALL達成者たちのその後」
について詳細にまとめたものになります。今、令和の虎チャンネルはある事件が表沙汰になり大変な話題になっていますが、今回の記事ではALL達成した志願者の方にフォーカスをあてた記事になります。是非最後まで読んでみてくださいね!
Contents
ALL達成者たちのその後は…辞退者続出⁉
ALL達成とは、志願者が希望したお金を全額獲得できた方のことをそうチェンネル内では表現しています。ここで5人のALL達成者の方のその後を紹介しますね。果たして天国となったのか、あるいは地獄へと転落してしまったのか…。
①條隼人さん
志願者22人目として登場した條隼人さん。
既に焼き肉店を2店舗、FC店舗2店舗を運営している経営者でもあります。
「牛タン業界に風穴を開け仙台を代表するイノベーターになりたい」というビジネスモデルで投資額500万を希望し、見事獲得することが出来ました。
獲得したお金は牛タンの通信販売の為に使いたいとして、日本初の家庭用厚切り牛タンである「おウチでマジ牛タン」をオンラインで販売。これがヒットして志願者として初めはチャンネルに出演したのに、その後お金を出す側の虎にまでのしあがった人物です。
條隼人さんが志願者の中でもその後成功したとされる一人ともいえます。
しかし、残念なことに2022年1月24日に破産が報じられ、その理由は新型コロナウイルスの影響とされていますが、今、令和の虎で問題視されている「賭け賭博に関与していたのでは?」などと物議を醸しだしています。
②渡辺淳夫さん
62番目の志願者として登場した渡辺淳夫さん。
社内ベンチャーと投資目的で500万円を希望。
ビジネスモデルは「ワーキングメモリで世界の子供たちのIQを高め、ADHDや発達障害の子供たちを救いたい」とのこと。
知能や脳について独学で約18年もの間、研究していたという渡辺淳夫さんは、自身が開く塾を全国展開したいと話していました。また社内ベンチャーを希望したのは、自身が得意とする研究にだけ集中したいとのこと。そして見事条件付きALLという形で林社長と安藤社長から希望金額500万円を獲得することが出来ました。
その後安藤社長とセッションしながら事業計画を進めていたようですが、新型コロナウイルスの影響でなかなか安藤社長とコンタクトをとることが難しくなり、双方の話し合いの結果、NOTHINGという形に。
※NOTHINGとは、令和の虎で使われている用語で、投資が白紙になるということを意味します。
③中村昭さん
65人目の志願者として登場した中村昭さん。
投資額はなんと1000万。登場時、背中に羽のようなモニュメントをつけた独特のファッションで登場し、虎たちを驚かせました。
さらに中村昭さんの提唱する「あげまん理論」という独自の考え方に初めは困惑気味だった虎たちも徐々に引き込まれていきます。
ビジネスモデルは「あげまん理論で世界中に幸せで優秀な女性を増やしたい」とのこと。平たくいうと、女性のティーチングをして支援するといった方がいいでしょうか。
そして中村昭さんのいうあげまんの条件とは
・自己肯定感が高い
・受け取る力が高い
とのこと。そして最後の決断の時には見事ALL達成。1000万円をトモハッピーこと斉藤、他社長から獲得します。
後日談として令和の虎チャンネルでも紹介されていましたが、1000万円を獲得したものの、その後辞退したいと連絡がはいったんだとか。しかし、一転しやはり投資してほしいと再度トモハッピーさんに個別で連絡が入り、500万円の投資が決まったとのこと。このお金を元に今も事情が進んでいる様子。
④鈴木道雄さん
90人目の志願者として登場した鈴木道雄さん。この放送回は、レジェンドと称される虎たちが集まり投資するか決めるいわゆるレジェンド虎2回目の放送回でした。
鈴木道雄さんのビジネスモデルは「聴覚障害者がより良い生活をしていけるための社会の懸け橋になりたい」と投資額250万円を希望。手話を使って聴覚障害者向けの動画制作を行う為に必要とのことでした。そして見事各虎から合計250万円を獲得。
その後、岩井社長曰く、極度の心配性だったという鈴木道雄さんは、後日「辞退させてほしい」と連絡があったとのこと。
⑤田中順子さんと淵史織さん
この記事で最後に紹介するのは91人目の志願者として登場した田中順子さんと淵史織さん。
ビジネスモデルは「日本伝統芸能が現代に生きるエンターテインメントに!日本文化というコンテンツで経済を回せるようにしたい」とのこと。融資と投資希望で200万円を希望。
二人ともまだ20代という若さ。同年代をターゲットに日本舞踊を動画で発信したり、イベントを開催したりと主にコンサルティング業を行いたいとのことでした。日本舞踊を招きたいときに「どこに声をかけたらいいのかわからない」、そういう時に声をかけてもらいたい場所になりたいと熱弁。ゆくゆくは海外へも視野を広げたいとの希望もあり、戸村社長とトモハッピーこと斉藤社長から200万円を獲得。
その後、令和の虎チャンネルのロケで株式会社UZUMEを設立開業したことが配信され順調にみえたものの、投資してくれた社長たちとの話し合いの結果、円満という形でALL達成を辞退されました。
ALL達成者のその後は「令和の虎 外伝」で視聴することが出来る
今回の記事では5人のALL達成者の方を紹介しました。この他にも「令和の虎チャンネル」の姉妹チャンネルである「令和の虎 外伝」では、今回紹介しきれなかったALL達成者の方のその後が紹介されていたり、チャンネルの裏話などをみることができます。
まとめ
以上が
「令和の虎、志願者のその後は?」
「ALL達成者5人を紹介!辞退する人が続出!?」
についてまとめたものになります。
その後をたどっていくと、意外にも投資を辞退される方が多いことがわかり驚きました。中には、成功を収めていたり、その資金を元に今も奮闘中の方も多いと思いますが、まずは志願者として番組に出演されるその勇気がすごいと思いました。その後、やはり大金をいざ手に入れるとおじけついてしまう方もいるのかもしれませんね。
余談にはなりますが、今、令和の虎チャンネルは、虎同士の賭け賭博が暴露され配信が停止されています。参加していた虎の中にはチャンネル当初から出演していた虎の方もいてショックの人も多いのでは。
それだけお金を持つということはいろいろな誘惑があったり…天国にも行ければ地獄にも落ちる、そんな恐ろしいものなんだなと個人的には思いました。
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